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端末を処分する前に慌てず初期化 第4回

回復ディスクを作成を忘れずに!

Windows 10マシンに買い換える前に、PCを初期化するテク

2015年06月03日 09時00分更新

文● 外村克也(タトラエディット) 編集●飯島恵里子/ASCII.jp

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Windowsを初期化する

 回復ドライブが作成できたら、いよいよWindowsの初期化を始める。以後は、リカバリーメディアが同梱されている場合と操作は同じだ。USBメディアやリカバリーDVDをPCにセットして、「PC設定の変更」から初期化作業を進めよう。

設定チャームを開き、「PC設定の変更」をクリック。

「PC設定」画面が開いたら、「保守と管理」をクリック。

「回復」をクリックして「PCの起動をカスタマイズする」欄の「今すぐ再起動する」をクリック。

注意ポイント!

 工場出荷状態でWindows 8.1がインストールされているPCの場合、回復領域からWindowsを初期化できる。この場合は「すべてを削除してWindowsを再インストールする」の「開始する」をクリックするといい。

PCが再起動し、メニューが表示される。「デバイスの使用」をクリック。

「EFI USB Device」(または、リカバリーメディアの名前が表示される)をクリックすると、再起動したあとに回復処理が始まる。

 あとは自動で初期化が行われ、工場出荷状態に戻る。USBメモリから初期化を行った場合、回復領域もドライブ内に復元されるが、念のためすぐに消さず、売却が完了するまでは保管しておくこと。もし、本体の回復領域から初期化が行えない場合、買い取りができなくなることがあるからだ。

 以上で、購入直後の状態に戻ったはずだ。WindowsはスマホやMacと違い、初期状態に戻すのに手間がかかる。一歩間違えば、全領域を消してしまって回復ができなくなることも。そうした場合はメーカーに依頼してリカバリーメディアを送付してもらうなどの作業が必要になるため、そのため、ひとつずつ確実しながら操作するよう心がけよう。

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