このページの本文へ

ズバッと解決! Windows 10探偵団 第308回

紙に書くようになめらか

最大4096段階の筆圧感知「新Surface Pen」は買って損はないデバイス!

2017年08月27日 14時00分更新

文● 柳谷智宣 イラスト●てりィS Factory 編集●E島/ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 Windows 10の最新情報を常にウォッチしている探偵・ヤナギヤが、Windows 10にまつわるギモンに答える本連載。

 基本技から裏技・神技、最新ビルドのInsider Previewの情報まで、ドド~ンと紹介します。

新しいSurface Pen

調査依頼
新Surface Penってどう?

 Surface Proは6月に発売されたのだが、新しいSurface Penは間に合わなかったので予約しておいたところ、8月15日の発売日に届いた。早速レポートを報告しよう。

 新しいSurface Penのウリは、筆圧感知性能の大幅な向上だ。従来と同様、「N-trig」方式を採用しており、1034段階から最大4096段階の筆圧感知ができるのだ。もちろん、傾き検知も可能で、その精度も向上している。

Bluetoothでペアリングする

 対応機種は、Surface Studio、Surface Laptop、Surface Book、Surface Pro/Pro 4/Pro 3、Surface 3だが、もちろん筆圧感知や傾き検知の性能をフルに引き出せるのは、新しいSurface Proのみだ。

マグネットで本体にくっつけられる

 本体サイズは高さ146.1×径9.7mmで、重量は20g。ボタンは本体のバレルボタンと先端の消しゴムを搭載。接続はBluetooth 4.0で、カラバリはキーボードなどのアクセサリーとマッチするプラチナ、ブラック、バーガンディ、コバルト ブルーの4色から選べる。

「Zen Brush 2」でテスト。なめらかに書き込める

ペンじりのボタンは消しゴムになっている

 接続方法は、従来通りのSurface Penと同じ。さくっと認識したので、和筆ドローアプリ「Zen Brush 2」で試してみることに。追従性が高く、ペンを早く動かしてもしっかりと付いてくるのが○。これは明らかに、従来のSurface Penよりも快適だ。レイテンシーが21ミリ秒というのも納得。ペンを傾けると、ペン先のフレームが表示され、太さを感覚的に変えられるのもすごい。この快適さは、あえて手書きしたくなるレベルだ。

 価格は1万2744円と安くはないが、その分Surface Pro本体の価格が安くなっている。新しいSurface Proユーザーなら、買っておいて損はないデバイスだ。

これでズバッと解決!

 最大4096段階の筆圧感知ができ、傾き検知も可能。新しいSurface Proであれば、紙のように自由に書き込める。価格は1万2744円。


 Windows 10探偵団は毎週、月・水・日に更新します。お楽しみに!


訂正とお詫び:初出時、価格に誤りがございましたので、訂正いたしました。(2017年8月29日)

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン