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ズバッと解決! Windows 10探偵団 第145回

20年ぶりに標準ブラウザが変更

Windows 10のどこが変わった? 標準ブラウザがEdgeに!

2016年08月03日 09時00分更新

文● 柳谷智宣 イラスト●てりィS Factory 編集●E島/ASCII

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 Windows 10の最新情報を常にウォッチしている探偵・ヤナギヤが、Windows 10にまつわるギモンに答える本連載。

 基本技から裏技・神技、最新ビルドのInsider Previewの情報まで、ドド~ンと紹介します。

スタートメニューやタスクバーの「e」アイコンは「Edge」になっている

監視報告
Windows 10どこが変わった? 標準ブラウザがEdgeに!

 Windowsはこの20年、標準ブラウザにInternet Explorerを搭載してきた。IE1からIE11まで進化してきたが、Windows 10で大きな変化が起きた。20年ぶりに標準ブラウザが変更されたのだ。新しいブラウザは「Edge」(エッジ)。マイクロソフトがイチから設計した最新のブラウザだ。

Edgeの起動画面。見た目は普通のブラウザだ

 強固なセキュリティを備え、PCだけでなくスマホやタブレットでも同じようにウェブページを表示できるのが特徴。レンダリングエンジンはTridentだが、固有の機能をばっさり削り、ChromeやFirefox、Safariとの相互運用性を高めるため、4000ヵ所以上に手を入れている。

ウェブページにフリーハンドで書き込み、その画像を保存・共有できる

 Edgeは動作が軽く、ウェブページの表示も速いのがウリ。タブレットモードにしてもUIが大きめでわかりやすく操作しやすい。スマホ版のEdgeも同様だ。新機能としては、ウェブページを表示している画面に手書きメモを描いて、OneNoteなどに保存する機能などがある。

拡張機能はWindowsストアからダウンロードできるが、まだ本格稼働はしていない

 気になる拡張機能は、現在急ピッチで開発が進められている。最新のInsider PreviewではWindowsストアから拡張機能をダウンロードできるようになっているが、まだテスト段階で13種類しか用意されていない。なる早の充実を期待したいところだ。

 一般ユーザーが使うなら問題ないが、拡張機能をたくさん入れて思いっきりカスタマイズしたいユーザーには不満かもしれない。また、ウェブサイトによってはEdgeを対象外としているところもある。Windows 10もまだ普及しきっていないので、現在の所はChromeやVivaldi、Firefox、Safariなどを使ってもいいだろう。

IE11を利用したい場合は、Cortanaで「IE」と検索すればいい

 ちなみに、Windows 10にもIE11が搭載されている。ウェブサイトによってはIEでしか動作確認をしておらず、Edgeをサポートしていないためだ。Cortanaで「IE」と検索すればいい。


これでズバッと解決!

 標準ブラウザはInternet ExplorerからEdgeに変わった。性能は大幅にアップしたものの、拡張機能に関してはこれからというところ


 Windows 10探偵団は毎週、月・水の午前9:00、日曜日の12:00に更新します。お楽しみに!


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