Microsoft Edgeは利用できない
Windows 10でe-Taxを利用するにはどうすればいい?
2016年01月24日 12時00分更新
Windows 10の最新情報を常にウォッチしている探偵・ヤナギヤが、Windows 10にまつわるギモンに答える本連載。
基本技から裏技・神技、最新ビルドのInsider Previewの情報まで、ドド~ンと紹介します。
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Windows 10でe-Taxを利用するにはどうすればいい?
確定申告をネットで済ませられる「e-Tax」は筆者のような個人事業主には必須のサービス。2015年7月末の段階では、Windows 10はe-Taxの推奨環境対象外で、動作検証を進めているとのことだった。それなのに年内には何の発表もなく、Windows 7/8.1端末を利用しようと思っていたところ、なんと年が明けた1月4日に正式対応を発表した。
Windows 10では、Internet Explorer 11を利用する。Edgeに対応しないのが、いかにもお役所仕事だ。また、PDFも扱うので、Adobe Reader XIもインストールしておくこと。
Windows 10の64ビット版を使っている人は注意が必要。e-Taxでは住民基本台帳カードのICチップを読み込むために、ICカードリーダライタを利用するが、このICカードリーダライタが64ビットに対応していなければいけないのだ。対応している場合でも、IE11は32ビットモードで起動する必要がある。インターネットオプションから「拡張保護モードで64ビットプロセッサを有効にする」と「拡張保護モードを有効にする」をオフにしよう。
これでズバッと解決!
1月4日にWindows 10が対応OSに追加された。64ビット版を使っている場合は、ICカードリーダライタを購入する際に64ビットOSに対応していることを確認しよう
Windows 10探偵団は毎週、月・水の午前9:00、日曜日の12:00に更新します。お楽しみに!

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