PCライクに操作することができる
Windows 10 MobileをPCとして使えるスマホがある?
2016年02月14日 12時00分更新
Windows 10の最新情報を常にウォッチしている探偵・ヤナギヤが、Windows 10にまつわるギモンに答える本連載。
基本技から裏技・神技、最新ビルドのInsider Previewの情報まで、ドド~ンと紹介します。
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Windows 10 MobileをPCとして使えるスマホがある?
Winodws 10 Mobileの目玉機能のひとつ「Continuum(コンティニュアム)」に対応するスマホのことだと思われる。「Continuum」は、テレビやプロジェクタ、ディスプレイなどにWindows 10 Mobileから映像を出力し、デスクトップOSのように利用できる仕組み。
たとえば、出張先の取引先やホテルで、ディスプレイにドックをつなげてスマホをPCのように使える。メールの送受信やオフィス文書の閲覧・編集などを、大画面&キーボード・マウスで行えるのだ。重いノートPCを持ち歩く必要がなくなるメリットは大きい。「Continuum」を利用している時でも、スマホはそのまま利用できるので、着信を逃したりすることもない。
「Continuum」を使うために必要なスマホのスペックはプロセッサがQualcomm MS8952/MS8992/MS8994、RAMが2GB、720pのディスプレイ、16GB以上のストレージ、Bluetooth 4.0、Wi-Fiは802.11nのデュアルバンドとなる。
国内で対応する予定なのは、「NuAns NEO」(トリニティ)、「VAIO Phone Biz」(VAIO)、「Liquid Jade Primo」(Acer)など。国内では発売されていないが、「Lumia 950/950L」(Microsoft)も対応している。実機が手に入り次第、実際の使い勝手などを追加報告する予定だ。
利用できるディスプレイアダプタとしては、Microsoftの「Display Dock」やActiontec社の「ScreenBeam Mini2 Continuum」などがある。
これでズバッと解決!
Winodws 10 Mobileの「Continuum」に対応するスマホなら、ディスプレイアダプタを利用することでPCライクに操作することができる
Windows 10探偵団は毎週、月・水の午前9:00、日曜日の12:00に更新します。お楽しみに!

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