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科学技術振興機構の広報誌「JSTnews」

科学技術振興機構の広報誌「JSTnews」

JSTnewsは、科学技術の面白さと魅力を伝えることを通じて社会課題の解決に向けたJSTの取り組みを広く一般の方に伝え、科学技術への関心を高めていただくことを目的とした広報誌です。

2026年04月15日 12時00分更新

文● 科学技術振興機構ほか

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  • コンクリート製のインフラの維持管理に役立つ、高性能の超音波検査技術を開発

    2026年04月15日 12時00分

    TECH

    【JSTnews4月号掲載】NEWS&TOPICS 創発的研究支援事業 研究課題「最先端超音波を駆使した3D欠陥可視化技術創成」

    第88回  コンクリート製のインフラの維持管理に役立つ、高性能の超音波検査技術を開発

    東北大学大学院工学研究科の小原良和教授らの研究チームは、「周波数自動可変型PLUS」技術を開発し、コンクリート内部の欠陥を高分解能かつ3次元で可視化することに成功しました。

  • マメ科植物と細菌の共生関係のカギとなるたんぱく質領域を発見

    2026年04月14日 12時00分

    TECH

    【JSTnews4月号掲載】NEWS&TOPICS 戦略的創造研究推進事業 ALCA-Next 技術領域「グリーンバイオテクノロジー」/研究課題「変動環境適応型の共生窒素固定作物の開発」

    第87回  マメ科植物と細菌の共生関係のカギとなるたんぱく質領域を発見

    マメ科植物の窒素固定を担うたんぱく質NINに、DNA結合を安定化する短い配列「FR」が存在することが判明。これにより多様な遺伝子を同時制御でき、根粒共生の成立に寄与する仕組みと進化的起源が明らかになった。

  • 妊娠高血圧腎症の治療につながるメカニズムを発見

    2026年04月13日 12時00分

    TECH

    【JSTnews4月号掲載】NEWS&TOPICS 創発的研究支援事業 研究課題「がん細胞外小胞の臨床応用へ向けた基盤技術開発研究」

    第86回  妊娠高血圧腎症の治療につながるメカニズムを発見

    名古屋大学医学部附属病院の横井暁講師らの研究チームは、妊娠34週未満に発症する早発型妊娠高血圧腎症(Eo-PE)の治療につながるメカニズムを発見しました。

  • 自分の興味を追求し、社会貢献も可能に。これまでの道のりとこれからの課題

    2026年04月10日 12時00分

    TECH

    【JSTnews4月号掲載】特別企画  第7回 輝く女性研究者賞(ジュンアシダ賞) 受賞者対談

    第85回  自分の興味を追求し、社会貢献も可能に。これまでの道のりとこれからの課題

    2025年に開催された第7回「輝く女性研究者賞(ジュンアシダ賞)」の受賞者である、九州大学の中野知香助教と東京科学大学の原祥子講師(キャリアアップ)に、女性研究者としてお互いの立場や課題についてお話しいただいた。

  • 合成ゴムが及ばない天然ゴムの高性能のメカニズムを、現象発見から100年後に解明

    2026年04月09日 12時00分

    TECH

    【JSTnews4月号掲載】特集2

    第84回  合成ゴムが及ばない天然ゴムの高性能のメカニズムを、現象発見から100年後に解明

    京都大学大学院工学研究科の浦山健治教授は、天然ゴムを構成する鎖状高分子の末端の官能基が形成する集合体が「自己補強効果」を促進することを解明。この特徴を応用した材料設計の指針を打ち出すことで、より耐久性や耐熱性に優れた合成ゴム製品の開発を目指している。

  • 糖尿病超早期を採血なしで検出、予防へ! 代謝や臓器のつながりに着目した予防法開発

    2026年04月08日 12時00分

    TECH

    【JSTnews4月号掲載】特集1

    第83回  糖尿病超早期を採血なしで検出、予防へ! 代謝や臓器のつながりに着目した予防法開発

    東北大学大学院医学系研究科の片桐秀樹教授は、脳や神経を介した「臓器間ネットワーク」に注目して糖尿病の克服を目指すプロジェクトを総括。採血検査をしなくても糖尿病を超早期で検出し、その発症を未然に防げる社会の実現に向けて歩み続けている。

  • 「透明」なカーボンナノチューブで目視と透視が同時にできるゴーグルを開発

    2026年03月18日 12時00分

    TECH

    【JSTnews3月号掲載】さきがける科学人/戦略的創造研究推進事業ACT-X「検査員視覚と調和する透明光熱電撮像ゴーグルの創製」

    第82回  「透明」なカーボンナノチューブで目視と透視が同時にできるゴーグルを開発

    人の目には見えない赤外線やテラヘルツ波を捉えられるカーボンナノチューブ(CNT)という素材を使って、物の内部を「透視」して撮像できるセンサーを開発している中央大学 理工学部電気電子情報通信工学科の李 恒助教にインタビュー。

  • ぜんそくなどの慢性炎症を引き起こす原因となるたんぱく質を特定

    2026年03月17日 12時00分

    TECH

    【JSTnews3月号掲載】NEWS&TOPICS 創発的研究支援事業/研究課題「肺における組織炎症記憶の4次元制御機構の統合的解明」

    第81回  ぜんそくなどの慢性炎症を引き起こす原因となるたんぱく質を特定

    千葉大学大学院医学研究院の平原潔教授らの研究グループは、免疫細胞の一種である「組織常在性記憶CD4⁺T細胞(CD4⁺TRM細胞)」が、病原性微生物による感染後の肺や腸などの組織に長期間とどまるメカニズムを解明。

  • バイオものづくりにつながる、合成困難なアミノ酸配列パターンを細菌に発見

    2026年03月16日 12時00分

    TECH

    【JSTnews3月号掲載】NEWS&TOPICS 戦略的創造研究推進事業さきがけ/研究領域「時空間マルチスケール計測に基づく生物の復元あるいは多様化を実現する機構の解明」 研究課題「『不都合な配列』解析で切り拓く翻訳制御と生命力の理解」

    第80回  バイオものづくりにつながる、合成困難なアミノ酸配列パターンを細菌に発見

    国立遺伝学研究所の藤原圭吾特命助教と京都産業大学の千葉志信教授らの研究グループは、細菌が共通に持つ難翻訳配列のパターンを見つけ、さらに難翻訳配列を積極的に利用して働く特異なたんぱく質群があることを明らかにしました。

  • 水電解における塩素発生の抑制につながる新発見

    2026年03月13日 12時00分

    TECH

    【JSTnews3月号掲載】NEWS&TOPICS 革新的GX技術創出事業(GteX)/研究領域「水素」 研究課題「グリーン水素製造用革新的水電解システムの開発」

    第79回  水電解における塩素発生の抑制につながる新発見

    理化学研究所環境資源科学研究センターの中村龍平チームディレクターらの研究グループは、電解液に添加するアルカリ金属イオンの種類を変えると、塩素ガスの最大発生速度が大きく異なることを発見。

  • 情報通信科学分野の革新的技術の創出を見据え、JSTと情報通信研究機構(NICT)が業務連携

    2026年03月12日 12時00分

    TECH

    【JSTnews3月号掲載】NEWS&TOPICS 開催報告/戦略的創造研究推進事業 情報通信科学・イノベーション基盤創出(CRONOS)

    第78回  情報通信科学分野の革新的技術の創出を見据え、JSTと情報通信研究機構(NICT)が業務連携

    JSTとNICTは1月27日に「NICT総合テストベッドと戦略的創造研究推進事業CRONOSの業務連携・協力に関する協定書」を取り交わしました。この連携により、CRONOS研究者がNICTのテストベッドを円滑に活用できる体制が構築されます。

  • 農業用ハウスの屋根に載せられる有機太陽電池~農作物育成と発電が両立可能に

    2026年03月11日 12時00分

    TECH

    【JSTnews3月号掲載】イノベ見て歩き/大学発新産業創出基金事業 可能性検証(起業挑戦)「農業用途の緑色光波長選択型有機太陽電池モジュールに向けてロールツーロールに適した有機半導体材料の開発」

    第77回  農業用ハウスの屋根に載せられる有機太陽電池~農作物育成と発電が両立可能に

    社会実装につながる研究開発現場を紹介する「イノベ見て歩き」。第28回は、農業用ハウスに設置するシート状の有機太陽電池の開発に取り組んでいる大阪大学産業科学研究所の家裕隆教授を訪ねた。光合成への寄与が少ない緑色光のみを吸収する波長選択型で環境にも優しく、農業と発電を両立する「ソーラーマッチング」を目指す。複数の企業と連携し、全国各地の農地で検証が進んでいる。

  • 昆虫の「求愛歌」の仕組みを解明し、ハエや蚊の繁殖を抑える技術へ

    2026年03月10日 12時00分

    TECH

    【JSTnews3月号掲載】特集2

    第76回  昆虫の「求愛歌」の仕組みを解明し、ハエや蚊の繁殖を抑える技術へ

    声や音は単なる空気の振動に過ぎないが、なぜ私たちはこれらを理解できるのだろうか。その謎に迫るため、ハエや蚊の脳の仕組みを研究しているのが名古屋大学大学院理学研究科の上川内あづさ教授だ。音を使った求愛コミュニケーションである「求愛歌」に注目し、神経回路や分子レベルでの解明に取り組んでいる。求愛行動に関わる蚊の聴覚に干渉できれば、蚊の繁殖を抑制して感染症対策にも応用できる可能性がある。

  • 情報学・神経生理学・社会心理学の学際的研究で、AI によるおすすめの信頼性を向上!

    2026年03月09日 12時00分

    TECH

    【JSTnews3月号掲載】特集1

    第75回  情報学・神経生理学・社会心理学の学際的研究で、AI によるおすすめの信頼性を向上!

    AIによる推薦、いわゆる「おすすめ」が生活に浸透する一方で、その信頼性には問題が残されている。産業技術総合研究所の後藤真孝上級首席研究員らは、情報学・神経生理学・社会心理学を融合した学際的研究で、音楽の「おすすめ」の信頼性を向上し、ユーザーが自分の好みに基づき探索できるシステムを開発。実際に運用されている音楽鑑賞サービスに推薦の挙動を可視化した仕組みを実装するなど、数多くの成果を上げている。

  • 白亜紀から続くロマンに惹かれて挑む、浮遊性有孔虫の研究

    2026年02月18日 12時00分

    TECH

    【JSTnews2月号掲載】さきがける科学人/創発的研究支援事業 「海洋の光共生が織りなす異生物間ネットワークの解明」

    第74回  白亜紀から続くロマンに惹かれて挑む、浮遊性有孔虫の研究

    白亜紀の地層からも見つかる海を漂う単細胞生物「浮遊性有孔虫」でみられる光合成をする微細藻類を細胞内に共生させる「光共生」に注目し、光共生の進化史や制御遺伝子を研究する東京大学 大気海洋研究所 高木悠花准教授のインタビュー。

  • 出芽酵母を用いて環状DNA発生の仕組みを明らかに

    2026年02月17日 12時00分

    TECH

    【JSTnews2月号掲載】NEWS&TOPICS 創発的研究支援事業/研究課題「染色体外環状DNAの包括的理解とその応用」 戦略的創造研究推進事業CREST/研究課題「遺伝子増幅装置と染色体ベクターの構築」

    第73回  出芽酵母を用いて環状DNA発生の仕組みを明らかに

    私たちの遺伝情報は染色体DNA上に記録されていますが、がん細胞では染色体の一部が切り出されて環状化したDNAが蓄積しています。この環状DNAはがん化を促進する遺伝子を含み、がんの発症や進展、抗がん剤の効果が低下する薬剤耐性に関与します。しかし、環状DNAがどのようにして生成するのかは長年わかっていませんでした。

  • 病原細菌が植物の葉の気孔を開いて侵入する仕組みを発見

    2026年02月16日 12時00分

    TECH

    【JSTnews2月号掲載】NEWS&TOPICS 革新的GX技術創出事業(GteX)/研究領域「バイオものづくり」 研究課題「GXを駆動する微生物・植物『相互作用育種』の基盤構築」

    第72回  病原細菌が植物の葉の気孔を開いて侵入する仕組みを発見

    植物の葉の表面に存在する気孔は、光合成に必要なガス交換を担う重要な器官であると同時に、細菌の侵入口にもなります。植物は気孔を閉じることで細菌の侵入を防ぎますが、病原細菌は閉じた気孔を再び開かせることが知られています。しかし、その仕組みの詳細は不明でした。

  • 原子分解能電子顕微鏡法で、結晶粒境界における添加元素の拡散状況を観察

    2026年02月13日 12時00分

    TECH

    【JSTnews2月号掲載】NEWS&TOPICS 戦略的創造研究推進事業さきがけ 研究課題「電子線照射を活用した原子分解能その場観察法の開発と材料研究への応用」 戦略的創造研究推進事業ERATO 柴田超原子分解能電子顕微鏡プロジェクトスラ量子物性の解明」

    第71回  原子分解能電子顕微鏡法で、結晶粒境界における添加元素の拡散状況を観察

    材料開発では、融点より低い温度で加熱して焼き固める焼結という処理を通じて、さまざまな元素を添加することで反応を促進し、微細構造を制御します。セラミックスは原子配列の向きがそれぞれ異なる領域である「結晶粒」が多数集まった構造をしており、添加した元素は焼結の進行に伴って、結晶粒の境界面に沿って拡散することがわかっています。しかし、境界の中のどの原子位置を通って拡散するのかについては、これまで明らかになっていませんでした。

  • 有機フッ素化合物を分解する新たな技術を開発

    2026年02月12日 12時00分

    TECH

    【JSTnews2月号掲載】NEWS&TOPICS 戦略的創造研究推進事業さきがけ/研究領域「持続可能な材料設計に向けた確実な結合とやさしい分解」 研究課題「強固な結合をやさしく光分解する複合ナノ材料の創出」

    第70回  有機フッ素化合物を分解する新たな技術を開発

    炭素-フッ素結合(C-F結合)を多数含み、極めて高い安定性を示す有機フッ素化合物(PFAS)は、幅広い産業分野で利用されてきました。しかし、環境中で分解されにくく、環境残留や生体蓄積を引き起こすことから、世界的に規制や管理が強化されています。従来のPFAS分解法は、高温処理や強力な酸化剤、深紫外光といった過酷な条件を必要とすることから、新たな分解技術の開発が急務となっています。

  • 小中高生の可能性を広げる「次世代科学技術チャレンジプログラム」

    2026年02月11日 12時00分

    TECH

    【JSTnews2月号掲載】次世代人材育成事業

    第69回  小中高生の可能性を広げる「次世代科学技術チャレンジプログラム」

    JSTが実施する理数系分野で優れた意欲や能力を持つ児童・生徒を対象とした「次世代科学技術チャレンジプログラム」。学校の勉強の範囲にとどまらない探究心を大きく伸ばし、未来の科学技術・イノベーションを担う人材を育成することが目的だ。その概要と2025年11月に開催された研究発表会である「サイエンスカンファレンス2025」の模様を紹介する。

  • 和食に欠かせない魚の安定供給を目指す、持続可能な魚の養殖システム

    2026年02月10日 12時00分

    TECH

    【JSTnews2月号掲載】特集2

    第68回  和食に欠かせない魚の安定供給を目指す、持続可能な魚の養殖システム

    魚食は日本の食卓に欠かせない文化だが、天然の水産物を捕る採捕漁業の生産は頭打ちの状態にあり、安定的に生産量を増やすために養殖業の重要性が高まっている。一方で「飼料(餌)」「育種(種(たね))」「養殖の場所(場)」それぞれの課題がボトルネックとなって、国内の養殖業は低迷しているのが現状だ。水産研究・教育機構の中山一郎理事長は多様な分野の研究者や民間企業と共に研究を推進し、日本に適した持続可能な養殖システムの開発を目指している。

  • 「見つける・調べる・操る」をキーワードにRNAの化学修飾を探求

    2026年02月09日 12時00分

    TECH

    【JSTnews2月号掲載】特集1

    第67回  「見つける・調べる・操る」をキーワードにRNAの化学修飾を探求

    RNAは、一般にはDNAの遺伝情報からたんぱく質を合成する過程を仲介する分子として知られている。だが、近年の研究で、生命機能の維持や病気などさまざまな生命現象に直接関わっていることが明らかになりつつある。東京大学大学院工学系研究科の鈴木勉教授は、RNAに他の分子が付加される「RNA修飾」を探求。RNA修飾がつかさどる生命機能の機構を解明し、RNA修飾を操作することで、創薬や病気の治療に貢献する技術基盤の確立を目指している。

  • あらゆる元素を扱う無機合成化学で新材料を創出し、社会問題の解決へ

    2026年01月22日 12時00分

    TECH

    【JSTnews1月号掲載】さきがける科学人/戦略的創造研究推進事業ERATO「山内物質空間テクトニクスプロジェクト」

    第66回  あらゆる元素を扱う無機合成化学で新材料を創出し、社会問題の解決へ

    ERATOでは、環境・エネルギー問題の解決に利用できるナノ空間材料を作製しています。ナノサイズの穴が開いた多孔体は1グラム当たり数百平方メートルもの表面積を持ち、触媒として優れた性能を発揮します。私たちは、さまざまな機能を持つ材料を精密に作って組み合わせることで、多様な機能を集積した新しい材料の創出を目指しています。

  • 手術後の胆汁の漏れを防ぐ新たなハイドロゲルを開発

    2026年01月21日 12時00分

    TECH

    【JSTnews1月号掲載】NEWS&TOPICS 戦略的創造研究推進事業ERATO 酒井複素ゲルプロジェクト

    第65回  手術後の胆汁の漏れを防ぐ新たなハイドロゲルを開発

    東京大学大学院工学系研究科の石川昇平助教と酒井崇匡教授らの研究グループは、肝切除後の胆汁漏を防ぐためのハイドロゲルを新たに開発しました。

  • 脳内の隙間細胞による、記憶を選んで残すメカニズム解明へ

    2026年01月20日 12時00分

    TECH

    【JSTnews1月号掲載】NEWS&TOPICS 創発的研究支援事業(FOREST)/研究課題「脳機能向上を生む全脳アストロサイトカタログ」

    第64回  脳内の隙間細胞による、記憶を選んで残すメカニズム解明へ

    理化学研究所脳神経科学研究センターの長井淳チームディレクターらの研究グループは、アストロサイトという脳に存在する神経細胞以外の隙間細胞の一種で、体験に応答して数分から数時間かけてFosと呼ばれる遺伝子が発現する様子を可視化・解析できる技術を開発。Fos発現という「スイッチ」は、強い情動を伴って繰り返される体験の記憶を定着させる機能があることが明らかになりました。

  • 地磁気の約200万倍・110テスラの磁場を発生する、移動可能な小型磁場発生装置を開発

    2026年01月19日 12時00分

    TECH

    【JSTnews1月号掲載】NEWS&TOPICS 創発的研究支援事業(FOREST)/研究課題「新世代量子ビームによる超100テスラ量子物性の解明」

    第63回  地磁気の約200万倍・110テスラの磁場を発生する、移動可能な小型磁場発生装置を開発

    電気通信大学大学院情報理工学研究科の池田暁彦准教授らの研究グループは、一巻きコイルに100万アンペアほどの電流を流し、爆発する一瞬に超強力な磁場を発生させる破壊型パルス磁場発生装置「PINK-02」を開発。一辺の長さが約1.5メートルの立方体の形状で重量1.1トンの移動可能なこの装置により、地磁気の約200万倍にあたる110テスラの磁場を発生させることに成功しました。

  • 女王を中心とした分業制社会をつくるハダカデバネズミの行動を解明

    2026年01月16日 12時00分

    TECH

    【JSTnews1月号掲載】NEWS&TOPICS 創発的研究支援事業(FOREST)/研究課題「『自己』と『他者』の脳内表象メカニズムの解明」/研究課題「長寿齧歯類特有の恒常性維持機構の解明と応用」

    第62回  女王を中心とした分業制社会をつくるハダカデバネズミの行動を解明

    熊本大学大学院生命科学研究部の山川真徳博士研究員、東京大学定量生命科学研究所の奥山輝大教授、九州大学大学院医学研究院の三浦恭子教授らの研究グループは、群れ全体を対象にした30日間にわたる行動解析によって、ハダカデバネズミの社会全体の構造と個体間の社会的関係性を初めて明らかにしました。

  • 量子ビームが生み出す新しい細胞培養用ゲル材料

    2026年01月15日 12時00分

    TECH

    【JSTnews1月号掲載】イノベ見て歩き/戦略的創造研究推進事業ACT-X「水媒介架橋による細胞機能発現を促す人工ECMの実現」、研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)産学共同(育成型)「細胞に合わせたテーラーメイド型培養基材の開発」

    第61回  量子ビームが生み出す新しい細胞培養用ゲル材料

    社会実装につながる研究開発現場を紹介する「イノベ 見て歩き」。第27回は、ガンマ線や電子線などの量子 ビームを使って、細胞を体外で培養するための土台と なるたんぱく質ゲル材を開発している、量子科学技術 研究開発機構 高崎量子技術基盤研究所の大山智子上 席研究員に話を聞いた。体内環境を再現することで、 創薬や再生医療にも活用できると期待されている。

  • 海水の温度差を利用し発電する、持続可能な再生可能エネルギー

    2026年01月14日 12時00分

    TECH

    【JSTnews1月号掲載】特集2

    第60回  海水の温度差を利用し発電する、持続可能な再生可能エネルギー

    海洋では波力や潮力を使った発電手法があるが、佐賀大学では50年以上前から海洋温度差発電(OTEC)の研究を手がけてきた。OTECは、海洋表層の温かい海水と深層の冷たい海水の温度差を利用する発電手法で、熱帯・亜熱帯の地域に適した脱炭素の有力な選択肢になり得る。

  • 脱炭素への道筋を論理的・定量的に提示する「社会シナリオ」とは?

    2026年01月13日 12時00分

    TECH

    【JSTnews1月号掲載】特集1

    第59回  脱炭素への道筋を論理的・定量的に提示する「社会シナリオ」とは?

    JSTでは2009年に低炭素社会戦略センター(LCS)を設置し、低炭素社会実現のための社会シナリオ研究事業を推進してきた。東京大学先端科学技術研究センターの杉山正和教授と横浜国立大学大学院環境情報研究院の本藤祐樹教授は、理工学系から人文社会科学系まで幅広い研究者の知を取り込み、望ましい社会の実現に向けた戦略を示す「社会シナリオ」を描き、脱炭素への道筋を論理的かつ定量的に示そうとしている。

  • アンデス・アマゾン考古学で探る人と自然の共生システム

    2025年12月17日 12時00分

    TECH

    【JSTnews12月号掲載】さきがける科学人/創発的研究支援事業(FOREST)「先史アマゾンにおける自然共生型生産システムの解明」

    第58回  アンデス・アマゾン考古学で探る人と自然の共生システム

    アンデス・アマゾン考古学を専攻する東京大学 総合研究博物館の金崎由布子助教インタビュー。人類が南米大陸に到達した1万数千年前から、15世紀にスペイン人が侵入する前までの人々の暮らしを明らかにすることが目標という。

  • 「誰」を優先対象とすべきか、ポストコロナ時代の新型コロナワクチン接種

    2025年12月16日 12時00分

    TECH

    【JSTnews12月号掲載】ムーンショット型研究開発事業 目標2「2050年までに超早期に疾患の予測・予防をすることができる社会を実現」課題名「複雑臓器制御系の数理的包括理解と超早期精密医療への挑戦」「ウイルス-人体相互作用ネットワークの理解と制御」

    第57回  「誰」を優先対象とすべきか、ポストコロナ時代の新型コロナワクチン接種

    名古屋大学大学院理学研究科の岩見真吾教授、福島県立医科大学の坪倉正治教授らの研究チームは、2021年4月から22年11月にかけて、福島県在住の2526人を対象に新型コロナワクチンの初回2回接種および1回追加接種後に誘導されるIgG(S)抗体価の変化を、数理モデルと人工知能(AI)を融合させた独自手法で解析しました。

  • 食虫植物が獲物を捕らえる「感覚毛」の全容解明に一歩前進

    2025年12月15日 12時00分

    TECH

    【JSTnews12月号掲載】戦略的創造研究推進事業ERATO 豊田植物感覚プロジェクト

    第56回  食虫植物が獲物を捕らえる「感覚毛」の全容解明に一歩前進

    埼玉大学大学院理工学研究科の須田啓助教らの研究チームは、細胞内のカルシウムシグナルと電気シグナルを同時に測定する技術を開発。ハエトリソウの感覚毛で多く発現していて、動物には存在しないたんぱく質DmMSL10が接触刺激を感知する高感度なセンサーとして機能していることを明らかにしました。

  • 環境モニタリングへの応用も期待される、“液体の流れで生じる電位差”を利用した電気化学発光法を開発

    2025年12月12日 12時00分

    TECH

    【JSTnews12月号掲載】創発的研究支援事業(FOREST) 研究課題「無給電式バイポーラ電解反応システムの構築」

    第55回  環境モニタリングへの応用も期待される、“液体の流れで生じる電位差”を利用した電気化学発光法を開発

    電気エネルギーによる化学反応で標的物質を発光させ、光量を検出して標的物東京科学大学物質理工学院の稲木信介教授らの研究チームは、液体を固体面に接触させ、流す時に上流と下流に発生する電位差を利用することで、電源装置不要の電気化学発光法を開発しました。

  • ゲノム編集技術の活用で、男性不妊の新たな原因遺伝子を発見

    2025年12月11日 12時00分

    TECH

    【JSTnews12月号掲載】NEWS&TOPICS 戦略的創造研究推進事業さきがけ研究課題「遺伝子改変マウスを用いた配偶子相互作用とそのダイナミクスの解明」/戦略的創造研究推進事業CREST研究課題「機械学習を用いた精巣組織培養の自動最適化による精子形成の理解」

    第54回  ゲノム編集技術の活用で、男性不妊の新たな原因遺伝子を発見

    不妊症の原因の約半数は男性側にあるとされています。この問題を解決するためにも、体内で精子が受精する分子メカニズム解明が期待されています。

  • 小さな気泡を発生させて水の摩擦抵抗を減らし、船舶航行の省エネを実現

    2025年12月10日 12時00分

    TECH

    【JSTnews12月号掲載】イノベ見て歩き/大学発新産業創出プログラム(START) プロジェクト推進型 SBIRフェーズ1支援「IoTを活用した実海域での省エネ効果モニタリングシステム構築による空気潤滑システムの実用省エネ効果向上の研究」

    第53回  小さな気泡を発生させて水の摩擦抵抗を減らし、船舶航行の省エネを実現

    社会実装につながる研究開発現場を紹介する「イノベ見て歩き」。第26回は、船舶と水との摩擦抵抗を低減する高度な空気潤滑システムをIoTと組み合わせて省エネ効果を向上させる研究開発に取り組む国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所海上技術安全研究所の川島英幹上席研究員を訪ねた。この技術は社会実装され、1番船は2025年1月に就航している。

  • 深海の極限環境をヒントに、食品製造に欠かせない高機能乳化剤を開発

    2025年12月09日 12時00分

    TECH

    【JSTnews12月号掲載】特集2

    第52回  深海の極限環境をヒントに、食品製造に欠かせない高機能乳化剤を開発

    水と油を混ぜて口当たりを良くする乳化剤は食品製造に欠かせない原材料だが、主に使われているアラビアガムは、安定供給に不安がある。代替品開発を進めていた食品添加物メーカーである三栄源エフ・エフ・アイ(大阪府豊中市)と海洋研究開発機構の出口茂センター長らは、深海の極限環境を応用した新たな乳化剤「高機能化ガティガム」の実用化に成功。産学連携で食品業界の課題を克服し、第50回井上春成賞の受賞に至った。乳化剤と深海という意外なコラボレーションの舞台裏に迫る。

  • 産学連携で理想の分析システムを実現! 「超臨界流体クロマトグラフィー」が開く未来の科学

    2025年12月08日 12時00分

    TECH

    【JSTnews12月号掲載】特集1

    第51回  産学連携で理想の分析システムを実現! 「超臨界流体クロマトグラフィー」が開く未来の科学

    二酸化炭素(CO₂)に一定以上の温度・圧力を加えると、液体と気体の両方の性質を併せ持つ超臨界流体の状態になる。島津製作所(京都府京都市)と九州大学の馬場健史教授らは、この超臨界CO₂を溶媒として試料中の成分を分析する超臨界流体クロマトグラフィー(SFC)の機能を拡張したシステムを世界に先駆けて開発・製品化した。多様な化合物を対象に成分の抽出から分離・分析までを自動化することで、幅広い分野の基礎研究や応用研究における新たな分析技術の提供と発展に貢献している。

  • 頭蓋骨をナノマテリアルで代替。生きた脳を超広範囲で観察する手法を完成

    2025年11月28日 12時00分

    TECH

    【JSTnews11月号掲載】さきがける科学人/戦略的創造研究推進事業ACT-X「ナノ薄膜による生体脳の超広範囲光計測法の確立と疾患モデルへの応用」

    第50回  頭蓋骨をナノマテリアルで代替。生きた脳を超広範囲で観察する手法を完成

    東京理科大学の高橋泰伽助教は、生きた脳を可視化する技術「NIRE法」を開発し、脳の広範囲を長期観察することに成功しました。ナノ薄膜と光硬化性樹脂を用いたこの手法は、脳の曲面にも密着し、記憶の仕組み解明にもつながる可能性があります。

  • 金の原子3つ分の超極細「金量子ニードル」を開発、他分野への応用に期待

    2025年11月27日 12時00分

    TECH

    【JSTnews11月号掲載】NEWS&TOPICS 戦略的創造研究推進事業CREST 研究領域「原子・分子の自在配列・配向技術と分子システム機能」/研究課題「超原子を基盤とする階層性ナノ物質科学の創成」

    第49回  金の原子3つ分の超極細「金量子ニードル」を開発、他分野への応用に期待

    東京大学の研究チームは、金イオンをゆっくり還元する新手法で多様な金ナノクラスターを合成し、原子3個分の幅を持つ「金量子ニードル」を発見しました。これらは近赤外領域で強い吸収と発光を示す独自の光学特性を持ち、温熱療法や生体イメージング、光エネルギー変換などへの応用が期待されています。この成果はナノ物質科学の新展開にもつながります。

  • 温度変化をスイッチとしてたんぱく質の機能を操る、新たな分子ツールを開発

    2025年11月26日 12時00分

    TECH

    【JSTnews11月号掲載】NEWS&TOPICS 創発的研究支援事業(FOREST)研究課題「細胞熱工学の深化と生命システム制御」

    第48回  温度変化をスイッチとしてたんぱく質の機能を操る、新たな分子ツールを開発

    金沢大学の研究チームは、温度変化を利用して標的たんぱく質の機能を即時に活性化する分子ツールを開発しました。温度応答性の「エラスチン様ポリペプチド」と細胞死を誘導する酵素「カスパーゼ8」を融合し、加熱時のみ機能をオンにする仕組みを実現。近赤外線で特定の細胞だけを狙い撃つことにも成功し、がん治療など医療応用への期待が高まっています。

  • ヒザラガイの硬い「磁鉄鉱の歯」をつくるたんぱく質を発見

    2025年11月25日 12時00分

    TECH

    【JSTnews11月号掲載】NEWS&TOPICS 創発的研究支援事業(FOREST)研究課題「がん細胞内過剰鉄を酸化鉄に変換する革新的技術の開発」

    第47回  ヒザラガイの硬い「磁鉄鉱の歯」をつくるたんぱく質を発見

    岡山大学の研究チームは、ヒザラガイの歯に含まれる磁鉄鉱の形成に関わる新たなたんぱく質「RTMP1」を発見しました。RTMP1は歯の骨組みであるキチン繊維に結合し、酸化鉄の生成を誘導します。この発見により、安全で環境負荷の少ない磁鉄鉱の合成や、鉄代謝異常に関わる疾患治療への応用が期待されています。

  • 炭化ホウ素ナノ粒子と中性子による新しいがん治療法

    2025年11月21日 12時00分

    TECH

    【JSTnews11月号掲載】イノベ見て歩き/大学発新産業創出基金事業 可能性検証(起業挑戦)「ポリグリセロール修飾炭化ホウ素ナノ粒子を用いた中性子捕捉療法によるがん治療」

    第46回  炭化ホウ素ナノ粒子と中性子による新しいがん治療法

    がんの新しい治療法につなが る研究に取り組む京都大学大学院人間・環境学研究科の小松直樹教授に話を聞いた。

  • 観察とシミュレーションで生命の謎に挑む 発生学と力学の異分野融合

    2025年11月20日 12時00分

    TECH

    【JSTnews11月号掲載】特集2

    第45回  観察とシミュレーションで生命の謎に挑む 発生学と力学の異分野融合

    東北大学大学院生命科学研究科の植田美那子教授は、秋田県立大学システム科学技術学部の津川暁助教らと異分野融合のチームを作り、植物細胞の「かたち」の変化に注目した低次元化と、力学モデルやシミュレーションの手法を組み合わせることで、複雑な生命システムの解明に取り組んでいる。

  • ゲノム編集技術を産業応用! バイオエコノミー社会のカギとなる“バイオ DX”とは?

    2025年11月19日 12時00分

    TECH

    【JSTnews11月号掲載】特集1

    第44回  ゲノム編集技術を産業応用! バイオエコノミー社会のカギとなる“バイオ DX”とは?

    広島大学が主導する「Bio-Digital Transformation(バイオDX)産学共創拠点」は、ゲノム編集とデジタル技術を融合し、食・健康・環境などの社会課題解決を目指す国家プロジェクトだ。卵アレルゲンを除去した「アレルギー低減卵」の開発をはじめ、昆虫や藻類のゲノム解析による有用物質生産、国産ゲノム編集ツールの開発などを進めている。

  • 北川進博士がノーベル化学賞を受賞

    2025年11月18日 12時00分

    TECH

    【JSTnews11月号特別版】

    第43回  北川進博士がノーベル化学賞を受賞

    2025年のノーベル化学賞を、北川進博士(京都大学理事・副学長/ 特別教授)ら3氏が受賞することが決まった。JSTは戦略的創造研究推進事業ERATO「北川統合細孔プロジェクト」などを通じ、現在に至るまで、材料化学の新分野を切り開く北川博士の研究を応援し続けてきた。

  • 坂口志文博士がノーベル生理学・医学賞を受賞

    2025年11月17日 12時00分

    TECH

    【JSTnews11月号特別版】

    第42回  坂口志文博士がノーベル生理学・医学賞を受賞

    2025年のノーベル生理学・医学賞を、坂口志文博士(大阪大学特任教授)ら3氏が受賞することが決まった。JSTは新技術事業団当時の1991年に発足した独創的個人研究者育成事業「さきがけ研究21」以降、現在に至るまで、生命科学の新分野を切り開く坂口博士の研究を応援し続けてきた。

  • 妊娠・出産期に母親の脳に起こる変化を解明し、安心して出産できる環境づくりへ

    2025年10月16日 12時00分

    TECH

    【JSTnews10月号掲載】さきがける科学人/創発的研究支援事業(FOREST)「 脳内におけるERK活性の可視化と機能解明」

    第41回  妊娠・出産期に母親の脳に起こる変化を解明し、安心して出産できる環境づくりへ

    女性の妊娠期から出産期、授乳期における脳神経の変化に着目し、ERK(アーク)と呼ばれる神経系細胞内の情報伝達分子に関わるたんぱく質を研究している兵庫県立大学理学部の幸長弘子准教授にインタビュー。最近になり、妊娠期には神経回路が大きく変化することがわかってきたという。

  • 抗菌・抗ウイルス性のある「人工ヘチマスポンジ」を開発

    2025年10月15日 12時00分

    TECH

    【JSTnews10月号掲載】NEWS&TOPICS 戦略的創造研究推進事業 さきがけ/研究領域「 物質探索空間の拡大による未来材料の創製」 研究課題「 電場による非平衡反応場を利用した合成化学」

    第40回  抗菌・抗ウイルス性のある「人工ヘチマスポンジ」を開発

    東京大学大学院工学系研究科の伊藤喜光准教授らの研究チームは「ヘチマスポンジ」に似た3次元の網目構造を持ち、乾燥状態での密度が通常のポリマーの半分程度の薄膜を開発しました。材料の硬さを表すヤング率は通常の樹脂の約3~4倍。これほど強靭(きょうじん)な人工の多孔質ポリマー材料は、特殊加工された繊維を除けば史上初ということです。

  • 農業被害をもたらす線虫を植物が認識する仕組みを解明

    2025年10月14日 12時00分

    TECH

    【JSTnews10月号掲載】NEWS&TOPICS 研究成果革新的GX技術創出事業(GteX)/研究領域「 バイオものづくり」 研究課題「 GXを駆動する微生物・植物『相互作用育種』の基盤構築」

    第39回  農業被害をもたらす線虫を植物が認識する仕組みを解明

    理化学研究所環境資源科学研究センターの白須賢グループディレクターらの研究チームは、実験室で大量培養が可能な種類の線虫が、植物への寄生能力がないにもかかわらず、シロイヌナズナに強い免疫反応を引き起こすことを発見。この線虫の抽出液から活性物質を精製することにより「分泌型トレハラーゼ」と呼ばれる酵素の一部で、わずか24個のアミノ酸から成るペプチドが、免疫反応の原因になることを明らかにしました。

  • ケアリーバーの孤立を防ぐ仕組みづくり アプリ開発と自立支援体制構築の両輪で

    2025年10月10日 12時00分

    TECH

    【JSTnews10月号掲載】イノベ見て歩き/SDGsの達成に向けた共創的研究開発プログラム(社会的孤立・孤独の予防と多様な社会的ネットワークの構築)「社会的養護経験者(ケアリーバー)の社会的孤立を防ぎ、支援と繋がりながら自立を支える仕組みを創る」

    第38回  ケアリーバーの孤立を防ぐ仕組みづくり アプリ開発と自立支援体制構築の両輪で

    社会実装につながる研究開発現場を紹介する「イノベ見て歩き」。第24回は、児童養護施設などを退所した社会的養護経験者(ケアリーバー)が、支援者と安全につながりながら自立できる仕組みづくりを目指す同朋大学社会福祉学部の宮地菜穂子准教授と、プロジェクトでアプリ開発を担当する中京大学工学部の曽我部哲也准教授に話を聞いた。

  • 若手女性研究者が魅せられた、新たな物質作りと制御への挑戦

    2025年10月09日 12時00分

    TECH

    【JSTnews10月号掲載】特集2

    第37回  若手女性研究者が魅せられた、新たな物質作りと制御への挑戦

    身の回りのものを研究し、新たな性質を持つ物質を作ることは、社会をより便利にする製品の登場につながる。対象の性質を調べたり、新たな物質を探求したりする学問を「物性物理学」といい、近年はトポロジーという概念の導入により研究が盛んに行われている。理化学研究所創発物性科学研究センターの藤代有絵子理研ECL研究ユニットリーダーは、トポロジーの幾何学的な性質を生かした電子物性の研究を通じ、次世代へつながる材料の開発を目指している。

  • 手軽な尿検査でがんリスクを判定。「マイシグナル」の仕組みとは?

    2025年10月08日 12時00分

    TECH

    【JSTnews10月号掲載】特集1

    第36回  手軽な尿検査でがんリスクを判定。「マイシグナル」の仕組みとは?

    細胞が放出する顆粒(かりゅう)状の物質である「エクソソーム」は、細胞間の情報伝達などさまざまな役割を持つことがわかってきた。東京科学大学生命理工学院の安井隆雄教授は、尿中に含まれるエクソソームを捕捉し、そこに含まれる特定のマイクロRNAを解析してがんのリスクを検査する技術を開発。小野瀨隆一代表取締役(CEO)とスタートアップのCraif(クライフ)を共同創業し、この技術を事業化した。同社が開発・販売する「マイシグナル」は、医療機関や一般企業、ドラッグストアへの導入だけでなく、個人向けのオンライン販売も進むなど、健康社会実現への貢献が期待される。

  • AIを信頼して使うために「システムの安全性」を数学的に保証する手法を研究

    2025年09月18日 12時00分

    TECH

    【JSTnews9月号掲載】さきがける科学人/戦略的創造研究推進事業さきがけ「品質保証と説明の両立による信頼できるAIの構築技術」

    第35回  AIを信頼して使うために「システムの安全性」を数学的に保証する手法を研究

    AIを信頼して使うために「システムの安全性」を数学的に保証する手法を研究

  • 検索システムに後付けし、多様な検索結果を高速で得られる新手法を開発

    2025年09月17日 12時00分

    TECH

    【JSTnews9月号掲載】NEWS&TOPICS 戦略的創造研究推進事業AIPネットワークラボ/AIP加速課題「超高速データサイエンス基盤」

    第34回  検索システムに後付けし、多様な検索結果を高速で得られる新手法を開発

    インターネット検索は今や、日常生活や仕事に欠かせないものとなっています。しかし、画像や文章を検索した時に、精度は高いものの、検索結果がどれも似通ってしまう場合があります。

  • 「生体システムを用いた機能性分子創製」により昆虫の体内でナノカーボンを合成

    2025年09月16日 12時00分

    TECH

    【JSTnews9月号掲載】NEWS&TOPICS 戦略的創造研究推進事業ACT-X/研究領域「環境とバイオテクノロジー」/研究課題「機能性ナノカーボン材料の高効率生産を指向した生体触媒の創製」

    第33回  「生体システムを用いた機能性分子創製」により昆虫の体内でナノカーボンを合成

    材料科学分野ではこれまで、従来の有機化学や酵素を用いた試験管内での合成法によって機能性分子を合成してきました。しかし、有用な分子の中にはこうした方法での合成が難しいものも存在します。

  • アクリルガラスを高純度でリサイクルする新手法を開発

    2025年09月12日 12時00分

    TECH

    【JSTnews9月号掲載】NEWS&TOPICS 戦略的創造研究推進事業さきがけ/研究領域「持続可能な材料設計に向けた確実な結合とやさしい分解」/研究課題「オンデマンド合成&解体を実現するビニルポリマーの高速分解技術」

    第32回  アクリルガラスを高純度でリサイクルする新手法を開発

    環境汚染や化石資源の枯渇などの問題を背景に、プラスチック廃棄物をリサイクルする技術の開発が求められています。

  • 吸入麻酔はなぜ効くのか? 完全には解明されていないその仕組みを研究

    2025年09月11日 12時00分

    TECH

    【JSTnews9月号掲載】NEWS&TOPICS 研究成果「戦略的創造研究推進事業ERATO上田生体時間プロジェクト」

    第31回  吸入麻酔はなぜ効くのか? 完全には解明されていないその仕組みを研究

    吸入麻酔薬は外科手術の全身麻酔などに不可欠ですが、どのような仕組みで効いているのかはまだ完全には解明されていません。

  • 目に見えない光で目に見えないものを見る ハイパースペクトルイメージング内視鏡

    2025年09月10日 12時00分

    TECH

    【JSTnews9月号掲載】イノベ見て歩き/大学発新産業創出基金事業 可能性検証(起業挑戦)「近赤外ハイパースペクトルイメージング内視鏡による狭所非染色・非破壊計測産業の創出」

    第30回  目に見えない光で目に見えないものを見る ハイパースペクトルイメージング内視鏡

    この内視鏡は、人の目には見えない光を使って、私たちが見えるものとは違う風景を映し出す。そこに使われている技術が「ハイパースペクトルイメージング(HSI)」だ。

  • チンパンジーのつれションも調査!? 動物の研究から迫るヒトの心と知性

    2025年09月09日 12時00分

    TECH

    【JSTnews9月号掲載】特集2

    第29回  チンパンジーのつれションも調査!? 動物の研究から迫るヒトの心と知性

    私たちは集団の中で他人と関わりながら生活をしている。他人を思いやって協力することもあれば、時には憎み合うこともある。仲間内で独自のルールを作り、そのルールが地域や国レベルに広がると、1つの文化が形成される。

  • 目に見えない“心の傷”を可視化。「子どもや若者の虐待・抑うつ・自殺ゼロ化社会」を目指す

    2025年09月08日 12時00分

    TECH

    【JSTnews9月号掲載】特集1

    第28回  目に見えない“心の傷”を可視化。「子どもや若者の虐待・抑うつ・自殺ゼロ化社会」を目指す

    ストレスや虐待による心の傷は、身体的にも遺伝子の発現や脳内物質への影響があることが近年の研究からわかってきた。目に見えない心の傷を可視化できれば、精神的な病気に対する新たな治療の道が開ける可能性がある。

  • 疲れを感じないのに判断力が低下する、e スポーツによる脳の疲労特性を解明

    2025年08月20日 12時00分

    TECH

    【JSTnews8月号掲載】さきがける科学人/創発的研究支援事業「 脳疲労のグリア―神経連関機構を解明するスポーツ神経生物学」

    第27回  疲れを感じないのに判断力が低下する、e スポーツによる脳の疲労特性を解明

    疲れを感じないのに判断力が低下する、e スポーツによる脳の疲労特性を解明

  • くさいにおいを作る「腐肉擬態花」のメカニズムを解明

    2025年08月19日 12時00分

    TECH

    【JSTnews8月号掲載】NEWS&TOPICS 戦略的創造研究推進事業さきがけ/研究領域「植物分子の機能と制御」/研究課題「『擬態する花』に着目した昆虫操作の物質・遺伝基盤解明」

    第26回  くさいにおいを作る「腐肉擬態花」のメカニズムを解明

    花の中には、腐った肉のようなにおいでハエなどの昆虫をおびき寄せる「腐肉擬態花」という奇妙な花が何種類もあり、代表例としてはラフレシアがよく知られています。しかし、いかにしてこのような臭さの成分を作ることができるようになったかはよくわかっていませんでした。

  • 特定の運命を持つ細胞を取り出す新手法で、再生医療などへの応用に期待

    2025年08月18日 12時00分

    TECH

    【JSTnews8月号掲載】NEWS&TOPICS 戦略的創造研究推進事業CREST/研究領域「細胞操作」/研究課題「DNAイベントレコーダー細胞」

    第25回  特定の運命を持つ細胞を取り出す新手法で、再生医療などへの応用に期待

    生物学や医学研究では「複雑な多細胞システムにおいて、いつどこでどのような変化や進化が起きているのか」を調べようとしますが、多くの未解決問題があります。

  • 高性能メモリー開発への応用が期待される現象を東北大学が発見

    2025年08月15日 12時00分

    TECH

    【JSTnews8月号掲載】NEWS&TOPICS 戦略的創造研究推進事業ACT-X/研究領域「トランススケールな理解で切り拓く革新的マテリアル」/研究課題「有機ナノ柔粘性結晶の創成と動的機能の創発」

    第24回  高性能メモリー開発への応用が期待される現象を東北大学が発見

    情報を記憶する素子であるメモリーには強誘電体と呼ばれる物質が使われています。強誘電体は外部電場がなくても物質内でプラスとマイナスの電荷の偏りが生じる分極と呼ばれる性質を持ち、かつ外部電場によってその分極の向きを反転できます。

  • カーボンニュートラル実現に向け、半導体分野での日英合同ワークショップ開催

    2025年08月14日 12時00分

    TECH

    【JSTnews8月号掲載】NEWS&TOPICS 開催報告「戦略的創造研究推進事業ALCA-Next (先端的カーボンニュートラル技術開発)」

    第23回  カーボンニュートラル実現に向け、半導体分野での日英合同ワークショップ開催

    ALCA-Nextでは、カーボンニュートラル実現のため、昨今、課題となっている人工知能(AI)などの高度情報処理に伴う消費電力増大に対して、半導体分野における抜本的な省電力化を目指した研究開発を支援しています。

  • 光合成や太陽電池の効率向上に期待! 新発想の円偏光変換フィルムを開発

    2025年08月13日 12時00分

    TECH

    【JSTnews8月号掲載】イノベ見て歩き/研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)産学共同(育成型)「植物育成技術の革新に向けた円偏光変換フィルムの開発」

    第22回  光合成や太陽電池の効率向上に期待! 新発想の円偏光変換フィルムを開発

    社会実装につながる研究開発現場を紹介する「イノベ見て歩き」。第22回は、新たな発想に基づく「円偏光変換フィルム」を開発した京都大学大学院エネルギー科学研究科の岡﨑豊助教に話を聞いた。

  • パンデミック対策から災害レジリエンスへ! デジタル技術で目指す次世代社会の構築

    2025年08月12日 12時00分

    TECH

    【JSTnews8月号掲載】特集2

    第21回  パンデミック対策から災害レジリエンスへ! デジタル技術で目指す次世代社会の構築

    2019年に世界中に広がった新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は私たちの生活に大きな被害をもたらした。パンデミックだけではなく、地震や台風、山火事など、私たちはさまざまな災害のリスクの中で暮らしている。

  • 「ジャンク」とされたRNAの可能性を信じ続け、細胞の設計者としてのRNAを同定

    2025年08月08日 12時00分

    TECH

    【JSTnews8月号掲載】特集1

    第20回  「ジャンク」とされたRNAの可能性を信じ続け、細胞の設計者としてのRNAを同定

    感染症にかかった時、私たちの体内では免疫細胞が活躍して健康な状態に戻そうとする。実は、細胞内レベルでも緊急時に機能を維持する「新たな」機構があることを、大阪大学大学院生命機能研究科の廣瀬哲郎教授らの研究チームが相次いで発見した。

  • 雨が降ると免疫系が活性化する植物のメカニズムを解明し、農業へ応用を

    2025年07月15日 12時00分

    TECH

    【JSTnews7月号掲載】さきがける科学人/戦略的創造研究推進事業さきがけ「機械刺激センサーであるトライコームの分子基盤の解明と応用」

    第19回  雨が降ると免疫系が活性化する植物のメカニズムを解明し、農業へ応用を

    【JSTnews7月号掲載】さきがける科学人/戦略的創造研究推進事業さきがけ「機械刺激センサーであるトライコームの分子基盤の解明と応用」

  • 睡眠中の脳が「未来の記憶」のための細胞を準備していることが明らかに

    2025年07月14日 12時00分

    TECH

    【JSTnews7月号掲載】NEWS&TOPICS 戦略的創造研究推進事業CREST/研究領域「データ駆動・AI駆動を中心としたデジタルトランスフォーメーションによる生命科学研究の革新」 研究課題「多階層の神経活動データ駆動による睡眠脳の機能解明」

    第18回  睡眠中の脳が「未来の記憶」のための細胞を準備していることが明らかに

    睡眠と記憶の関連を調べたこれまでの研究から、記憶は「エングラム細胞集団」と呼ばれる記憶を担う神経細胞集団が経験をした後の睡眠中の再活動によって定着することがわかっています。

  • 自発的に巻き上がり、超音波で巻き戻る新素材ナノチューブ

    2025年07月11日 12時00分

    TECH

    【JSTnews7月号掲載】NEWS&TOPICS 戦略的創造研究推進事業CREST/研究領域「未踏探索空間における革新的物質の開発」 研究課題「Giant CISS物質:界面陽電子・電子の全運動量制御」

    第17回  自発的に巻き上がり、超音波で巻き戻る新素材ナノチューブ

    共有結合性有機構造体(COF)は2005年に初めて報告された新材料であり、近年研究が進んでいます。有機分子が共有結合でつながった2次元あるいは3次元の結晶性材料であり、多数の微細な穴を持つことから、触媒やバッテリー材料、ガス吸着などさまざまな分野で応用が検討されています。

  • 「ゆっくりズムのまち桐生」―低速電動バスで目指す、持続可能なまちづくり

    2025年07月10日 12時00分

    TECH

    【JSTnews7月号掲載】イノベ見て歩き/「STI for SDGs」アワード 2024年度優秀賞「低速電動バスの社会実装による地域課題解決の取り組み」

    第16回  「ゆっくりズムのまち桐生」―低速電動バスで目指す、持続可能なまちづくり

    社会実装につながる研究開発現場を紹介する「イノベ見て歩き」。第21回は、群馬大学次世代モビリティ社会実装研究センターの天谷賢児センター長や桐生市の島田良明課長補佐らが開発・運用に関わっている低速電動バスの地域実装の取り組みを紹介する。

  • ⁶⁴Cuを用いたがん治療、診断の放射性医薬品の実用化を目指すベンチャー・リンクメッド社が挑む道のり

    2025年07月09日 12時00分

    TECH

    【JSTnews7月号掲載】特集2

    第15回  ⁶⁴Cuを用いたがん治療、診断の放射性医薬品の実用化を目指すベンチャー・リンクメッド社が挑む道のり

    がんの放射線治療は、装置を使って体外から放射線を当てる方法と、放射性医薬品という薬剤を投与して体内から放射線でがんを攻撃する方法の2つがある。

  • 触媒技術を生かし小型プラント実現へ! 原料アンモニアを“低温・低圧下”で製造

    2025年07月08日 12時00分

    TECH

    【JSTnews7月号掲載】特集1

    第14回  触媒技術を生かし小型プラント実現へ! 原料アンモニアを“低温・低圧下”で製造

    世界の人口増加による食料危機や地球温暖化問題の解決策として、農作物の収穫量を増やす窒素肥料やカーボンフリー次世代燃料の原料となるアンモニアが注目されている。

  • AIやIoTを用いて人々が生活習慣をコントロールできる仕組みを開発

    2025年06月13日 12時00分

    TECH

    【JSTnews6月号掲載】さきがける科学人/戦略的創造研究推進事業さきがけ「健康行動セキュリティのためのエンパワメントICT基盤」

    第13回  AIやIoTを用いて人々が生活習慣をコントロールできる仕組みを開発

    【JSTnews6月号掲載】さきがける科学人/戦略的創造研究推進事業さきがけ「健康行動セキュリティのためのエンパワメントICT基盤」

  • 光技術で磁化のショットノイズを測定する新手法、量子デバイスの開発に道

    2025年06月12日 12時00分

    TECH

    【JSTnews6月号掲載】戦略的創造研究推進事業CREST/研究領域「 実験と理論・計算・データ科学を融合した材料開発の革新」 研究課題「 ナノ構造制御と計算科学を融合した傾斜材料開発とスピンデバイス応用」

    第12回  光技術で磁化のショットノイズを測定する新手法、量子デバイスの開発に道

    物理学の実験においてノイズは通常、精密な測定を妨げる邪魔者ですが、ノイズが重要な情報を担うことがあります。その典型例が、物理系の何らかの流れを担う粒子の数が統計的に変動することで生じる「ショットノイズ」です。

  • テラヘルツ波で内耳蝸牛を観察、難聴など耳の病気の診断に期待

    2025年06月11日 12時00分

    TECH

    【JSTnews6月号掲載】NEWS&TOPICS 創発的研究支援事業(FOREST)/研究課題「近接場テラヘルツ励起プローブ顕微鏡による1細胞・1分子分光イメージング解析とその応用」 研究課題「医工融合による低侵襲・高解像な感音難聴の精密診断の実現」

    第11回  テラヘルツ波で内耳蝸牛を観察、難聴など耳の病気の診断に期待

    可視光と電波の中間帯に位置するテラへルツ波は、内部を被ばくさせずに観察できることから、安心安全な技術として注目されています。

  • 新たな岩石の破砕法で地下資源開発のコスト低減の可能性

    2025年06月10日 12時00分

    TECH

    【JSTnews6月号掲載】NEWS&TOPICS 研究成果/創発的研究支援事業(FOREST) 研究課題「圧力・温度自動応答スマート流体による資源開発革命」

    第10回  新たな岩石の破砕法で地下資源開発のコスト低減の可能性

    新しい資源として注目されているシェールガスの掘削や、地球温暖化対策の1つである二酸化炭素の地下貯留などでは、地下の流体を流れやすくすることが効率の良い手法につながります。

  • バナナに感染する「フザリウム菌」。 ペルーとの共同研究で萎凋病のパンデミックを防ぐ。

    2025年06月09日 12時00分

    TECH

    【JSTnews6月号掲載】イノベ見て歩き/地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)「バナナ萎凋病の診断・警戒システムと発病制御戦略の構築と実装」

    第9回  バナナに感染する「フザリウム菌」。 ペルーとの共同研究で萎凋病のパンデミックを防ぐ。

    社会実装につながる研究開発現場を紹介する「イノベ見て歩き」。第20回は、バナナの重要病害である萎凋病(いちょうびょう)の病原体である「フザリウム菌」に対して、特異的診断法と感染被害を未然に防ぐための戦略を構築し、南米のペルーで検出技術の普及を目指す、東京農工大学大学院農学研究院生物制御科学部門の有江力教授を訪ねた。

  • 数百万件にも及ぶナースコールのデータ分析で目指す寄り添う看護の実現

    2025年05月30日 07時00分

    TECH

    【JSTnews5月号掲載】さきがける科学人vol.151

    第8回  数百万件にも及ぶナースコールのデータ分析で目指す寄り添う看護の実現

    【JSTnews5月号掲載】さきがける科学人vol.151

  • 精子形成の正常プロセスが判明!男性不妊症の解明や男性用避妊薬の開発に道

    2025年05月29日 07時00分

    TECH

    【JSTnews5月号掲載】NEWS&TOPICS 研究成果/創発的研究支援事業(FOREST)  研究課題 「雌の生殖路における精子機能調節機構」

    第7回  精子形成の正常プロセスが判明!男性不妊症の解明や男性用避妊薬の開発に道

    日本を含む先進諸国では6組に1組のカップルが不妊に悩んでおり、その半数は男性に起因すると言われています。精子の形成過程では、精子細胞内の細胞質を除去する必要があり、この過程が正常でないと精子の頭部が折れ曲がり、卵子への受精が不可能になります。

  • 自ら発光する「生物発光ソフトロボット」の開発でロボティクス技術の向上に期待

    2025年05月28日 07時00分

    TECH

    【JSTnews5月号掲載】NEWS&TOPICS 研究成果/創発的研究支援事業(FOREST) 研究課題 「オーファンGPCRのリガンド発見と新たながん治療の創生」 研究課題 「植物ロボットの研究」

    第6回  自ら発光する「生物発光ソフトロボット」の開発でロボティクス技術の向上に期待

    柔らかい材料で構成するソフトロボットは、柔軟性と環境適応性から、自然での調査や災害救助を目的とした用途が見込まれています。その中でも「発光」は、情報伝達や環境認識に重要な機能です。

  • 火星探査プロジェクトに大きく貢献する「地中水拡散モデル」を東北大学の研究チームが開発

    2025年05月27日 07時00分

    TECH

    【JSTnews5月号掲載】NEWS&TOPICS 研究成果/創発的研究支援事業(FOREST) 研究課題 「火星における天気予報の実現と水環境マップの構築」

    第5回  火星探査プロジェクトに大きく貢献する「地中水拡散モデル」を東北大学の研究チームが開発

    火星は次なる有人探査の目標として注目されており、探査時のエネルギー確保や生命維持の観点から、利用可能な火星表層の水分布を把握する必要があります。

  • 霊長類の脳機能をデジタル上で再現!「デジタルツイン脳シミュレーター」が開発される!

    2025年05月26日 07時00分

    TECH

    【JSTnews5月号掲載】NEWS&TOPICS 研究成果/戦略的創造研究推進事業CREST 研究領域 「生体マルチセンシングシステムの究明と活用技術の創出」 研究課題 「知覚と感情を媒介する認知フィーリングの原理解明」

    第4回  霊長類の脳機能をデジタル上で再現!「デジタルツイン脳シミュレーター」が開発される!

    現実世界の物やプロセスをコンピューター上でモデル化する「デジタルツイン」の実用化が進んでいます。モデル化の対象となるのは、産業用機械や飛行機など多岐にわたり、最近ではヒトの臓器のデジタルツインが循環器の治療や手術前シミュレーションで利用されています。

  • 世界中から注目される日本のフュージョンエネルギー研究の未来

    2025年05月23日 07時00分

    TECH

    【JSTnews5月号掲載】続々・ムーンショット特別インタビュー 2050年を描く

    第3回  世界中から注目される日本のフュージョンエネルギー研究の未来

    日本発の破壊的イノベーション創出を目指し、2020年からスタートしたムーンショット型研究開発事業。今回は、23年に新たに設定された目標10 「2050年までに、フュージョンエネルギーの多面的な活用により、地球環境と調和し、資源制約から解き放たれた活力ある社会を実現」を紹介する。

  • 脳機能の解明だけじゃない!「多機能ファイバー」の活用で描かれる多彩な可能性

    2025年05月22日 07時00分

    TECH

    【JSTnews5月号掲載】特集2

    第2回  脳機能の解明だけじゃない!「多機能ファイバー」の活用で描かれる多彩な可能性

    脳の中では、神経細胞による電気信号と、神経伝達物質やイオンなどといった化学物質を介して、情報が伝達されている。脳機能を解明するためには、これらの信号を詳細に測定する必要がある。

  • 全国的に注目を集める水インフラ!安全安心な水循環系の実現を目指す研究現場の最前線

    2025年05月21日 07時00分

    TECH

    【JSTnews5月号掲載】特集1

    第1回  全国的に注目を集める水インフラ!安全安心な水循環系の実現を目指す研究現場の最前線

    信州大学工学部の田中宏明特任教授と東京大学大学院工学系研究科附属水環境工学研究センターの北島正章特任教授らは、水に含まれる微量の病原体や化学物質などの汚染物を管理する新たなインフラの概念を実証し、健康リスクを低減する社会の実現を目指している。

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集計期間:
2026年04月09日~2026年04月15日
  • 角川アスキー総合研究所