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現役ママが出会った恐怖の「監視塔ママ」:

ママ友LINEが怖すぎる

2017年10月10日 07時00分更新

文● 真野島なな

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ママ友同士のコミュニケーションに欠かせなくなったLINE。そこで起こった恐怖の実体験を、2児の母親である現役ママライター真野島ななさんに教えてもらいました。校庭にいる生徒の様子を見て報告する「監視塔ママ」、スクリーンショットで「子どもの悪口を言われた」証拠をおさえる修羅場など、壮絶な模様をお伝えします。


 LINEは多くのママたちにとって、重要なコミュニケーションツール。

 ママ友同士のおしゃべり、幼稚園や保育園の保護者同士の連絡、PTAの打ち合わせなど、さまざまな場面で活用されています。

 しかしLINEトラブルはママ界隈にも多々存在します。今回は、2児の母である筆者が遭遇したママ友LINEのコワイお話をご紹介します。

【目次】
一度入ったら抜けられないクラスグループ
「幼稚園ママvs保育園ママ」見えない戦い
休み時間の校庭を見つめる「監視塔ママ」
「LINEに子どもの悪口書いた」で修羅場に
ママ友LINEを無難に過ごす方法

■一度入ったら抜けられないクラスグループ

 LINEでもっとも使われる機能が「トーク」。1対1はもちろん、グループ同士のトークも多用されています。ママたちは、親しい友達同士、お稽古、クラスなど、複数のグループに所属し、それぞれを使い分けています。

 ここで面倒なのが、小学校のクラスグループです。

 小学校ではクラスごとに緊急連絡リストが作成されますが、公式な連絡としてLINEを使用するケースはほぼありません。そこで、入学後にクラス連絡用のグループを有志で作る場合があります。

 このグループ、もとは親睦会に参加するかどうかを決めるため、幹事のママがグループを作り、参加者が自分の知っている同学年のママ友を引っ張り込むという気楽なグループでした。しかし、これが一度入ると非常に面倒くさい!

 LINEのグループトークの場合、相手の許可なしにメンバーを誘うことができます。つまり誰かと一度友だち登録をしてしまうと、本人の意思と関係なく、グループのお誘いがガンガン来てしまうのです!

 ママの中でも頑としてLINEを拒み、グループに参加しない人もいます。しかし、筆者の場合、お誘いが来たときに断る勇気がありませんでした……そして、特定の人にしか教えたくなかったLINEアカウントも、クラス全員が知るところとなってしまったのです。

 クラスのほぼ全員が参加するグループは、大人数なので発言に非常に気を使います。通知をオンにしていると、延々と続くスタンプで毎回通知が鳴り、非常にウザい思いもします。

 そんな中、「スタンプがだらだら続くし、レスがつかないと文句言われるから、黙って抜けちゃった!」という勇者ママも登場。「黙って抜ける」「参加してるのに既読が付かない」「レスが返ってこない」ケースは、現在進行形で不満をもたれやすいもの。「ちょっと気まずくなっちゃったけど、まあいいや」という彼女のメンタルの強さを見習いたいものです。

 しかし、こんなものはまだまだ序の口です。

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