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装着すると息苦しく、カロリー消費をうながすという:

2万円近いマスクが人気 1ヵ月で売上1億円

2018年03月14日 18時30分更新

文● G. Raymond

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 1枚2万円近いマスクがよく売れている。

 次世代マスク「bo-bi(ボービ)カロリー」は通常価格1万7980円、オーダーメイド価格1万9980円の高級品。開発元のメッシュ加工メーカーくればぁは14日、1月30日発売から1ヵ月間でマスクの売上が1億円を突破したと発表した。

 工業用メッシュフィルターの製造で得られた知見をもとに、用途に特化した10層のメッシュフィルターを組み合わせているのが特徴。1つのフィルターはPM2.5より小さい0.05ミクロン以下の細かい目で編まれており、呼吸に負荷を与えることで1日200~400kcalのカロリー消費をうながすという。

 花粉・ダニアレル物質を付着した瞬間から低減(不活性化)させるというフィルターもふくみ、花粉症対策にも使えるという。マスクは100回以上洗って再利用できる。デザインは佐藤オオキ氏率いるデザインオフィスnendoが手がけた。

 ほとんどの消費者が「息苦しくないマスク」を選ぶ中、逆に「息苦しいマスク」をつくったらどうかという逆転の発想から生まれた製品。買っているのは20代以上の女性が6割、男性が4割。普段からマスクを着けている人が「カロリー消費もできるなら」と買っているという。心肺機能を高めたいと買う人もいるそうだ。

 bo-biカロリーは同社ウェブサイト、東急ハンズで販売中。


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