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松村太郎の「アップル時評」ニュース解説・戦略分析 第4回

iPhone 8はカニバらない:

アップル新iPhone発表後「iPhone 8」の価値が高まる理由

2018年07月17日 09時00分更新

文● 松村太郎 @taromatsumura

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■次のiPhoneのラインアップを、改めて

 アップルは毎年9月に新型iPhoneを発売します。同時に昨年発表したモデル、一昨年発表したモデルをラインアップに残し、価格を毎年100ドルずつ下げて販売を継続します。

2017年9月のスペシャルイベントで、iPhoneラインアップを紹介するAppleのシニアバイスプレジデント、フィル・シラー氏。

 ちなみに例外としてiPhone SEが存在します。2016年3月の登場以降、途中で容量を増やしましたが、A9プロセッサを搭載したまま、引き続き349ドルで販売が続けられています。すでにモデル登場から2年経過しており、プロセッサぐらい入れ替えても良さそうに思うのですが。

 現在の見立てがそのままとなれば、

・iPhone Xの後継モデルとなる5.8インチ有機ELディスプレーを備えた次世代のベーシックモデル
・その大画面版となる6.5インチモデル
・6.1インチ液晶ディスプレーの大画面低価格モデル

 という3機種が登場することになりそうです。

 そして、iPhone 8、iPhone 8 Plusは現在の699ドル・799ドルから100ドルずつ値下げされ、599ドル・699ドルからということになります。しかしiPhone 8については、これまでとは事情が異なります。

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