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松村太郎の「アップル時評」ニュース解説・戦略分析 第23回

とくに米国でインパクトの大きな機能だ:

Apple Watch心電図機能を試す 使い方と注意点は

2018年12月18日 09時00分更新

文● 松村太郎 @taromatsumura

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 アップルは現地時間12月6日、watchOS 5.1.2を配信。すでに9月から発売されていたApple Watch Series 4での心電図機能(ECG・EKG)を米国内で有効化しました。

 心電図機能は、世界中でApple Watch Series 4に共通で搭載されている心電図計測のためのセンサーと組み合わせて利用するアプリについて、米国の食品や医療機器の認証をするFDAの承認を得ていたことから、ソフトウェア的に有効化されました。日本で発売されているApple Watch Series 4にも同様のセンサーは組み込まれていますが、アプリが有効化されず、日本では利用できません。

 厚生労働省に勤める友人に聞くと、一般論として、医療機器としての承認を得るまでに3〜5年のプロセスを経る必要があるそうです。アップルが日本でどれだけ早くApple Watchの認証プロセスを開始したかは明らかになっていませんが、日本で心電図が利用できるようになるまでには相当時間がかかりそうです。

 米国での認証を受け、さっそく自分の心電図を計測してみました。施された様々な工夫について、お伝えしていきましょう。

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