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担当編集者が、未掲載の「本命ネタ」を特別公開

Netbookにこそ、Ubuntuを入れろ

2009年03月06日 22時20分更新

文● 編集担当S

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 編集担当のS(♀)です。本日3月6日発売の『買いたいNetbookがわかる本』は、現行のNetbook26機種を徹底的に比較。

アスキー・ドットPC4月号増刊「買いたいNetbookがわかる本」、3月6日発売、価格500円

 もちろん、インストールしたあとにも役立つフリーソフトや定番ワザの紹介もみっちり詰まって500円。Netbook並みにお安いですよ!

 ……と、お決まりの宣伝を読んでいただいたところで、スケジュールと紙幅の都合で入れられず、地団駄を踏んだスペシャルネタをASCII.jpで公開しましょう。

 そのネタとは、4月末リリース予定の「Ubuntu Netbook Remix 9.04」だぁ──!?。



ミニセンで遊ぶなら、これしかないでしょう!


 実はワタクシ、週刊アスキーのUbuntuムックシリーズのすべてを担当した、ガチガチのUbuntuファンです。Netbookの搭載OSがWindows XPばかりで、今回の「買いたいNetbookがわかる本」に、Ubuntuネタをほとんど入れられなかったことに、相当やる気をなくしガッカリしておりました。

UNRをNetbookで使ってみたぞ!

 そんなわけで、ASCII.jp上でも「Netbook+Ubuntuの組み合わせは最高だ! 分かってるのはデル様だけ!」をひっそりと、しかし声高に主張していきたい所存であります(注:デルのInspiron Miniシリーズにはデル独自のUbuntu搭載モデルが用意されている)。

Ubuntu Netbook Remix(9.04アルファ5版)のメイン画面。カテゴリーごとに大きなアイコンのランチャーが並ぶ。アプリケーションのウインドーは自動的に最大化されるなどNetbookを意識したインターフェース

 さて、Ubuntu Netbook Remix(以下UNR)は、Netbookに適したインターフェースをもつ、Ubuntuの特別版。USBメモリーをインストールディスクにするツール「Ubuntu Image Writer」も用意されているので、光学式ドライブのないNetbookにUNRを入れるのも至極カンタンです。ただし9.04は現在、ベータにも届かないアルファ5版。試すときは自己責任でどうぞ。通常は4月末の正式公開を待つのがいいでしょう。

 UNRのインターフェースの特徴は、Netbookの狭いデスクトップ領域でも使いやすいようにデザインされたシンプルなスタート画面と、常に最大化されるウインドウです。クリックすると、クルりと回転するアイコンのキュートさもナイス。ちょっと自慢したくなるデザインなのです。

デスクトップモードの切り替えメニュー。これで通常のUbuntuインターフェースにすぐに戻れる。逆に、UNRはNetbook用にデザインされたテーマを通常のUbuntuに加えただけのOS、と言うこともできる

 しかも、慣れてきたら通常のUbuntuインターフェースに移行できるよう、デスクトップモードの切り替えメニューも用意されている親切さ。これなら、マニアックな方も安心してトライできるというものです。(ちなみに、Netbookでよく出くわす、画面外にはみ出してしまって「OK」ボタンがクリックできないウインドウ。UbuntuではAlt+ドラッグで自由に動かせます。こんなところも、UbuntuはNetbook向きなんですよ!)

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