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ニコ動に続け!動画配信ビジネス成功のポイント

2014年09月09日 11時00分更新

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 D2Cソリューションズ クラウドビジネス部の横林です。みなさんいかがお過ごしでしょうか。

 最近『動画』というキーワードをよく耳にします。合わせて、動画配信ビジネス市場についての記事をよく目にすることが増えてきました。2014年は『動画元年』になるという方もいらっしゃいます。

 では、動画配信ビジネス市場とは実際にどのような市場なのでしょうか。一般にはYou Tubeやニコニコ動画などに代表されるユーザー投稿型の無料サイトが目立ちますが、他にも有料動画配信サイトや、動画配信プラットフォームなどその分類もさまざまです。

 動画配信ビジネスは、コンテンツの仕入れやシステム投資の観点から、導入が難しいビジネスだと思っている方が多いかもしれません。実は小規模でも収益を上げている企業も多くあり、企業規模に関係なく動画配信ビジネスを始められる可能性や、動画を活用することで自社のビジネスを強化できる可能性があります。

 今回は自社で動画を活用した事例と共に、成功ポイントを紹介します。

動画配信ビジネス市場とは

 VOD(ビデオオンデマンド)の動画配信ビジネス市場は、2012年から2018年には1.5倍と成長予測されています。

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ITナビゲーター2014年版(野村総合研究所)

 動画配信ビジネスをマッピングしてみました。横軸が無料モデル(オープン性が高い)から有料モデル(クローズ性が高い)、縦軸がブロードキャスト(大量配信)からユニキャスト(特定単一配信)です。

 動画配信ビジネスは、大きく分けて4つに分類できます。

  • 広告収益モデル中心のユーザ投稿型無料サイト運営
  • コンテンツ仕入れやシステム投資を伴う有料動画VODサイト運営
  • 動画配信プラットフォームを利用した特殊/特定ユーザ向け有料動画サイト運営
  • 個人利用を中心としたSNSサービス内などでのメディアとしての動画利用

 大きな投資をせずに新た動画配信ビジネスを立ち上げるには、いくつかある動画配信プラットフォームを選定することが適しているようです。

成功ポイントは?

 動画配信ビジネスの成長の大きな要因の一つは、「スマートフォン」での動画視聴が急速に増えたことです。2014年インターネット動画の視聴で利用する端末は、「スマートフォン(携帯電話)」と回答したのは、56.51%。「パソコン」と答えたのは41.62%です。

 「スマートフォン(携帯電話含む)」が「パソコン」を上回りました。

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ITナビゲーター2014年版(野村総合研究所)

 2012年度以降、動画視聴者数は増え、2016年度までに現在の3.1倍まで利用者は増加する見通しです。このうち有料動画利用者数は2.3倍になる予測です。

 スマートフォンは今や動画視聴の主要デバイスとなってきます。スマートフォンの利用環境に合わせた動画コンテンツを提供することが、成功ポイントの一つです。

注目されるコンテンツとは

 教育系Webサービスは、すでに1兆円の市場規模とも言われています。「教育」×「動画」は、非常に分かりやすい活用例です。百聞は一見に如かずと言われるほど、教育系コンテンツでは動画との親和性が高く、各サービスで活用されています。「教育」×「動画」の代表的なサービス例として、以下のようなものがあげられます。

  • 受験サプリ:インターネット予備校(リクルートホールディングス)
  • N-Academy:資格取得や趣味講座(NTTナレッジ・スクウェア)
  • juuk-toi:法律受験指導(伊藤塾)

 教育のみならず、趣味趣向に関するコンテンツなど特殊な需要向けのサービスでは有料課金ビジネスが成功しやすいようです。「趣味趣向」×「動画」の代表的なサービス例として、以下のようなものがあげられます。

まとめ

 「教育」・「趣味趣向」コンテンツであれば、スマートフォンやタブレット端末を意識したサービスを立ち上げることで、動画配信ビジネスの成功ができる可能性があるかもしれませんね。

D2Cソリューションズでは、コンテンツ制作から動画配信ビジネスのマネタイズの運営まで、最短3週間でご提供できるお手伝いをしています。お気軽にお問い合わせください。

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