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アプリのターゲット像を明確化する3つの方法

2015年07月14日 11時00分更新

記事提供:WPJ

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唐突ですが、みなさんのアプリを利用している人ってどんな人でしょうか? ゲームアプリでは利用開始までの障壁を極力排除する為、登録時にユーザー情報の入力を求めない傾向が強いですね。

したがって、どんな人が遊んでくれているのか詳細が分からず、ざっと「30代男性、○○好き」といったアバウトなターゲットで運用しているケースも多いと思います。ただ、これだけだと明確なターゲット像がイメージできないですよね。

ターゲット像がイメージでき、プロジェクト全体で共有できていると、誰に何を届けたらよいのかが明確になるので、施策もブレなく、精度があがります。以下のような手順を定期的に繰り返し、ターゲット像をしっかり把握し、施策を実行できるようにしています。

1.ユーザーインサイトを把握しよう

インサイトとは、消費者の潜在的なニーズや感情などを把握することです。インサイトの把握は以下の2つのデータから把握するのが一般的です。

デモグラフィックデータ
年齢・性別・地域・職業などの属性
サイコグラフィックデータ
消費者の価値観、ライフスタイル、趣味などの、心理学的な特性のデータ

また、定量的に分析できるもの、定性的に分析するものがあります。それぞれで分析に用いる手法が異なるので、以下のようにまとめてみました。

上のように分類してみましたが、やはり直接利用者に聞くのが一番確実な方法であることは間違いありません(笑)。よって、定期的にアンケートをとったりするのですが、その際のツールとしてGoogleフォームのアンケート集計がとても簡単に作成でき、かつ、集計結果をグラフ化してくれるので、非常におすすめです。

アンケートを実施して、まず、全体感でどういう傾向があるのかを把握してからグルーピングしていきます。

2.結果からペルソナ設定をしよう

分析した結果や傾向を把握したら、そこからペルソナを設定します。ペルソナとは、ターゲットとするユーザーの中でも最も重要な人物に焦点をあて、詳細を設定し、具体的なターゲット像をイメージしやすくする方法のことです。

具体的には以下のような項目を掘り下げて、ある1人の人物をイメージできるくらいに設定します。

  • 年齢
  • 性別
  • 住んでいる地域
  • 職業
  • 身体的特徴
  • 性格
  • 好きなもの、嫌いなもの
  • 通勤時間、就業時間、就寝時間

ざっくり「こんな人」という抽象的なイメージではなく、ペルソナのようにイメージを具体化すると、ターゲット像もイメージしやすくなります。

3.設定したペルソナに対して施策を実施し検証しよう

前述で設定したペルソナに対して、どんなアプローチをすれば有効かを考え、施策に落としていきます。そして一度実施してみて効果検証をします。

実施した結果を踏まえて、設定したペルソナが正しかったかを確認します。効果が悪ければ、ペルソナの設定を見直して再度施策を実施します。これを繰り返しアップデートしていくことで、ペルソナ設定を明確にしていきます。

図の手順を繰り返すことで、少しずつターゲット像のイメージを固めていきます。運営を続けていくうちにユーザーも変わってきますので、ターゲット像を把握してズレがないようにした方が良いと思います。

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