このページの本文へ

前へ 1 2 3 次へ

Ubuntu Magazine創刊 & NetWalker発売記念 第2弾!

ギークや鯖管は注目! NetWalkerの入力環境を徹底改善

2009年09月29日 16時00分更新

文● hito(Ubuntu Japanese Team)

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

人気の週刊アスキーのUbuntuムックシリーズが、初のUbuntu専門誌に変身。「Ubuntu Magazine Japan vol.01」は9月29日発売だ(価格1155円)

 本日、ついに発売となった「Ubuntu Magazine Japan vol.01」。と同時に、初のARM対応Ubuntu搭載機「NetWalker」もシャープからめでたく発売に。このUbuntu祭り(?)を記念し、Ubuntu Magazine著者陣によるNetWalkerの本音レビュー&使いこなしテクを連続で掲載! 今回はその第2回目だ!



いつでもどこでもNetWalkerで仕事したい…か!?

 みなさんこんにちは、Ubuntu道場を書いているhitoです。今回は「仕事がしたくて仕方ない人」用のNetWalker使いこなしテクニックをお届けしたいと思います。書いてる人が鯖管、サーバ管理を仕事(のひとつ)にしてるので、主にサーバ管理者やビジネスユーザのお役に立つかと思います。

 上手く組み合わせることで、いつでもどこでも仕事ができるようになるでしょう。……そんなのうれしくねーよ! という声が聞こえてきますが、そのあたりはスルーで。


Bluetoothアダプタでシアワセになろう!

 NetWalkerは400g強の重量・文庫本サイズの筐体・長時間バッテリ駆動が可能と、モバイルに必要な諸元を一通り満たしているため、カバンに入っている確率がとても高いデバイスです。結果として、ネットブックやノートPCはないけど、NetWalkerはある、というケースはしばしば遭遇することになるでしょう。特に出先で急ぎの仕事が入ってしまった場合、カフェやファストフード店に入ってNetWalkerを取り出し、そこで仕事を片付けてしまいたいところです。

その名の通り、立ったまま、歩いたまま(?)でも入力できる「NetWalker」。だから、座り仕事のときの入力にはちょっと工夫をしておきたい

 NetWalkerのキーボードとオプティカルポイントは、立ったまま作業をするには最高ではあるものの、机の上に置いた状態で、じっくり座って作業をするのはキビシイものがあります。手が小さな人ならともかく、タッチタイプするにはちょっとキーボードは小さすぎます。ディスプレーの解像度は1024×600ドットもあるのですが(つまり普通のネットブックと同等)、本格的な作業には向かないワケです。ヘタしたら親指入力の方がキータイプは速そうです。

 というわけで、マウスやキーボードをBluetoothで追加、てなことを考えてみましょう。

今回筆者がテストとして使用したマイクロソフトのマウス「Microsoft Bluetooth Notebook Mouse 5000」。実売価格は3500円ほどで、使い勝手もよい。NetWalkerに接続するしないを問わず、超オススメです

 わざわざBluetoothで接続する必要はないのでは、と思われるかもしれませんが、NetWalkerでは、周辺機器の接続に使えるのは「USB×2(通常のTypeAコネクタとminiAコネクタひとつずつ)」だけです。マウスとキーボードを接続する場合、これらの拡張コネクタを使い切ってしまうことになります。そうするとUSBメモリなども使えなくなってしまうので、これではちょっと不便すぎます。もちろん「それでもいいんだ!」という考え方はありますが。

 ただ、キーボードとマウスを同時にUSB接続することは困難です。なぜなら消費電力の都合上、よほど機種を選ばないとうまく動作しないからです。さらに、miniAから変換するケーブルを使う等、余計な工夫が必要になります。それなら、TypeAコネクタからUSBハブを通せば、と思ったりもしますが、バスパワーで動作するハブだと、キーボード・マウス・ハブの3つの消費電力を一つのコネクタでまかなわないといけません。NetWalkerのUSBコネクタの電力供給能力はそこまで高くないので、少々荷が重くなります。ていうか、動きません。

 そこで、マウスやキーボードはBluetoothで接続すれば!ということになります。

(次ページへ続く)

前へ 1 2 3 次へ

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン