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モンタビスタソフトウエアジャパン、VRシリーズ対応の組み込みLinuxでNECらと協業

2001年02月28日 02時58分更新

文● 編集部

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日本電気マイコンテクノロジー(株)(以下NECMT)と、組み込み用のLinuxを開発・販売しているモンタビスタソフトウエアジャパン(株)は、NECの64bitRISCプロセッサ「VRシリーズ」における組み込みLinuxソリューション分野で協業していくことに合意した。今後、組込みシステム開発に対して包括的なLinuxソリューションを提供していくという。

今まではNECとモンタビスタソフトウェアジャパンの2社が、Hard Hat Linuxを搭載したVR4181リファレンスボードを発表するなどの協業を行なっていたが、今回この協業体制にシステムインテグレータのNECMTが参画することにより、さらに幅広いソリューションの提供が可能になるという。

モンタビスタソフトウェアジャパンの開発する組み込み機器用ディストリビューション「Hard Hat Linux」は、現在「NEC VR4xxx」、「NEC VR5xxx」をサポートしているが、今回の協業合意により、NECMTはHard Hat Linuxに対して以下のようなデバイスドライバやミドルウエアを提供する予定。

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