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メロンブックスシティ、大逆転の末、念願の王者へ!

痛車が全日本ラリー選手権クラスチャンピオンに!

2008年11月27日 20時00分更新

文● 末岡大祐/Webアキバ編集部

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参加台数の1/3がリタイアした過酷なラリー

 トラブルの原因だが、SS11(3本目)で砂利に乗り上げてしまい、そのまま滑ってアウト側の側溝に落ちてしまったという。シティという軽いクルマだったこと、他の人が使ったと思われる脱出用の石がすぐそばに置いてあったこと、駆動系が無事だったこと、などなどいくつもの幸運が重なり、なんとかゴールまでクルマを運んで来られたそうだ。ラリーはただ速ければいいだけではない。完走しなくては結果が残らないのである。したがって、困難な状況でも決して諦めずに走れば、今回のメロン号のような奇跡の逆転劇が起こることがある。なお、今回は参加台数63台のうち21台がリタイアと、全体的にかなり厳しいレースだったようだ。

 新城ラリーに限って言えば、クラス順位は3位だったが、シリーズポイントではJN1クラスチャンピオンが確定。痛車の全日本王者が誕生した瞬間である。

 来年はクルマが変更になるかもしれないが、また痛車で参戦したいという。公道を爆走する痛車を応援しに、全日本ラリーを見に行こう!

これはメロン号のサービスに置いてある「メロン箱」。メロンブックスのステッカーなどのノベルティや、ファンが作ったメロン号グッズがテイクフリーなのだ

今回はこの名刺サイズのカードがファンからの差し入れグッズ。見ての通り、2ちゃんねるの応援スレッドのURLが記載されている

(次のページへ続く)

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