誰もが望んだドライバーズポイントが
いま、この手に!
SUPER GT 第8戦 オートポリスはチーム最高の結果で終了した。詳細なレポートは後日アップするが、会場の興奮を少しでも早く伝えるために、速報というカタチで第一報をお知らせする。
予選で11番グリッドを獲得したミクZ4(関連記事)は、スタートドライバーの番場選手のドライブでレースの幕を開けた。序盤こそイタ車勢(ランボ軍団)に不覚を取ったものの、その後1時間20分(40LAP)にわたる獅子奮迅のノンストップドライブで、最高位で3位(!)をマークするなど、これまでは見たこともなかった順位を上下していた。
その後、田ヶ原選手に交代するためにピットインすると14位まで順位を落とすが、先にピットインしていたマシンも多かったため、周りがタイヤの消耗などでスピンやコースアウトというトラブルが発生。田ヶ原選手は持ち前の安定感でゴールまでミクZ4を運んだのだった。
ゴールの時点では11位だったのだが、「#66 triple a ムルシェ RG-1」がペナルティにより30秒のタイム加算となったため、なんと繰り上がりでベスト10入りを果たしたのである! 終わってみれば、序盤苦しめられたランボ軍団はすべてミクZ4のうしろとなり、痛車がイタ車を退けたカタチとなった。
ここまで短かったような長かったような。「あとちょっと」がいつも遠く、ここ数戦は負のスパイラルに陥っていたミクZ4。とうとう念願のドライバーズポイントを獲得したのだ! 10位なので1ポイントだが、これは見た目よりも大きく価値のある数字である。
実はチームポイントはこれまでにも獲得しており、2周遅れ以上で完走すれば1ポイント、今回のような1周遅れでの完走なら2ポイントなので、岡山、5月の富士、SUGOでの3ポイントと、今回のオートポリスでの2ポイントで、合計5ポイントを取っている。チーム順位としては25チーム中、20位に着けている。
様々なバージョンアップを重ねてきた今年のミクZ4だが、今回ようやくひとつの結果を出した。花開くまでにはもうちょっとだけ時間がかかるかもしれないが、最終戦のもてぎでミクZ4が最高の笑顔で咲き誇ることも十分期待できる。今回の感動をぜひファンのみんなで共有したい。もてぎでは特設応援シートで、SBT(スーパー番場タイム)とSST(スーパー章蔵タイム)を見届けようではないか!
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