昨日とは違ったセッティングで挑む!
SUPER GT 第2戦 岡山国際サーキット。予選はチームにとってもファンにとっても不本意な結果に終わってしまい、それでも決勝で少しでも挽回しようと、決勝朝のフリー走行では昨日とは違ったセッティングでミクポルシェは走った。スタートドライバーは番場選手。気温9度、路面温度13度と、天気は良かったが気温が低かったため、路面温度もさほど上がらず。それでも番場選手はセッティング変更の確認も含め、慎重に走行する。途中で「1'34.965」というベストタイムを記録し、そのままピットイン。
だがこのとき、番場選手が戻ってきたときなのか、佐々木選手が出ていくときなのか、なんとピットレーン走行中に制限速度違反をしてしまったらしく、罰金2万円を課せられてしまったのだ。ここにきての反則は痛いが、罰金で済んだのは不幸中の幸いだったかもしれない。これもドライバーが少しでも速く走りたいと気合いが入っている証拠だ。その後、フリー走行の残りの20分ほどを佐々木選手が走り、時間いっぱい使ってセッティングを煮詰めた。
フリー走行のあとには、SUPER GT名物のサーキットサファリがある。これは、イベントとしてはファンサービスなのだが、チームにとってみれば決勝の直前にクルマの様子を確認できる貴重な時間でもある。フリー走行では番場選手が先だったが、こちらでは佐々木選手がスタートを務めた。「岡山は得意なコース」という佐々木選手なだけに、クルマとセッティングに慣れてもらうために、途中のピットインを挟み、最後まで佐々木選手がドライブ。何事もなく、サーキットサファリを終えたのだった。
(次ページへ続く)

この連載の記事
- 第43回 GSR走行会が富士スピードウェイで開催!
- 第42回 来期は小林可夢偉が走る!? GSR忘年会でビッグサプライズ!
- 第41回 GT特別戦! 残念ながら911 GT3R(元ミクポルシェ)はリタイヤ
- 第40回 GTシーズン終了後初の生放送! ミクポルシェのあの真相も
- 第39回 ミクポルシェ、最終戦もてぎは念願のシングルフィニッシュ!
- 第38回 アっと驚くミクポルシェ! 最終戦もてぎの予選を2位で制す
- 第37回 最終戦もてぎ直前の生放送はGSRカフェから!
- 第36回 もてぎ戦まで1ヵ月! 生放送で意気込みを語る
- 第35回 10月の最終戦もてぎ!ミクポルシェ応援シートいよいよ販売開始
- 第34回 鈴鹿戦を振り返る生放送は松戸からお届け!
- 第33回 ミクポルシェ、伝統の700kmレースを10位でフィニッシュ!
- この連載の一覧へ