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肉食ナベコの「なんでも食べてみる」 第1300回

うどんがバグってる ポテトもチュロスも“全部うどん”

2026年05月01日 12時00分更新

文● ナベコ 編集●ASCII

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実はこれもうどん

 ごきげんよう、モグモグウーマンのナベコです。腹ぺこの時、金欠の時、二日酔いの時でも、うどんは裏切らない。時代は変われど、うどんって庶民的でみんな大好きですよね。

 そんなうどんが、いま驚くほど進化しています。

 え!? ポテトにチュロス? そんなのアリ??

うどんがアメリカンドッグやポテトに!
山下本気うどんの「ぅシリーズ」

うどんが七変化

 ガーデンが展開する「山下本気うどん」は、新感覚うどん「ぅシリーズ」として、アメリカンドッグ、ポテト、チュロスをイメージした商品をフードコートの一部店舗で4月20日より販売開始しました。

店内製麺にこだわる「山下本気うどん」。首都圏やアウトレットに出店しています

 いずれも原料にうどんを使用しています。同チェーン自慢である、店舗製麺の“モチモチ”のうどんの食感を活かして、軽食フードへと変身させています。

 アメリカンドッグをイメージした「ぅドック」、ポテトをイメージした「ぅテト」と、チュロスをイメージした「ぅチュロん」の3品で、価格はいずれも300円台。専用のボックス容器で提供されますよ。

 取材で行った店舗で試食させてもらいました!

・ぅドック 390円

 アメリカンドッグをイメージし、ソーセージにうどんを巻き付けて揚げたのがこちらの「ぅドック」。ちなみに、小さい「ぅ」はどう発音していいか気になって、お店の方に尋ねたら、普通に「“う”ドック」と言っていいとのことでした。これで頼む時も安心ですね。

これはビールのおつまみ

 気になる味は。外はカリッと香ばしく、内側がほどよくソフト。ジューシーなソーセージをうどんが受け止めてくれて、なるほどアメリカンドッグ風です。ケチャップで香ばしさがブーストされて、ビールがほしくなりました!

 衣がほんのり甘くなっていますが、実際のアメリカンドッグより甘さは控えめ。アメリカンドッグってホットケーキの生地で肉を包んだ感じでジャンクなおいしさですが、うどんなのでもうちょっと日常的に食べられそうです。

うどん感満載

 食べていくと、らせん状に巻かれたうどんが連なってほどけてきて、「あ、うどんだ!」と見た目からもおもしろいです。小ぶりなサイズが4つ入りというのも、食べやすくて好感です。

・ぅテト 300円

 これは見た目のままですね。うどんを揚げたポテト感覚の「ぅテト」。

 さもありなんな気がして、3品の中では一番意外性はないな~と思っていたのですが、食べてみると外カリ、中もちっ(ふにゃ)で、あれ、想像していのたと違う!

中が柔らかい。ありそうでなかった!

 揚げパスタや揚げそばのようなカリカリ系ではなく、内側はやわらかくて、ちゃんとうどんっぽいです。あえて水分を残しているのが絶妙。

 外側は香ばしくて、うどんとポテトの中間のような、ありそうでなかった感じ。クセになりそう!

・ぅチュロん 300円

 チュロスをイメージした「ぅチュロん」は、プレーンとシナモンシュガーの2種類。今回はシナモンシュガーを試しました。

見た目は小さめのチュロス

 シナモンの甘い香りに包まれて、映画館でチュロスを食べるときのようなワクワク感。「あのカリカリ食感がくる」と思いきや、ひと口で外カリ、中ふわもち。あれ、すごい、うどんだ。

え、ここまでうどん!?

 なんでも、3品の中で「ぅドック」は茹でる前のうどんを使用していますが、それ以外は茹でたうどんを使用しているとのこと。さらに、「ぅチュロん」は、「ぅてと」のように1本ずつではなく束にして揚げているため、中心のもっちりやわらかな食感がしっかり残っています。

 見た目はチュロス、食感はうどん。しかもハマっている。驚きがあり、一番のダークホースでした。

むにゅ~っと伸びてきます。新感覚

うどんに本気だからこそ“遊び”にきている!

 というわけで、山下本気うどんの「ぅシリーズ」は、うどん感あふれる再解釈でした。

 同チェーンは首都圏やアウトレットなどに展開しており、客層の半数以上が女性というのも特徴。今回の商品は、ファミリー層やカフェ利用など、新たな需要の取り込みを狙ったものだそうです。

トリドールが展開する丸亀製麺でも、ドーナツやスナックをうどんで展開

 こうした、うどんの拡張といった流れは、他チェーンにも見られますよね。トリドールが展開する「丸亀製麺」も、「丸亀うどーなつ」(スイーツ)、「丸亀うどんぴっぴ」(スナック)といった派生メニューを展開し、メインとは異なる客層にアプローチをしかけています。

 共通しているのは、店内製麺による“うどんそのもの”への自信だと思います。ブランドの芯があるから、枠を広げた展開ができる。また、一昔前は、ストイックにうどんそのものを極めるのが王道という雰囲気もありましたが、今はより自由に勝負をかけていい空気が後押ししています。

うどんってこんな自由度高いんだ……

 「ぅシリーズ」は、山下本気うどんのららテラス北綾瀬(東京)、横浜ワールドポーターズ(神奈川)、あみプレミアム・アウトレット(茨城)、佐野プレミアム・アウトレット(栃木)の4店舗でスタート。

 今後、販売動向を見ながら首都圏店舗も含め全店展開の可能性もあるとのこと。天ぷらをつまみにビールも楽しめる山下本気うどんだけに、このシリーズが広がれば、さらにうどん飲みがはかどりそう。つまり「ぅ飲み」。いいですね! by、ナベコ

※価格は税込み表記です。

ナベコ

アスキーグルメの酒好きご飯好きの記者・編集者。人生酸いも甘いも。七味唐辛子は薬研堀を愛用。
♪アスキーグルメでおいしい情報発信中♪

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