このページの本文へ

「1000円台で買える奇跡」と呼ばれたファミマの神コスパワインが復活!その味は?

2026年04月27日 17時00分更新

文● 中山秀明 編集●ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 愛好家も絶賛のワインを扱うコンビニといえば、ファミリーマートです。その商品力を象徴するのが、ワイン漫画の金字塔「神の雫」とのコラボレーションシリーズ。

 なかには、まさに神コスパすぎて大好評のうちに完売した幻の銘柄があったのですが、4月28日に復活が決定しました! テイスティングレポートとともにお届けします。

神コスパワインの全貌と実飲レビューほか、ファミマの総菜とのベストペアリング商品もご紹介

「神の雫」の原作者が品質×価格で太鼓判を押した12本

 「神の雫」とのコラボは、2023年にスタート。原作者の亜樹直氏(樹林ゆう子氏、樹林伸氏)が試飲し、「この価格でこのクオリティなら自信をもってすすめられる」と太鼓判を押した商品を選定していることが特徴です。

赤ワインの他、スパークリングや、白ワインもラインナップ

 年々ラインナップは拡充し、現在は計12種類。産地やブドウ品種もバラエティ豊富なうえ、価格は1000円台前半が中心で、880円というボトルもあります。そして、なかでも「1000円台で買える奇跡」とSNSで話題になり、完売店舗も続出したワインが「ジスト」。

過去には、同価格帯商品の約7倍となる週販約7000本を達成。ファミマ史上最大級の売上を記録したとか

 「ジスト」は2種類あり、ともにブドウ品種はテンプラニーリョを使った、スペイン産の赤いフルボディ。そのひとつ、「ジスト グランレゼルバ」(1399円)はオーク樽で1年半以上樽熟成させ、計5年以上の長期熟成を経た贅沢な味わいが特徴です。

ということで、まずはテイスティング

 おぉ、確かにこれが1399円というのは驚きの格調高さです。印象的なのは、ドライフルーツや紅茶といった熟成由来の複雑なアロマに、凝縮したベリーが重なるリッチな果実味。まろやかなタッチに、上質な渋みのグリップと酸味が静かに主張する、バランスに優れたおいしさです。

おすすめのマリアージュは「じっくり煮込んだ極ほろっ豚角煮」(435円)。合わせることで、ワインの果実味がより前面に出て絶品!

 そしてもうひとつが、「ジスト レゼルバ バレルセレクテッド」(1199円)です。こちらも3年以上熟成させたワインで、そのうち1年はオーク樽熟成。「グランレゼルバ」とは熟成年数が大きな違いかと思いますが、その味わいはいかに。

あぁ、こちらも香りからしてエレガント!

 うん、イイですね! 熟した黒系ベリーの豊かな果実味をベースに、コーヒーやカカオ、スパイスの香りが重なる、複層的なレイヤーが魅力。熟成由来のスムースな口当たりも心地よく、オーク樽の深く伸びやかな余韻をゆったりと楽しめます。

マリアージュは「あふれる肉汁!!!極じゅわハンバーグ」(459円)。こちらもドンピシャで、渋いキレによるウォッシュアウトもナイス

白やピノ・ノワール好き垂涎のワインもあるでよ!

 この発表会にはなんと亜樹直氏(樹林ゆう子氏、樹林伸氏)に加え、お酒好きのタレントということで見取り図の盛山晋太郎さんとリリーさんも登壇。

左から、樹林伸氏、樹林ゆう子氏、盛山晋太郎さん、リリーさん

 亜樹直氏は「ジスト グランレゼルバ」を“夕陽のソロキャンプ”と表現していますが、見取り図のふたりはこの表現をお手本に、「ジスト レゼルバ バレルセレクテッド」のテイスティングコメントにクイズ形式で挑戦しました。

 すると盛山さんは、いい意味でワイルドなふくらみがあることから“大型バスの左折”とコメント。さすが芸人さんといえる大喜利のような表現に、伸氏は「優れてるだけじゃなくて、面白い!」と大絶賛。

盛山さんはほかに、複雑さがあることから“ブドウの確定申告”などの表現も考えていたとか

 実際の「ジスト レゼルバ バレルセレクテッド」は、亜樹直氏によって“恋人と行く夕陽のコンサート”と表現されているのですが、それがわかると盛山さんは「俺ほぼ合ってる。大型バスで行けますやん!」と力説し、会場は爆笑に包まれました。

ちなみにリリーさんは“おいしいワイン”とシュールなボケ的?表現で笑いをさらい、盛山さんは「サボるな、頭使え!」と鋭くツッコミ。お見事!

 会場には「ジスト」以外の10本も並んでおり、その中から特にコスパがいいワインも2本教えてもらいました。なんでも、一般的な市場価格が2000~3000円で販売される高いクオリティを、1598円で提供しているのだとか。

その2本と、オススメのペアリングがこちら

 ひとつが「コア ソーヴィニヨンブラン」(1598円)。ニュージーランド国内最大のワイン産地、マールボロで醸造したキレのある辛口白ワインです。グラスを傾けると、マスカットや青リンゴを思わせるすがすがしいアロマが鼻を抜け、キリッとした酸味と豊かな果実味が絶妙に調和。実にすっきりとした飲み口です。

フルーティな瑞々しさが口いっぱいに。白もイイですねー

 もうひとつは、辛口でミディアムボディの赤「エイレーネ ピノ・ノワール」(1598円)。ブドウ品種に、世界三大ピノ・ノワールの産地として名高いニュージーランドのセントラル・オタゴ産のピノ・ノワールを使っていることが特徴です。

イチゴ、ベリーなどの明るくチャーミングな香りが魅惑的。酸も含んだエレガントな味わいが、余韻をキュッと引き締めます

神コスパを実現するファミマ独自の3つの強み

 しかしなぜ、ファミリーマートがこれだけコストパフォーマンスのいいワインを提供できるのか、気になりますよね。その理由は、全国に約16000店舗(お酒の取扱店は約15800)という多さによるスケールメリット以外にも3つありました。産地訪問による品質追及、産地との直接貿易による中間コストの削減、そして社内ソムリエによる厳しい選定力です。

商品概要などを教えてくれた、ファミリーマートの商品本部飲料・酒・煙草部長、齋藤拓也氏

 より具体的には、同社の親会社である伊藤忠商事に日本アクセスと、貿易や食品流通に強みを持った企業のシナジーを生かせること。そして今回の商品開発は、社内10名のソムリエ有資格者がチーム一丸で選定。個人の嗜好や感覚に頼ることなく、協力しあって価値あるワインを吟味する体制を整えていることが、神コスパワインの背景にあるといいます。

乾杯の推しとしては、最安880円のイタリア産泡ワイン「ベルディ」も秀逸でした

 ちなみに個人的には、880円の「ベルディ」も、コスパがヤバいと確信! ジューシーな果実味とイキイキとした酸が心地よく、マリアージュでオススメされた「素材のおいしさそのまま瀬戸内レモンピール」(180円)との組み合わせも衝撃的なウマさでした。とにかく近所のワインセラーだと思って、次の晩酌やワインパーティにはファミマへGO!

※記事中の価格は税込み

カテゴリートップへ

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

もぐもぐ動画配信中!
アスキーグルメ 最新連載・特集一覧