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プリンストンのデジギア道 第9回

International CESでデザインアワードを受賞!

中低音域が豊かに拡がるスピーカーEDIFIER「Spinnaker」

2013年01月11日 11時00分更新

文● 真島 颯一郎 写真●神田 喜和

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最大出力90Wのハイパワーモデル

 たまにはヘッドホンやイヤホンでなく、スピーカーで音楽を聞くのも迫力があって良いもの。昨今はスマートホンやポータブルオーディオプレーヤーで音楽を聞くユーザーの数が圧倒的になり、それにともないスピーカーもBluetooth対応のものが増えている。ただしその多くはコンパクトさがウリであったりと、音質に高い満足感を得られる本格志向のものとなるとまだまだ数は少ない。

 そんな状況のなか、プリンストンテクノロジーからリリースされたのが、新進気鋭の音響メーカー「Edifier」のスピーカーだ。今回はそのモデルのひとつであるBluetooth対応スピーカー「Spinnaker」を実際に使ってみた。なお、EDIFIERブランドからは、本製品のほかに、サブウーファー付きのBluetooth対応スピーカー「PrismaBT」、アラーム機能を搭載した目覚まし時計型のスピーカー「TickTock Bluetooth」の2製品も同時にリリースされている。

Edifierの「Spinnaker」。独特の形状をした筐体に高音域・中音域・低音域用のスピーカーを各1基内蔵している。レッドとブラックの2色を用意

 まるで水牛のツノのようなスタイリッシュなフォルムが、かなりインパクトを持つこのスピーカー。じつは2012年のInternational CES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)にて、デザインアワードを受賞している。2本のスピーカーの内部には、それぞれ高音域・中音域・低音域の3つのスピーカーが内蔵されており、総合最大出力は90Wと、この手のBluetoothスピーカーとしてはあまり例のないハイパワーぶりを誇る。

 Bluetoothに対応し、スマートフォンやポータブルオーディオプレーヤー、ノートPCなど、対応機器とペアリングを設定すればスグに利用できる。また、Bluetooth以外には、3.5mmステレオミニジャック、丸型光デジタルの入力端子も装備しており、本格的なオーディオ機器に加えて、古いCDプレーヤーやカセットデッキ、果てはレコードなど、Bluetoothに対応していない機器とも接続が可能だ。

ペアリングは、ほぼワンタッチで完了。ペアリング後はiPhoneなどの機器から切り替えも可能だ

AC電源など各種入力端子はスピーカーの底部に備える

 2本のスピーカーとともに付属するのがワイヤレスリモコンだ。リモコンの上部をダイヤルのように回したり、頂点部分のボタンを押すことで、ボリュームの調節やミュート、そして前後のトラックへの頭出しといった各種操作が可能だ。

ドーム型のフォルムがスタイリッシュなワイヤレスリモコン。USBで給電する

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