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プリンストンのデジギア道 第4回

ネット動画の視聴やPC連携をお手軽に追加!

約1万円でテレビをネット対応に強化する新「デジ像」

2012年07月25日 11時00分更新

文● 真島 颯一郎 写真●ASCII.jp編集部

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ネット動画を大画面で楽しめる!

 ネット動画を視聴したり、動画配信サービスで動画を購入したり、PCで動画を楽しんでいるユーザーは多いだろう。それらの動画を家族、あるいは友人たちと一緒に観ようと思ったとき「PC内の動画を手持ちのテレビで表示できれば……」とは、誰もが一度は思うもの。HDMIで接続すれば、ケーブル1本で出力できるとは言うものの、いちいちケーブルをつないだり、外したりするのは面倒だ。また、デスクトップPCなどではHDMI接続も難しく、結局は動画をBDやDVDに焼いてプレイヤーで……といった手間を掛けなければいけなかったりする。

 そんな面倒を掛けず、PC動画の視聴が簡単にできるようになるお役立ちなアイテムが、今回紹介する「デジ像メディアプレーヤー2」(PAV-MP2)である。

「PAV-MP2」。本体のほかリモコン、ACアダプター、コンポジットAVケーブル、リモコン受光部延長ケーブル、リモコン用乾電池が同梱

 本製品を使ってできることは、先にも説明した通りPC内にある動画や画像、音楽などをテレビで再生できること。また「YouTube」「Picasa」といったサイトの閲覧も対応している。また、本製品自体にUSB端子を装備しているので、そこに動画・画像・音楽の各ファイルが入ったUSBメモリーを挿せば、それらのデータも再生も可能となる。

 配線はまず、本製品と手持ちのテレビとをHDMIケーブル(別売)で接続。これで本製品に接続したUSBメモリー内にある各種ファイルの再生が可能となる。さらに、本製品とルーターをLANケーブルで繋げ、ホームネットワークに組み込めば、PC内にある各種ファイルの再生やインターネット上にある動画や画像の再生も可能だ。加えて、DLNA機能を搭載するNASやレコーダーなどに保存した動画などの再生もできるようになる。

インターネットにアクセスすれば、大画面に向きのUIになっている「YouTube XL」の視聴も可能。手軽にネット動画を楽しめる

 本製品とテレビとの接続は、HDMIケーブルで繋げることがオススメされているが、本製品には背面を見ると分かるように、コンポジット端子も装備。HDMI端子がない古いテレビでも、利用することができる。

本体背面には電源コネクターやHDMI出力のほか、映像/音声出力や光デジタル音声コネクターも備えている

 説明書に従って本製品をテレビとLANに繋げたのち、テレビをHDMI入力に切り替えると、本製品のメイン画面が表示される。ネットワークの設定など、最初の接続はやや難解になるのではと想像していたのだが、設定は拍子抜けするほど簡単。

メイン画面はとてもシンプル。ネットワーク上のPCなどにあるファイルは、一番左の「ファイル機能」アイコンからアクセス。USBメモリー内のファイルは、その右にある3つのアイコンから検索&再生する

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