次世代通信規格「NFC」対応で簡単ペアリング
スマートフォンに収録された音楽を、イヤホンやヘッドホンでなく、実際に空気を震わせて大音量で聞きたい! そんな時にお役立ちなのが、Bluetooth搭載のワイヤレススピーカーだ。当コーナーでも過去にBLUETUBEやEdifierブランドの各種スピーカーなど、いろいろな製品を紹介してきたとおり、スマートフォン周辺機器の中でも、いまもっともアツいジャンルと言っても過言ではないだろう。
そんな中、プリンストンテクノロジーから発売されたのが、この「JUICEBOX(PSP-BTS2シリーズ)」である。一見したところ、何の変哲のないBluetoothスピーカーのように思われるかもしれないが、これがじつは最新の通信技術が搭載した、注目のモデルなのだ。
カラバリには、ブラック・ホワイト・レッドの3種を用意。重量は約1.6kgと比較的軽めで、持ち運びにさほど苦にならないサイズの本体には、直径50mmのスピーカーユニットが2基搭載されている。最大出力3W+3Wの6Wという、このサイズのスピーカーとしてはそこそこのハイパワーぶりを誇る1台だ。
スマートフォンなどとはBluetooth、あるいは3.5mmステレオミニケーブル(別売)を使って接続する。Bluetoothによる接続の場合、ペアリング情報は最大8台まで登録でき、スマートフォンはもちろんのこと、パソコン、ポータブルオーディオプレーヤー、ゲーム機など、Bluetoothに対応するあらゆる手持ちの機器と接続し、簡単に大音量サウンドを楽しむことができる。
Bluetooth接続に関して、当モデルの目玉機能とも言えるのが、NFCへの対応だ。このNFCとはNear Field Communication、つまり近距離無線通信技術のこと。「Suica」や「Edy」といった非接触型ICカードと同じような要領で、本製品にNFC対応のスマートフォンをかざすだけで、ペアリング登録が瞬時に完了してしまうという便利な機能だ。
従来からのペアリング登録も、さほど煩雑なことはないのだが、とはいえ機械操作に明るくないユーザーだと、なかなか上手にいかないということもよくある話。そんなユーザーには、このNFC機能がとても重宝するだろう。いまのところ、対応する機器は一部のAndroidスマートフォンにとどまるなど、まだまだ少ないが、今後の普及が大いに期待される規格だけに、今のうちから先取りしておくのも良いかもしれない。

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