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プリンストンのデジギア道第43回

PC音質がワンランクUP! ゲーム機やスマホにも使えちゃう2系統入力!

1万円以下でゲームや映画の音が本格的になる「EDIFIER R1100」

2015年12月24日 11時00分更新

文● 花茂未来 編集●ナカムラ/ASCII.jp

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 ネット生放送のBGMが聞こえない! 映画の小さい音が聞こえない! そもそも音が悪い! USBスピーカーは音量調節が音量1なのに爆音で困る! と、ここ最近、Windows PCにつないでいるUSB接続のコンパクトスピーカーへの不満が爆発している。

 ボクの机にはiMacと自作のWindows PCがならんでいる。そのWindows PCにつながっているのは1年前に購入した安いコンパクトスピーカーだ。iMacにはそこそこいいスピーカーを2台ほど接続してあるゆえの妥協だった。これが失敗だった。

 いろいろな音が混ざるとごっちゃになって小さい音が聞こえない。主に趣味で見ているニコ生やTwichで流れているゲームのBGMなどが聞き取れない。これは映画を見ているときにも当てはまって、「(ガサガサ)…だれだっ!」なんてシーンでも「あれ物音なんてした?」ということがたまにある。

 さらに、USBスピーカーの一部は爆音のものが多々ある。具体的には、Windows側で音量を1や2にしてようやく普通の音量になり、しかもスピーカー側に音量調節がないため細かい調節が実質不可能。ネット検索してみると、困っている人の多いこと……。ボクの持っているスピーカーも爆音だったため、後悔で膝から崩れ落ちた記憶がある。

 そんなこんなで、スピーカーの買い換えを決意したというワケだ。

どんなスピーカーが理想なの?

 じゃあ個人的にどんなスピーカーが理想なのか。まず前提はブックシェルフ型(箱形)で、低音用のウーファーと、高音用のツイーターを個別に搭載していること。外部アンプなどを使うと費用もシステムも大がかりになるので、単体で音を鳴らせるアクティブスピーカーであること。いくら小型スピーカーに嫌気がさしたとはいえ、机の上に設置するため、そこそこコンパクトであること。そして最後に価格。上を見ればキリがないが、できれば1万円前後で収めたいところ。

 PC向けのブックシェルフ型スピーカーは、高級機で4万円前後、入門機でも1万円台後半が多いなか、1万円前後の製品は絞られてくる。そんな中、先月プリンストンから発売されたばかりの「EDIFIER R1100」が気になったので、使ってみたいと思う。

ブックシェルフ型マルチメディアスピーカー「R1100」

 R1100は、音響メーカーであるEdifierの製品。1996年に北京で設立されたメーカーで、現在は世界各国で取り扱われている。日本では聞き慣れない人もいるかもしれないが、1万円以下のEdifier製スピーカーは価格の割に音質がいいということで、ネット上で好評価なのだ。

写真はR1100。

 ではまずR1100の本体をチェックしていく。エンクロージャーは木目の美しいブラック。安い製品だと表面がざらついていていかにも安っぽいことがあるが、本製品は手触りもなめらか。直方体でいうところの"辺"の部分は、一部が丸みを帯びた加工がなされていて、単に木の板を貼り合わせた代物ではない。製品としての完成度の高さを感じる外観だ。

丸みを帯びた加工がなされている。

 さて、肝心のユニット部分は、直径116mmのウーファーと、直径13mmのツイーターを搭載。おまけにバスレフポートまである。バスレフポートとは、この製品の場合、前面に空いている穴のこと。ユニットから発生した音、特に低音を本体内で響かせることによって増強する効果がある。そのため、おおざっぱにいえば音の量感が増し、豊かな印象を受けるようになる。

コントロールユニットが充実

 背面にはボリューム調整と、低音を調整するBassコントローラーを搭載。Bassコントローラーは12時の位置にある「0」の部分でカチッと止まるようになっている点は、調整するうえで便利だ。このほか、PC用とAUX用の2系統入力を搭載しているのもポイント。PCのほかに音楽再生機器も接続しておけば、ケーブルを差し替えること無く、どちらの音も出力できる。

R1100の背面。

 PCと接続する場合は、PC側のLINE OUT(3.5mmステレオミニジャック)端子につなぐ。LINE OUT端子は、基本的にどのPCにも標準搭載されているので安心していいい。なおひと昔前は、自作向けのマザーボードのサウンド性能が悪く、LINE OUT端子ではノイズが乗ることがあったため、USBや光出力、もしくは別途サウンドカードを装着したほうがよかった。しかし最近はそういった心配も少ない。ボクのPCも、3年ほど前のマザーボードを使っているが、実際に試して見たところノイズが乗ることはなかった。

ほどよくコンパクトでリーズナブル

 R1100の主なスペックは、最大出力21W×2、再生周波数帯域は65~20kHz、S/N比は85dBA以上となっている。付属しているケーブル類は、スピーカー接続用ケーブルが約2.4m、PC用ケーブルが約1.6m、AUX用ケーブルが約1.6mで、電源ケーブルは約1.6mの長さがあり、机の上での取り回しには十分な長さがを確保している。

 本体サイズは幅140mm×奥行き197×高さ226mmで、重量は1セット合計で約4.2kg。机の上に設置できるサイズで、かつ音質も期待できるちょうどいい大きさに思える。直販価格は9980円で、作りの良さとスペックを考えると良好なコストパフォーマンスだ。

底面にはスポンジ足が事前についている。

(次ページ、「早速試聴……お、音があふれてくるっ!」に続く)

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