プリンストンのデジギア道 第20回
進化したOAタップが出張族の新定番アイテムに!?
電源とUSBハブが一体化した 「Unitap」(PPS-UTAP)がスゴイ!
2013年11月27日 11時00分更新
旅先での充電がとっても捗るアイテム
ノートPC、スマートフォン、デジカメ、ICレコーダーなど……。出張などの用事で、泊りがけでどこかに出かける際に、こういったさまざまなデジタルギアを持参されるというユーザーは多いだろう。
一方で、設備が古いビジネスホテルなどは、使える空きコンセントの数が少ない、ということもよくある話である。そこで旅慣れたユーザーなら、充電するためのコンセント数を確保するため“電源タップ”も併せて持っていくというユーザーも、少なくないのではないだろうか。
今回、デジギア道で取り上げる、プリンストンテクノロジーから新発売されたOAタップ「Unitap」(PPS-UTAP)は、もちろん自宅やオフィスなどでも使えるが、そういった外出先へ持参したときに、より便利に使えそうなアイテム。なんとコンセントと共に、USBポートも付いているという、かなり変わったOAタップだ。
外観はごくごく一般的なOAタップだが、本体の片方にはコンセントが、その反対側にはUSBポートを搭載。コンセントではノートPCなどの電源を取るいっぽうで、USB給電に対応しているスマホなどのデジタルギアに関しては、USBポートから充電……という風に使え、さまざまなデジタルギアを同時進行で充電することが可能だ。
またUSBポートのうちのひとつは、急速充電が可能な2.1Aポートになっている。通常の500mAポートと比べて大幅な充電時間の短縮を実現しており、朝出かける前など、とにかく急いで充電したい、といった時に大いに重宝する。
本体サイズは、3個口ぐらいの一般的な電源タップと同じ程度で、重さは約280gと、バッグの中に忍ばせても邪魔にならないコンパクトさ。加えて、接続機器の消費電力の合計が700Wを超えるとブレーカーが作動し電源が切れる「ブレーカーリセット機能」も備えるなど、安全面にも十分配慮された設計となっている。

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