(株)ホライズン・デジタル・エンタープライズは、サーバ監視ソフト『HDE Center 2.5』を9月6日より発売することを発表した。
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『HDE Center 2.5』 |
『HDE Center 2.5』は、複数台のサーバを集中監視するソフトウェア。監視対象サーバに新たにWindows 2000が追加されたほか、SNMPトラップによる他社製システム管理ツールとの連携が可能になっている。連携が可能なシステム管理ツールは以下のとおり。
- hp Open View Network Node Manager
- NEC ESMPRO/Server Manager
- 日立 JP1/Cm2/Network Node Manager
- 富士通 SystemWalker / Centric Manager
そのほか、監視対象サーバをグループ化し、複数台サーバの監視項目を一覧で表示することが可能になったほか、推奨される監視項目やしきい値、障害時のアクションやサンプルスクリプトなどを掲載した『HDE Center ファーストステップガイド』を同梱することで、管理者が容易にサーバ監視を開始できるようになっている。
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監視対象サーバをグルーピングすることが可能になっている。 |
『HDE Center 2.5』のおもな機能は以下のとおり。
- パフォーマンス、リソース、プロセスなどの監視機能
- 障害表示機能
- メールやSNMPトラップによる障害通知機能
- サービスの停止や再起動による障害復旧機能
- 各サーバのハードウェア、ソフトウェア、ネットワークなどの構成管理機能
- 監視対象サーバのグルーピング機能
- 監視項目による検索機能
- 『Distribusion Manager』を利用したソフトウェア、スクリプトの配信機能
- 『HDE Controller』との連携機能
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障害管理のしきい値を設定する。障害発生時の動作や、障害通知メールの内容をそれぞれに用意することも可能。 |
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IPアドレスを設定することで、『HDE Controller』との連携も可能。 |
対応OSは以下のとおり。
- 管理サーバ
- Red Hat Linux 6.2J/7.1/7.2/7.3/Advanced Server 2.1
- Turbolinux Server 日本語版 6.1/6.5/7
- MIRACLE LINUX Standard Edition Version 1.1
- SPARC Solaris 7/8
- 管理対象サーバ
- Red Hat Linux 6.2J/7.1/7.2/7.3/Advanced Server 2.1
- Turbolinux Server 日本語版6.1/6.5/7
- MIRACLE LINUX Standard Edition Version 1.1
- SPARC Solaris 7/8
- Microsoft Windows 2000 Server
『HDE Center 2.5』Linux版の価格は以下のとおり。
- HDE Center 2.5/System Manager……38万4000円(3管理対象サーバライセンス付き)
- HDE Center 2.5/Distributing Manager……24万円(3管理対象サーバライセンス付き)
なお、初回出荷100本は「サーバ監視スタートアップキャンペーン」として、上記標準価格の半額で販売される。
