(株)ホライズン・デジタル・エンタープライズは、『HDE Linux Controller 2.4 ISP Edition』を7月27日から販売を開始すると発表した。
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『HDE Linux Controller 2.4 ISP Edition』のメインメニュー。 |
同ソフトは、ホスティングサービス向けに最適化されたサーバ管理ツール。名前ベース(複数のドメイン名で1つのIPアドレスを共有)またはIPベース(それぞれのドメイン名にIPアドレスを割り当てる)のバーチャルドメインに対応しており、それぞれのバーチャルホストでWebサーバ、メールサーバなどの機能を提供することができる。これにより、複数のドメインを持つ企業のサイトすべてを1台のサーバで管理したり、複数のクライアントが1台のサーバを共有するといったことが可能になるという。
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バーチャルドメインの管理画面。 |
また、サーバ管理権限を実際のサーバ管理者、バーチャルサーバの管理者、ユーザーの間で分散することも可能。バーチャルサーバが提供するサービスに従って管理権限を割り当てるといったことも可能になっている。
そのほかの特徴は以下のとおり。
- メールサーバにqmailを採用
- 「ベリサイン・サーバID」取得における「CSR(Certificate Signing Request)」発行
- テープドライブへのバックアップに対応
動作環境は以下のとおり。
- 対応ディストリビューション……Red Hat Linux 6.2J/7.1、Turbolinux Server 日本語版 6.1
- CPU……Pentium(互換)-233MHz以上
- HDD……50MB以上
- メモリ……128MB以上
価格は以下のとおり。
- 『HDE Linux Controller 2.4 ISP Edition』……12万8000円
- 同 アカデミック価格版……8万4800円
- 同 優待価格版(旧バージョンユーザー向け)……10万8000円
なお、メールによる90日間3インシデントまでのサポートが付属する。
