Linuxベースのサーバ構築などを行なうシステムインテグレータ ベンチャー企業、(株)ホライズン・デジタル・エンタープライズ(以下HDE)は、“Linuxサーバーサポート・コンサルティングサービス”を7月5日に開始すると発表した。
これまでHDEでは、同社製のLinuxサーバ『Ring』シリーズ、『RingStation』シリーズを対象に、サーバ構築やセキュリティ管理などのコンサルティングサービスを行なってきたが、今回、同社製のサーバ以外でもこれを適用する。主に、中小企業でLinuxサーバを導入している企業をターゲットとしているという。
提供されるサービスは以下のA~Fまでの6通り。
- A、Linuxサーバセキュリティ検査サービス
- 各サーバソフトウェアにセキュリティホールがないかどうかをリモートチェックし、電子メールでレポートを送付。価格は1回5万円(キャンペーン期間として7月末まで無料)。
- B、バージョンアップサービス
- 各サーバソフトウェア(bind、apache、qpopper、popd、sendmail、imapd、tcp_wrapperstelnet、wu_ftpd)および各ディストリビューションのバグ情報、バージョンアップ情報を電子メールで送付。バグに対して、パッチをあてたり、バージョンアップを行なう。価格は、情報提供は無料、バージョンアップは1回3万5000円。
- C、運用サポートサービス
- 価格は年間35万円から。
- セキュリティログ解析
- サーバ、各ソフトウェアのログファイルを1日2回解析。
- リモートサーバの監視
- 1時間に1度、サーバに対してPing、Tracerouteなどのコマンドを実行。
- リモートトラブル切り分け
- セキュリティログ解析、リモートサーバ監視によりサーバに異常が発見された場合、障害の切り分けを行なう。
- ヘルプデスクサービス
- FAX、メールによるサポートを行なう。対応時間は、平日10時~17時。
- D、セカンダリMXサービス
- 受信メールをバックアップするリレーサーバを提供する。価格は年間10万円。
- E、セカンダリDNSサービス
- セカンダリDNSサーバを提供。価格は年間2万円。
- F、セキュリティコンサルティング
- セキュアサーバ運営に関するコンサルティングサービスを提供。価格はシステムによって異なる。
対応ディストリビューションは、RedHat Linux 5.x(英語版/日本語版)、TurboLinux 3.x(英語版/日本語版)、Vine Linux1.x。