(株)ホライズン・デジタル・エンタープライズ(以下HDE)は、Linux用サーバ管理ツール「HDE Linux Controller 1.0」を31日に発売する。
HDE Linux Controller 1.0は、同社の無償配布版「HDE-WUI」の商用版で、LinuxサーバをWebブラウザから設定・操作できる管理ツール。基本機能は「HDE-WUI」を継承し、セキュリティ機能であるipchainsの設定やルーティング情報の設定といったインターネットサーバ向けの新機能が追加されている。インストールはRPM形式となっている。
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HDE Linux Controller 1.0 |
「HDE Linux Controller 1.0」の主な機能は以下のとおり。
- ユーザー管理
- IPアドレス管理
- DNS設定
- CPU、メモリ、ディスク容量、負荷具合一覧表示
- ホームページアクセス状況一覧
- メールシステムの管理
- メーリングリスト管理
- ログチェック
- 各サーバソフトウェアの稼働/停止と設定
動作確認済みのLinuxディストリビューションは以下のとおり。
- Red Hat Linux 5.2/6.0 日本語版
- TurboLinux 日本語版 4.0
- TurboLinux Server 日本語版 6.0
- LASER5 Linux 6.0
なお、クライアント側の対応OSは、Windows 95/98/NT 4.0、漢字Talk7.5.5以降。Webブラウザは、Internet Exproler 4.0以降またはNetscape Communicator 4.5以降に対応している。
価格は3万円。90日間のサポート(電話、メール)のほか、インターネット上のアップデートサーバによるバージョンアップ権も90日間付属する。さらに、90日以降サービスを継続したい場合は、別途有料で申し込むことが可能だ。
