日本アイ・ビー・エム(株)は、『IBM eserver xSeries』の新モデルを発表した。
新たに発表されたのは、Pentium 4を搭載した『IBM eserver xSeries 205』3機種と、Xeonを搭載した『IBM eserver xSeries 335』。
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『IBM eserver xSeries 335』 |
『IBM eserver xSeries 205』は、タワー型の躯体にPentium 4-2.4GHzを搭載したエントリークラスのサーバ。部門向けファイルサーバやプリントサーバとして利用することが想定されている。搭載メモリ量やディクスインターフェイス、プリインストールOSが異なる、以下の3種類のモデルが用意される。
- 『IBM eserver xSeries 205 モデル32X』
- メモリ……256MB(最大2GB)
- ディスクインターフェイス……Ultra160 SCSI(標準で36.4GBのHDDを搭載、最大293.6GB)
- プリインストールOS……なし
- 『IBM eserver xSeries 205 モデル33X』
- メモリ……256MB(最大2GB)
- ディスクインターフェイス……ATA-100(標準で40GBのHDDを搭載、最大240GB)
- プリインストールOS……なし
- 『IBM eserver xSeries 205 モデル3GJ』
- メモリ……512MB(最大2GB)
- ディスクインターフェイス……ATA-100(標準で40GBのHDDを搭載、最大240GB)
- プリインストールOS……Windows 2000 Server
『IBM eserver xSeries 335』は、1Uラックマウントサイズのサーバで、Xeon-2.4GHzを最大2基搭載可能。ASPやIDCのキャッシュサーバやロードバランシングサーバ、科学技術計算用クラスタサーバといった用途を想定したモデルだ。おもな仕様は以下のとおり。
- メモリ……512MB(最大4GB)
- ディスクインターフェイス……Ultra320 SCSI(最大146.8GB)
サポートOSは、いずれもWindows 2000 Server/Advanced ServerとRed Hat Linux 7.3。価格と出荷開始日は以下のとおり。
- 『IBM eserver xSeries 205 モデル32X』……24万3000円、9月13日出荷開始
- 『IBM eserver xSeries 205 モデル33X』……18万7000円、9月13日出荷開始
- 『IBM eserver xSeries 205 モデル3GJ』……31万3000円、10月4日出荷開始予定
- 『IBM eserver xSeries 335』……58万円、9月20日出荷開始予定
