米IBMは、米国で開催されている「LinuxWorld Conference & Expo/Ney York」にあわせて、メインフレームOSの操作経験がなくても扱うことができる、Linux専用メインフレームなどの新モデルを発売する計画を明らかにした。
発売予定なのは、メインフレームの『IBM eserver zSeries』と、『IBM eserver iSeries』のLinux専用モデル。両製品とも、一台のマシンで複数のLinuxシステムを運用することが可能で、TCOの削減が可能になるという。また、z/OSやOS/400を購入する必要がないため、既存モデルと比べて低コストで導入することが可能になる。
同製品では、TurbolinuxとSuSE Linuxがサポートされる予定。発売時期は、米国、日本では第一四半期を予定しているという。
米国でのサポートは、インストールとTCP/IP、Samba、Apacheのインストール、設定サポートとオンラインによるアプリケーション、OSの動作、不具合に関する24時間サポートが提供される。日本でのサポート提供は未定。
