日本アイ・ビー・エム(株)は、IAサーバのハイエンドモデル『IBM eserver xSeries 440』に、エントリーモデルやXeon MP-1.4GHz搭載モデルを含む新ラインナップを発表した。
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今回発表された『IBM eserver xSeries 440 エントリー』モデル。 |
今回新たに発表されたのは、Xeon-2.4GHzを搭載した『IBM eserver xSeries 440 エントリー』2機種と、Xeon MP-1.4GHzを搭載した『IBM eserver xSeries 440 モデル1RX』。いずれも4Uラックマウントサーバで、チップセットに『IBM XA-32』、グラフィックは『S3 Savage4 LT』を搭載する。これまでUNIXサーバ上で行なってきたERPやCRMなどの業務をターゲットに販売される。
『IBM eserver xSeries 440』には、「Project eLiza」の成果である「メモリーProteXtion技術」(メモリの一部に障害が生じた場合、その領域を避けてシステムを稼働させる技術)や「Chipkill ECCメモリ」(複数ビットのエラーを自動修正するメモリ)などが搭載されている。
今回発表されたモデルのおもな仕様と価格、出荷予定日は以下のとおり。
- 『IBM eserver xSeries 440 エントリー モデル3RY』
- CPU……Xeon-2.4GHz×2(最大4基)
- HDD……最大146.8GB
- メモリ……2GB(最大32GB)
- 価格……320万円から
- 出荷予定……2002年9月13日
- 『IBM eserver xSeries 440 エントリー モデル4RY
- CPU……Xeon-2.4GHz×4(最大4基)
- HDD……最大146.8GB
- メモリ……4GB(最大32GB)
- 価格……470万円から
- 出荷予定……2002年9月13日
- 『IBM eserver xSeries 440 モデル1RX
- CPU……Xeon MP-1.4GHz×2(最大8基)
- HDD……最大146.8GB
- メモリ……2GB
- 価格……420万円より
- 出荷予定……2002年8月30日
