このページの本文へ

IBM、LinuxWorldで新Linux戦略を発表―64-WayPCサーバ計画など

2001年02月03日 19時02分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

米IBMは1月31日、LinuxWorld開催中の米国New Yorkにて、Linuxに関する新しいサービスの開始と、その新たなLinux関連サービスに、今後3年間で3億ドル以上を投資する計画を発表した。同時に、Linuxに対応する新しいハードウェアおよびソフトウェアに関するアナウンスも行なわれた。

サービス面での強化

骨子は、Linuxを用いた商用e-businessソリューションの導入や立ち上げを支援するというもの。具体的なサービス内容は以下の通り。
「Linux対応e-businessイネーブルメント」および移行サービス
IBM製であるなしを問わず、Linuxを使用したe-business環境の配備、最適化を支援する。
Linux環境でのオープンソースコンサルティング
Linuxに関心のある顧客に対し、オープンソースのソフトウェアや、オープンソースのコミュニティーについての学習を支援する。
Web and High Availability Cluster Services
インターネットやエンタープライズクラスの基幹業務に対するLinuxクラスタの設計、導入、サポートについて支援する。

こうしたサービス強化に伴い、IBMが従来から契約しているRed HatやLinuxcareだけでなく、新たに独SuSEともテクニカルサポートの契約を締結した。SuSEはこの契約により、SuSE Linuxに関する障害などについてIBMをサポートする。

Linux対応ハードウェア―64-WayのPCサーバ計画を発表

IntelアーキテクチャのサーバファミリーxSeries(旧Netfinity系とNUMA-Q)の新製品「IBM eServer x430」を発表。x430は、Linux Application Environment(LAE)に対応した「小規模なIntelベース・プラットフォームとメインフレーム間の中間に位置するよう設計された」64-Wayのエンタープライズ向けサーバ。これにより、1CPUのシステムからメインフレームレベルまでのシームレスなスケールアップが可能になるという。

また、LAEサポート推進のため、IBMは米国Oregon州BeavertonにLinuxコンピテンシー・センターを開設し、ソフトウェアベンダーがLAE上でのアプリケーションの動作テストに利用できるようにした。

ソフトウェア/ソリューション

最後に、ソフトウェアやソリューションに関しても、2点の発表があった。
  1. ワンチップでのルーティングなどで使用するネットワーク関連のアプライアンス用プロセッサ『IBM PowerNP』上のLinux向けに、開発ツールとサービスを統合したソリューションを提供する。
  2. Red Hat Linuxに加え、SuSEおよびTurboLinux向けにもWebSphere Commerce Suite Start Editionを提供する。

カテゴリートップへ

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

アクセスランキング

  1. 1位

    ビジネス・開発

    いますぐ捨てたいITサービスは? AI推しにそろそろ飽きてません? 情シスさんのホンネを「ゆるっとナイト」で聞いた

  2. 2位

    ITトピック

    「AI導入で人員を減らしても収益は増えない」その理由/「専任情シス不在」中小企業の3社に2社/ユーザーアカウント流出が加速、ほか

  3. 3位

    エンタープライズ

    基盤も古いし、コードも酷い! そんなクエストにGitHub Copilotで試行錯誤しまくった「みんな」こそ最高

  4. 4位

    Team Leaders

    Power AutomateでSharePoint APIを使う ― SPOリストを自動作成するフローを作ろう

  5. 5位

    sponsored

    完全自動運転の実現へ、チューリングが開発基盤にGMO GPUクラウドを選んだ理由

  6. 6位

    ソフトウェア・仮想化

    日本の自治体がみんな使っている「ManageEngine」 IT運用のすべての課題解決を目指す

  7. 7位

    クラウド

    「すでに開発コードの4分の3はAI生成」 Google Cloud CEO、エージェント時代の戦略を語る

  8. 8位

    ソフトウェア・仮想化

    AIエージェントを野放しにしない ― ServiceNowは“AI司令塔”で自律とガバナンスを両立

  9. 9位

    ビジネス・開発

    「粗悪記事」「ゼロクリック」「搾取」からクリエイターをどう守るか? AIに強いnoteが挑む創作エコシステム

  10. 10位

    TECH

    「蟻の一穴」となるリモートアクセスVPNの脆弱性 ZTNA/SASEはなぜ必要か?

集計期間:
2026年05月12日~2026年05月18日
  • 角川アスキー総合研究所