日本アイ・ビー・エム(株)とSAPジャパン(株)は、独SAPの業務プラットフォーム『mySAP.com』のz/Linux対応版を8月6日に出荷開始した。
『mySAP.com』は、業種別、役職別などさまざまなパターンが用意された業務プラットフォーム。Webベースのインターフェイスを通じて、ERPやCRM、SCMなどさまざまな業務に対応したアプリケーションを利用することができる。
『mySAP.com』がz/Linuxに対応したことにより、これまで複数のサーバ上で動作していた『mySAP.com』を、単一の『IBM eserver zSeries』上で稼働させることが可能になり、TCOの削減が可能になるという。
このシステムはすでに昨年第2四半期よりパイロットプログラムが行なわれており、独OMVや仏Alcatelなどがすでに導入しているという。
