サラリーマン生活のほとんどを窓の円盤に翻弄されていたヤマダですが、過去2回だけハードウェアに苦しめられたことがあります。
得てして、ハードウェアってその名のとおりで、「物理的に問題があったとき」にしか基本人間を翻弄しません。メーカーから届いたときに箱がつぶれていたとか、あるはずの部品がついてなかったとか、そもそも生産するの忘れてたとか。最後ひどい。
なので、だいたい販売してから問題が起こるのって、例のなんちゃらアップデートのせいだったりするんですよね、前回みたいに……。
が、過去2回の翻弄は「モノ自体はなんの問題もない」のに起こりました。
それが……
1.BTX
2.Pentium M
です。
「えー? BTX? ヤマダ、疲れてタイプミスしてんじゃねぇ?」って思ってる方もいらっしゃるでしょう。
あ っ た ん で す よ そ ん な 仕 様 が !!!!!!!!!
2はCPU自体はむちゃくちゃ良かったんです! 本当に良かったんです! けれど……、けれどですね……
もうお気づきの方もいらっしゃると思います。「あ、この話は某CPUメーカーさんの顛末だな……」と……。それでは、顛末を詳しくお話ししましょう……。この顛末があったからこそ、今の「Core」シリーズはあったのです……(とヤマダは思っています)。
生まれる前は苦しいっすね、何事も……。
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