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“コンカツ”を楽しんで絶滅危惧種からの脱却を目指そう!

「魔剣鍛造」で多彩な武器を作れ!『MAGLAM LORD/マグラムロード』はキャラの掛け合いも楽しい新作RPG

2021年04月30日 15時00分更新

文● Zenon/ASCII

●総評

 「魔剣を創造する」という、聞くだけでワクワクするコンセプトが形となった本作。魔剣の数は非常に多く、すべて作ろうと思ったらかなりのやり込みを要求されそうだと感じた。「デコ」システムも武器がさまざまな見た目に変わるほか、位置をズラすこともできるので、ついつい時間をかけてセットアップしてしまう。

 世界観や設定は『サモンナイト』シリーズの都月景氏が担当しているだけあり、魔法や科学が入り混じったゲーマーにはなじみ深いものになっている。そのため、最初は少し固有名詞が多いと感じるものの、そんなに時間はかからず頭に入っていったのは◎。

敵を倒したりイベントを見ると手に入る「ギャラリー」。この羊皮紙に書かれた感じは、『サモンナイト』をほうふつとさせる

 また、上記でも書いたが、声優陣による熱演のおかげでキャラのやり取りが非常におもしろい。本作の重要ワード“コンカツ”などにしても、ギャグ路線に振り切った展開は最近のゲームではあまり見かけなくなった感じで、どこか懐かしさすら覚えるほどだ。

デート場所を選択するシーン。今回は「甘いものを食わせろ!」を選択。自然体な選択が功を奏したのか、いいデートになった模様

 戦闘のアクション部分は攻撃が当たった際のヒットストップがとくに気持ちいいと感じた。1回あたりの戦闘時間も短めで、サクサク討伐できるのは大きなポイント。少々気になったところは、スキル使用時のSP消費が激しすぎてつい通常攻撃のコンボだけで戦ってしまう点だろうか。

 とはいえ、フィールド内には入るだけで全回復する休憩地点があり、その付近やボス戦においては気にせずガンガン使えるので心配は無用だ。

固有スキルを発動させると、キャラクターの格好いいカットインが入る

 本作は、『テイルズ オブ』シリーズや『フォーチュン・クエスト』とのコラボレーションも発表されている。それらの作品をリアルタイムで遊んだ、あるいは読んだ人なら、本作のノリもきっと気に入るに違いない。

『テイルズ オブ デスティニー』のS(ソーディアン)・ディムロスなどとコラボレーション!

『フォーチュン・クエスト』は、深沢美潮氏が描くファンタジー小説。コラボデコアイテムは、各キャラクターの持ち物などをモチーフにしている

【ゲーム情報】

タイトル:MAGLAM LORD/マグラムロード
ジャンル:魔剣創造アクションRPG
販売:ディースリー・パブリッシャー
開発:FELISTELLA
プラットフォーム:Nintendo Switch/PlayStation 4
発売日:発売中(2021年3月18日)
価格:
 7040円(パッケージ版)
 6400円(ダウンロード版)
 7400円(デラックスエディション)
プレイ人数:1人
CERO:B(12歳以上対象)

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