Zoomで変わる! 導入企業事例

Zoom Webinars Plus導入事例:OTSUNAGI株式会社

集客数が最大2.5倍に! ウェビナーのプロがおすすめするZoomの「疑似ライブ配信」活用法

文●大塚昭彦/TECH.ASCII.jp

提供: ZVC JAPAN(Zoom)

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■課題と効果
・課題:生配信のウェビナーを月に3、4回開催していたが、工数が大きく、少人数での運営に限界を感じていた。
・効果:Zoom Webinars Plusの「疑似ライブ配信」機能を使い、一度開催したウェビナーのコンテンツを再配信。総集客数を最大2.5倍に増やしつつ、工数は月間で20~30時間削減できた。

 「Zoom Webinars Plusは、『疑似ライブ配信』ができることが一番のメリットだと思っています。一度ウェビナーを作成して、それを毎週、疑似ライブ配信で繰り返し流せば、それだけで商談につながりますから」

 企業のウェビナー支援を手がけるプロ集団、OTSUNAGI株式会社。同社では、ウェビナーに関するノウハウを広く伝えるために、年間およそ120回の自社ウェビナーを開催しています。少人数の会社でも頻繁にウェビナーを開催できるのは、Zoom Webinars Plusが備える「疑似ライブ配信」機能を使っているためです。

 疑似ライブ配信は、一度開催したウェビナーの録画コンテンツを用いて、再度ウェビナーを開催(再配信)する機能です。OTSUNAGI代表の茂木優弥氏は「同じウェビナーを複数回配信するだけで、1.5倍から最大2.5倍もの成果が得られます。やらないと損ですよね」と、そのメリットを高く評価しています。

 ウェビナーのプロとして、この疑似ライブ配信機能、さらにZoom Webinars Plusの魅力をどう感じているのか。話をうかがいました。

OTSUNAGI 代表取締役の茂木優弥氏

“ウェビナーしか興味ない男”が立ち上げたウェビナー支援会社

 OTSUNAGIは、茂木氏が2022年に立ち上げた、BtoBのウェビナーマーケティング専門の支援会社です。単発のウェビナー運用代行だけでなく、企画も含めた半年間~1年間の長期伴走支援、ウェビナー用の録画コンテンツ制作支援、オンラインカンファレンス運用支援まで、顧客企業がウェビナーで高い成果を出すための幅広い支援サービスを手がけます。

 “ウェビナーしか興味ない男”を名乗るほどウェビナー愛が強い茂木氏。ウェビナーというマーケティング施策の面白さについて、次のように分析します。

 「まずは、顔が見えない、会話もしていないお客さまでも、ウェビナーを通じて態度変容が起こせることが面白いですね。また、ウェビナーは“営業感がない営業手法”だと思っていて、セールス色が強いと嫌がられますが、きちんと学びがあり、そこからスムーズに製品紹介につながればみんなが納得してくれます。あとは、対面でのセミナーと違って、距離や時間といった物理的な制約を超えられることも魅力です」

茂木氏のnoteには、ウェビナーへの熱い想いが長文でつづられている

 ウェビナー支援を手がける会社は増えていますが、OTSUNAGIの場合は「全員が数多くのウェビナーを手がけてきた人材である」「顧客業種に特化した専門的な知見を持つ」「ウェビナー登壇者に対して的確なフィードバックができる」といった、メンバーの豊富な経験を生かした支援が強みです。

 「ウェビナーというニッチな世界ですが、お問い合わせも多くいただいており、いまは毎月30件以上の商談があります。やはり、ウェビナー施策に悩んでいらっしゃるお客さまは多いのだなと感じますね」

ウェビナー工数を減らしつつ、高い成果が出せる「疑似ライブ配信」とは

 OTSUNAGIでは、創業当初の2022年4月からZoom Webinars Plusを利用しています。前職ではZoom Webinarsを使っていましたが、「疑似ライブ配信機能が使いたくて」(茂木氏)、Zoom Webinars Plusを選択しました。

 疑似ライブ配信は、一度開催したウェビナーの録画コンテンツを再利用できる機能であり、ウェビナーにかかる工数を抑えつつ、高い成果を出すことができます。

 「前職で月に3、4回の生配信をやっていたのですが、さすがにそれはしんどいので、録画配信をしようと考えました。当初は『録画だと集客数やウェビナー後の商談設定率が落ちるのでは?』と不安もあったのですが、実際にやってみると成果はほとんど変わりませんでした。それならばもう、疑似ライブ配信でよくないか、と」

OTSUNAGIでは、人気の高いウェビナーを疑似ライブ配信で毎月再配信している。「いわば、サイトに置いておくだけで“勝手に営業してくれる”仕組みです。絶対にやるべきです」(茂木氏)

 ちなみに疑似ライブ配信は、通常のウェビナーと同じように参加登録を受け付け、日時を決めて開催(配信)するもので、録画コンテンツをいつでも視聴できる「オンデマンド配信」とは異なります。オンデマンド配信ではなく疑似ライブ配信を選ぶ理由について、茂木氏は「いつでも見られると思うと、結局は“いつまでも見ない”ものなんですよね」と笑います。

 不安に思っていた集客数については「1日だけ開催するよりも、2、3日連続で疑似ライブ配信をしたほうが、集客数も参加率も伸びる」ことが分かりました。

 たとえば、ある顧客企業との共催ウェビナーでは、1日目の生配信が約850名、翌日の疑似ライブ配信が約700名の参加者を集め、翌月に実施した疑似ライブ配信まで含めると、総集客数は1日目の2.5倍程度まで増えたといいます。「ひとつのコンテンツを複数回配信するだけで、集客が2.5倍になりました。それはやらないと損ですよね」。

 一度開催したウェビナーを再配信する仕組みのため、ウェビナー制作にかかる工数も、月に3、4回の生配信を行っていたときと比べると「単純計算で、月に20時間から30時間は浮いています」と語ります。

 本編を疑似ライブ配信したあと、質疑応答パートは生配信で行いたいというニーズもあります。Zoom Webinars Plusでは、疑似ライブ配信が終了すると自動的にライブ配信に切り替えられる機能があり、これも「とても便利で、お客さまの満足度も高まります」と評価しました。

Zoom Webinarsではなく、擬似ライブ配信ができるZoom Webinars Plusがおすすめ!

 疑似ライブ配信以外でも、茂木氏はZoom Webinars Plusが備えるさまざまな機能を積極的に活用しています。たとえば、ウェビナー登壇者が“舞台裏”でオンライン打ち合わせを行える「バックステージ」機能、参加登録者へのリマインドメールやお礼メールの自動配信機能、参加者へのアンケート機能、参加者のデータ分析機能などです。

 「データ分析機能を使えば、会社のドメインやバイネーム(個人ごと)でウェビナーへの出席総数などが分かりますから、強い興味を持っている会社や個人を簡単に見分けられます。また、参加登録数や開催時のコメント数、アンケートなどからエンゲージメントスコアが算出されるので、そのスコアが特に高かったテーマは、次のウェビナー企画に生かすこともあります」

Zoom Webinars Plusのデータ分析機能では、ウェビナーごとの出席率からドメイン(企業/組織)や出席者ごとのエンゲージメントまで詳しく分析できる(画像はサンプル画面)

 それでも、Zoom Webinars Plusを使う最大のメリットはやはり疑似ライブ配信機能だと、茂木氏は強調しました。顧客企業にウェビナー配信プラットフォームを紹介する場合も、勧めるのは必ず、疑似ライブ配信が使えるZoom Webinars Plusだといいます。

 「通常のZoom Webinarsって、参加者が300人までのプランが月額1万3350円です。一方でWebinars Plusは、100人までならば月額1万4850円で使えます ※注。参加者数が少ない場合は、1500円プラスするだけでWebinars Plusが使えるわけですね。それならば、疑似ライブ配信で何回でも再配信できるWebinars Plusのほうが、成果も出て絶対にお得ですよね」

※注:いずれも最小プランの料金(消費税別、月払いの場合)。詳しくはZoom公式サイトの料金表(https://zoom.us/pricing/events)をご参照ください。

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 生配信も疑似ライブ配信もフル活用して、ウェビナーを使ったマーケティング戦略やノウハウを伝えてきたOTSUNAGI。茂木氏は、これから取り組みたいこととして「疑似ライブ配信とオンデマンド配信の上手なすみ分け」だと語りました。前述したとおり、この2つは似ていますが、戦略的にすみ分けるべきだと考えているそうです。

 「たとえばWebinars Plusの使い方のような、ノウハウ寄りのコンテンツはオンデマンド配信にして、いつでも誰でも見られるようにする。一方で、トレンド解説や成功事例の紹介、他社比較といったコンテンツについては、参加登録制の疑似ライブ配信にして、OTSUNAGIのビジネスにつなげていく。そういうすみ分けを考えています」

 今年(2026年)からZoomのコミュニティリーダーにも就任し、Zoom Webinarsユーザーの交流会や研究会を開催するなど、ウェビナーの可能性をより積極的に発信し始めた茂木氏。“ウェビナーしか興味ない男”のウェビナーに対する情熱は、ますます高まっているようです。

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