パワートレインと乗り心地:トラック感か、欧州車テイストか
ランクル250のパワートレインは最高出力204馬力・最大トルク500Nmの2.8L 直列4気筒ディーゼルターボエンジン、または最高出力163馬力・最大トルク246Nm2.7L 直列4気筒エンジンの2種類。試乗車はディーゼルエンジンで、燃費はWLTCモード(燃費の世界統一基準)で11km/Lが公称値。ディーゼルエンジンらしい音と振動が車内に伝わります。
パワーに問題はありませんが、運転しながら「これはトラックか?」と思ったのも事実。乗り心地はというと、乗用車そのもので実に快適。ランドクルーザー300よりも乗り心地がよいのでは? と錯覚するほどの良さ。
レクサスGXのパワートレインは、最高出力353馬力・最大トルク650Nmを発揮する3.5L V6ツインターボエンジン1種類のみ。ディーゼルエンジンに比べると圧倒的に静かで、それでいてパワフル。踏めば踏むだけ巨体が加速する印象で、ちょっとしたスポーツカー気分にも。燃費はWLTCモードで8.1km/Lですが、街乗りの感じではディーゼルもレクサスのガソリンも、どちらもリッター5km程度と同じようなもの。高速道路になるとディーゼルに分があるようです。
予想外だったのが乗り心地で、レクサスの方が硬質な印象。エンジンだけでなくロードノイズなどもレクサスの方が低かったりします。ハンドルに伝わる振動もレクサスの方が少ないのですが、しっかりとエンジンが駆動しているという音とアクセルフィールが楽しめました。
エンジンと足回り、ボディーと内装、ブランド代で約500万円というプライスタグについて、どう捉えるかは人それぞれですが、欧州車のベーシックグレードと最上位グレードの価格差を考えると、それらに比べれば変化量が多いということもあり、筆者は妥当かなと思います。
ただ、レクサスを見た後にランクル250を触れると、お買い得に思えるから不思議。もちろん、お金があるのならレクサスGXの方がイイのですが。
それぞれのライバル車たち
ふと、ランクル250のライバルは何かと考えてみました。真っ先に浮かんだのがジープなのですが、ラングラーかというとそれは違うような。ではグランドチェロキーかというと、それも違うような。その後も色々と考えたのですがライバルが思い浮かばず。
ランクルプラドと同じサイズだと、Jeepならコンパスとかがライバルに挙がるので、ランクル250は独自のジャンルのクルマといえるかもしれません。
レクサスGXはというと、ランドローバー ディフェンダーが選択肢に挙がるような気がします。どちらもラグジュアリーであり、高い走行性能を有したクルマ。価格も同系統です。
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