収納があるから荷物が多くても安心
車を使う上で重要になってくるのが収納です。運転席の上の大型ルーフコンソール(2万6400円)は、ひざ掛けやタオルなどを入れるのに便利な一品。さらにボックスティッシュ取り出し口もあるのも◎です。
ラゲッジスペースの汚れを防ぐ、掃除を簡単にするトレーもマストなアイテム。お借りした車両にはソフトタイプ(1万3200円)がついていましたが、濡れた荷物の積載に便利な樹脂のトレー(1万6500円~1万9800円)も用意されています。3列目を多用される方はソフトタイプを、そうでない方は樹脂タイプがよいかもしれません。
リア席のモニターでデュアルディスプレイ環境を構築する
では、実際に仕事で使ってみることにしましょう。オフィスは2列目シートを使いました。というのも2列目シートには1列目シートの背もたれに小さなテーブルがあるから。このテーブルの耐荷重は2kgであり、ノートPCを置くにも好適。と思いきや、実際に置いてみると「小さすぎる」「角度が足りない」などの問題が勃発。テーブルの面積を増やせばいいのにと思うのですが、おそらく安全基準が通らないのでしょう。結果、膝の上での作業となりました。
STEPWGNの2列目シートのよさは、セダンやSUVでは得られない圧倒的な広さと解放感。それは長時間作業をすればするほど、疲労やストレスの違いとして感じられます。
さて、15.6インチ リア席モニター(14万9600円)は、クルマの中でテレビ等を見るだけのものと思っていたのですが、それだけではありません。HDMIケーブルでPCを接続すると、デュアルディスプレイが構築できるのです。画面はミラーリング設定ですが、もちろん別画面を映し出すこともできます。メインの作業はノートPCで、メールやSNSまわりをリア席モニターに映すと、作業効率は大幅にアップします。もちろん作業BGMとして、YouTubeなどのエンターテインメントを再生するのもいいでしょう。
外からの視線を遮って仕事に集中する
さて、明かりをつけた状態で作業をすると、外から車内が丸見えです。ここで便利なのがプライバシーシェード(1万6500円)とセパレートカーテン(7700円)のセット。この手のアイテムでは、レフ板のようなタイプと布に吸盤をつけたタイプの2種類があるのですが、レフ板タイプは意外とかさばります。吸盤タイプはガラス面に跡が残る点はイマイチなのですが、取り付けカンタンなうえに、1つの袋にすべてが収納できコンパクトにまとまります。
プライバシーシェードは、吸盤の数が多い方が天面側。あとはペタペタと貼るだけです。運転席と2列目シート以降をわけるセパレートカーテンも、天井のフックにカーテンをひっかけるなどで、簡単に取り付け可能。すべての作業をしても3分とかかりません。ちなみに完全遮光ではないので、日中車内が真っ暗、という状態にはならないのですが、それでもかなり暗い状態にまでなります。もちろん夜間なら問題ナシ。サービスエリアやパーキングエリアの照明がまぶしくて寝られない、ということから逃れられます。
仕事が終われば、そのままシートを倒して寝るだけ。STEPWGNは3列目シートと手持ちのクッションなどを使えば、足まで延ばせるフラットベットが構築できますが、荷物が乗っている状態では難しいところ。結果、2列目シートを倒して、オットマンを伸ばしてベッドを作ります。冬の福島の山奥はとても寒いので、電気毛布が必須。車両とつなげ、寝るまでガンガンに布団とシートを温めます。電気を入れたまま寝てしまうと、朝バッテリーが上がってクルマが動かない、という可能性もありますので、寝る直前に車両の電源をオフに。あとはぐっすり朝まで。
朝(といっても4時ですが)起きて準備をして気づいたのは、窓の結露が意外と少ないことに気づきました。大抵は真っ白になって、ふき取るのに難儀するのですが、セパレートカーテンのおかげか、ある程度断熱してくれたようです。これはうれしい誤算。
こうして実際に使ってみて、ミニバン、そしてSTEPWGNの便利さに気づいた次第。それはクルマそのもののデキの良さ、快適さもさることながら、本稿で紹介したアイテムが実に有益だがら。筆者は独身ですが、それでも仕事用としてSTEPWGNが欲しいと本気で思っています!
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