初めてのMINI体験がジョン・クーパー・ワークス
まず最初にご用意して頂いたのは、MINIの3ドアモデル。MINIの現行ラインアップの中では最もコンパクトで取り回しのよい(と思う)モデルになります。ですが、当方の手違いにより、まさかのジョン・クーパー・ワークス仕様。つまり部長にとって初めてのMINIが、まさかのハイパフォーマンスなスポーツモデルになってしまったのです。「やっぱコレだよネ!」という笑顔の自動車部員の姿を見た部長は「ですよねー、MINI、楽しみですよねー」と無邪気な笑顔で返します。どうやらジョン・クーパー・ワークスであることに気づいていない様子なので、そのままにしておきましょう。
エンジンは2リッター4気筒直噴バルブトロニック・ターボで最高出力/最大トルクは231ps/32.6kgm(オーバーブースト時は35.7kgm)と、他社Bセグメントのホットハッチと比べて一頭地ぬいたもの。8段ATを介して、2本の前輪で地面に力を伝えていきます。
始めてMINIのシートに座った部長。「結構スポーティーなんですね」と、いまだに気づかない様子。その中で「スイッチが銀色で面白い! 真ん中のモニターが丸くてカワイイです!」とツボをぐりぐり刺激された様子。さらに「車内がところどころ赤いのもカワイイかも」とのこと。
後席は小柄な部長でも「ちょっと狭いですね」とのこと。一方、リアゲートを開けて荷室を見ると「結構荷物が載りそう」と笑顔をみせます。
エンジンをかけるゆみちぃ部長。ヴォンと野太い低域が室内に響き渡ります。「結構MINIってエンジン音が大きいんですねー」と意外な表情。「輸入車だからね。あと、いつもの日本車と色々と違うから気を付けてね。まず、ウインカーとワイパーの位置は逆だし、アクセルもちゃんと踏まないと進まないよ」と半分本当、半分ウソを伝えて、いざ発進。「めっちゃハンドルが重たいんですけれど……」と一生懸命ハンドルを回しながら、駐車場から一般道へ向かいます。平日の早い時間ということもあり、交通量は少なめのお台場。純情な部長は、言われた通りアクセルをちゃんと踏みました。その瞬間、強烈な加速に驚く部長。慌ててブレーキを踏むと、今度は一気に減速して首がガックン。隣にいた部員から「ジョン・クーパー・ワークスなんだから、そんなに踏まなくても大丈夫だよ」と言われて、初めて特別なクルマであることを知った部長。「嘘つきましたね! なんなんですか、いきなりこんなクルマに乗せるなんて」と、部長は頬を膨らませて怒った表情。
気持ちを切り替えて、ちゃんと乗ろうとする部長。「結構乗り心地が硬いんですが……、なんか守られている感が凄い」という印象のようです。ここでドライバーは部員にチェンジ。「ジョン・クーパー・ワークス楽しみだったんですよ」と、部員はいきなりSPORTモードに切り替え、さらにミッションもMTモードへと変更。本能の赴くまま、助手席にゆみちぃ部長がいることを忘れアクセルペダルを踏みこみます(もちろん法定速度は守ります)。助手席に座った部長は今日イチのドン引き顔。デートなら確実に嫌われる運転です。
こうして短時間ですが試乗は終了。「いやぁ加速がイイね! 足も硬めで好み。とにかく接地感とクルマの剛性感が凄い。BMWの血を感じるね」と満足気の部員に対し、部長は顔面蒼白。恐怖体験から解放された部長は「ジョン・クーパー・ワークスという選択だけは今のところない!」と一言だけ残し、そのまま休憩場所へ……。
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