純情のアフィリアのメンバーである寺坂ユミさん/葉山カナさん/桜田アンナさんが日産グローバル本社ギャラリーで、日産の歴史や最新のクルマに触れる記事の取材をしている時のこと(純情のアフィリアが日産の歴史と最新フェアレディZ&GT-Rを学ぶ!)。ASCII.jp自動車部のゆみちぃ部長、別名純情のアフィリアの寺坂ユミさんが、ある言葉を目にした事が、本稿の始まりだったりします。
「あの……にっさんいんてりじぇんともびりてぃって何ですか?」
疑問を抱いたらスグ解決が我らASCII.jp自動車部。日産の担当者にその場でお願いして、ゆみちぃ部長にNISSAN INTELLIGENT MOBILITYを体験してもらうことになりました。
NISSAN INTELIGENT MOBILITYを知ろう!
CES2017の会場で発表されたNISSAN INTELIGENT MOBILITYの説明動画
日産がNISSAN INTELLIGENT MOBILITYを標榜し始めたのは2016年頃。日産のホームページによると「ニッサン インテリジェント モビリティは、未来のドライビング体験とオーナーシップ体験を提供する、先進的な車両テクノロジー/サービスです」とのこと。具体的には「インテリジェント ドライビング」「インテリジェント パワー」「インテリジェント インテグレーション」の3軸で、クルマに新しい価値を付与する、というわけです。
「と言われても、カタカナばかりでよくわからん」と、頭にクエスチョンマークがいっぱいのASCII.jp自動車部の面々。ここは論より証拠、百聞は一見にしかず。実際に体験した方が早いというわけで、本社ギャラリー取材後のゆみちぃ部長に試してもらうことになりました。
用意されたクルマはニッサン インテリジェント モビリティの象徴的存在、純EVの日産「リーフ」。しかもスポーティーグレードの日産 リーフ NISMOの2020年仕様(MY20)! 初めて見る日産 リーフ NISMOに興味津々の部員たち。「え? NISMO?」「NISMOじゃないか!」と、編集部スタッフはクルマを前に大盛り上がり。ゆみちぃ部長を放置プレイするダメな大人たちです。
NISMO流のエクステリアを纏った日産 リーフ NISMO。前後バンパーは空気抵抗を増やすことなくダウンフォースを向上させた実用的なもの。赤いラインがカッコイイです!
インテリアもカーボン調やスウェード調の素材によって、スポーツ度を大幅にアップ! NISMOの刺繍がなされたオプションのレカロ製専用スポーツシート(37万4000円/2脚)と相まって、ドライバーにプレミアムな気分を味あわせてくれます。
見た目だけじゃないのが日産 リーフ NISMO(MY20)。専用ダンパーとスプリングによって足を引き締めたほか、リアのバンプラバー(サスペンションの底付緩衝材)をノーマルのゴムからウレタン製へと変更。これによりコーナリング速度がアップしているのだとか。
さらにステアリングのギヤ比が18.3から14.9へと変更。この14.9という値は「フェアレディZ」などスポーツカーと同等レベルなのだそう。また、EPS(電動パワーステアリング)の制御定数をチューニングし、少ない操舵角でのコーナリングを可能とするとともに、ドライバーが意図した通りのステアが切れるよう、しっかりとした操舵力を実現しています。
パワートレインそのものは日産 リーフと同じですが、制御プログラムを徹底的にスポーツ仕様にしたとのこと。EVというと、エコカーのイメージが強いですが、それだけじゃツマラナイ! という日産からの提案といえるでしょう。
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