純情のアフィリアに所属する小柄な寺坂ユミさん(通称:ASCII.jp自動車部ゆみちぃ部長)が、毎月1回憧れを抱いているというMINIに触れる「MINIミニ大作戦」。過去2回はショップやオフ会にお邪魔して、MINIカーライフの夢を見てきました。そして今回から、いよいよ実際に現行ラインアップの試乗編となります。
そんな栄えあるちゃんとした試乗第1回。部長は「私でも手が届きやすいMINIに乗りたい」とエントリーモデルをご所望したのですが……、またしても当方の手違いによりMINIのラインアップで最も高額なモデルを手配してしまったのです。その名はジョン・クーパー・ワークス クラブマン。
最初だからこそ最高のモデルを
「だから、なんで最初からジョン・クーパー・ワークスなんですか!」と、ゆみちぃ部長は文句たらたら。その理由は第1回記事に詳しいので割愛しますが、部員の謀反により、純情な乙女心に「ジョン・クーパー・ワークスは恐怖のクルマ」というトラウマが刻みこまれたのです。決してクルマ側が悪いわけではありません。
「だって何の車種にしようかと迷った時に、店舗にあったカーグラフィックの抜き刷りカタログに『ジョン・クーパー・ワークスという選択』と書かれていたんだもん」と車両を手配したK部員は、可能な限り可愛く弁明するのですが「だから前回『ジョン・クーパー・ワークスという選択は、今のところない』と言ったじゃないですか」と激おこぷんぷん丸。さらに部長は「同じネタを何回もやらないでください」と、知多半島出身の部長は関西の血も入っているのか、鋭いツッコミ部長ぶりも発揮します。
念のため申し上げますと、カーグラの抜き吊り云々はボケでして、ASCII.jp自動車部としては「最初に最上位クラスのモデルに触れてからの方が、色々なモデルに乗っていく際にわかりやすいのでは?」という意図が一応あったりします。ということで、ジョン・クーパー・ワークス クラブマンに試乗してもらうことになりました。
ジョン・クーパー・ワークスとは、MINIのラインアップの中でスポーツモデルにつけられたグレード名。クラシックMINI生みの親であるアレック・イシゴニスの友人であり、F1やラリーなどのモータースポーツシーンで活躍したジョン・クーパー氏をオマージュしたモデルと位置づけられています。ジョン・クーパー・ワークスは、今回試乗するクラブマンのほか、オリジナルの3ドアハッチバック、コンバーチブル、クロスオーバーの4車種がラインアップされており、フロントグリルには小さくも誇らしく、そのバッジが取り付けられています。ゆみちぃ部長は街でジョン・クーパー・ワークスのバッジを見る度に「コイツ、只者じゃない」と一目置くようになったのだとか。
クラブマンは、MINIのイメージを残しながら、よりワイドでロングなボディーとすることで居住性や積載性を向上させた車種。ボディーサイズは全長4275mm×全幅1800mm×全高1470mmとCセグメントハッチバックの中でも立派なサイズに仕上げられています。
観音開きだからこその収納力!
クラブマン最大の特徴といえばリアに設けられた観音開きのドア。開けばフル乗車でも360L、リアシートを倒せば最大1250Lという、BセグメントSUVも顔負けのラゲッジスペースが姿を現わします。部長はクラブマンが大変お気に入りで「友達とクルマに乗ってお買い物すると、荷物がいっぱいになっちゃいますからね。だから荷物はいっぱい載れるクルマがイイ」と、ラゲッジ容量は重要なのだそう。さらに「大きなバックドアって、ショッピングセンターで後ろの壁とかに当たっちゃいそうで開けない時があるんですよね。だからこの観音開きはとてもうれしいです」と、自動車評論家並の解説付きで、部員たちに説明してくれます。数ヵ月前までクルマにあまり興味がなかった部長が、ここまで成長されたことに部員一同、大変感慨深いです。
というわけで、ASCII.jp自動車部ではおなじみの「ラゲッジスペースで寝っ転がって、カワイイ1枚」を希望したのですが、諸般の事情により今回はナシ。足を伸ばした状態でパチリとなりました。乗車した部長によると「これで車中泊は無理ですね」だそうです。
クラブマンのもう一つの魅力が後席の広さ。実は初回取材時に3ドア車を2台乗ってもらっているのですが、小柄な部長をもってしても「後席は狭く感じました」のだとか。「でもクラブマンだと足元が広くてイイです。これなら長距離ドライブでも、どの席でもみんな快適ですね」なのだとか。ちなみに、中央のエアコンダクトの下にはUSB端子も用意されているので、スマホの充電も可能です。
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