アイドルユニット「純情のアフィリア」の組長にして、ASCII.jp自動車部のゆみちぃ部長でもある「あっち、こっち、ゆみちぃ」こと寺坂ユミくん(夕刊フジ表記)。最近は「純情のアフィリア ワンマンライブ 魔法陣と水の妖精 ~Magic Circle and Siren of Water fairy 2021 ワンマンツアー」にグラビア撮影、販促イベントと大忙しです。ちなみに組長とはコンサートのMC中、メンバーの一人が「ゆみちぃ」と言うところを噛んでしまい「組長」と聞こえたことに端を発します。さらにそこから「ユミ長」という言葉まで生まれてしまい……。もはや何が何だかよくわかりません。
そんなゆみちぃ部長ですが、先日行なわれたワンマンライブのステージ上でハンドルを握るポーズをするなど、クルマの運転にどっぷりハマっている様子。どうやらツアーの合間にクルマを借りて出かけたりしているようです。
クルマが好きになったゆみちぃ部長にとって、長年憧れているクルマはMINIなのだそう。そこでASCII.jp自動車部は、表向きは小柄なゆみちぃ部長にMINIを堪能してもらう、本音を言えば物欲を焚き付けて、あわよくば買ってもらおうという話に。こうして月イチの連載企画「MINIミニ大作戦」がスタートしました。4回目の今回はゆみちぃ部長たっての希望により最もベーシックなMINI Cooper 3Doorです。
素だからわかるMINIの魅力
過去2回、部員Kの手違いによりMINIのスポーツグレードであるジョン・クーパー・ワークス(以下JCW)を試乗させられたゆみちぃ部長。部員Kに対して「お怒りゲージMAX」の「激おこぷんぷん丸」(古)状態です。「次は普通のMINIにしてください!」と頬を膨らませながら怒る顔も「部長かわいいよ部長」で、部員Kは「何度怒られてもイイ」と思っているのですが、目が本気と書いてマジと読む状態でしたので「普通とは?」とオーダーを伺うことに。するとゆみちぃ部長は「最もお手頃価格のMINIにしてください」と即答。こうしてアフィリア組長の圧力に屈した部員Kは、MINI Cooper 3Doorを手配する運びとなりました。組長恐ろしいよ組長……。
広報車を手配した部員K。お手頃価格ということでお借りしたわけですが、車両にあった広報車の価格表を見てビックリ! なんと439万4000円というではないですか! 正確を期すと、車両本体価格が329万円、オプション総額110万4000円になるのですが「このクルマ、思ったよりお高いのね……」「オプションだけで110万円もするの!?」と唖然。
ですが、ふりかえってみると、前回お借りしたMINIの最上位グレードといえるJCW Clubmanの価格はオプション込み626万円と、今回の試乗車との差額は200万円弱しかないことに気づきました。車両本体だけでみてもJCW Clubmanが571万円ですから約250万円しか変わらないのです。いかがでしょう? 思ったより価格差が少ないように感じませんか? そして「あんなハイパフォーマンスのJCWって、実はお買い得グレードかも」などと思ったり。もちろん626万円が高いことに変わりありませんが。
ですが、話を3Doorモデルに限定すると見方が変わります。MINIのグレードは主に搭載するエンジンで分けられており、今回の試乗車である約130馬力のCooper(329万円)の下には、約100馬力のONEというモデルがあり、こちらは277万円(52万円差)。Cooperの上に位置する約190馬力のCooper Sが397万円(68万円差)。約230馬力を誇る最強のJCWに至っては482万円(99万円差)。ちなみにディーゼルエンジンを搭載したCooper Dも用意されており、こちらは346万円。今度は価格差が大きく感じませんか?
つまり、グレードを横断すると「どうせ買うなら頑張ってJCW Clubmanまで行っちゃえ!」と夢をみてしまうのですが、最初から3Door一択とすると「Cooperってオトクかも」という絶妙な値付け。このようにMINIは、グレード差が明確である一方、3Doorだからエントリー、Clubmanだから上位、という車格の印象が少ないクルマといえそうです。
「求める走り(グレード)を決めてから、ライフスタイルに合わせてドアの枚数や大きさ(ボディーサイズ)を選ぶクルマ」なのかもしれません。「だから、正式な製品名が“MINI Cooper 3Door”と、Cooperが先に来るのか」と妙に納得した部員Kでした。
小柄で小回りも効くが荷物はあまり載らない
話をお買い得モデルであるCooper 3Doorに戻しましょう。今回の試乗車は、チリ・レッドというビビッドな色に白のストライプ(オプション)と、実に可愛らしい1台です。ゆみちぃ部長もカワイイを連呼するほどの大絶賛。男性部員2名的には「乗るにはちと派手だなぁ」なのですが、女の子とポップな色のMINIって似合いますよね。相当気に入ったのか、あちらこちらを見まわたします。そしてJCWのエンブレムがないでことに一安心。そして「エンジンフードに穴がない!」と目ざとくチェック。そうです。Cooperグレードには、JCWやCooper Sのような穴はないのです。ですから、一層丸みの帯びたボディーが強調されるように見えるようです。
「この白いストライプが可愛い!」とゆみちぃ部長。「いやいや、ゆみちぃ部長の方が可愛いですよ」と切り返す部員Kに、ゆみちぃ部長は完全スルー。ションボリしたので「こちら2万1000円になります」とお伝えしたところ、それを受けたゆみちぃ部長は「え? たかっ!」と、大きな目をさらに大きく見開いて驚きの表情に。さらに「このクルマ、いくらだと思います?」との問いに「わからないんですが……、(初回取材時の)ショールームにあったMINIがコミコミで430万円くらいでしたから、300万円位ですか?」という見積りに対して、前出のオプション込み金額を伝えた瞬間、ゆみちぃ部長は完全に沈黙。
しばらくしてから「そんなに高いんですか?」とプライスリストを自ら確認し、オプション合計が100万円を超えていると知るや、車両を見ながら「これが〇〇万円、こちらが△△万円……」と内容を確認。そして「〇〇は必要だけど、××はイラナイ。△△って後付けできますか?」と、ゆみちぃ部長は謎の見積書作成に取り掛かったのでした。「どうせローンで買うんだから、付けちゃいなよ」と思われるでしょうけれど、ゆみちぃ部長はファイト一発、現金一括主義。支払い金額を可能な限り下げたいようです。
ボディーサイズは全長3865mm、全幅1725mm、全高1430mmとBセグメントとしては全長は短めだけれど、立派に3ナンバーな大きさ。「大きさはイイ感じ。この位がちょうどいいです。あと小回りが凄く効く」とゆみちぃ部長は相当に気に入られた様子。オッサン部員達も「MINIといったら3ドアだよな」と全員がニコニコです。ちなみに最小回転半径は5.3メートル。軽自動車と比べると半径は大きめですが、全長が小さいので車庫入れとかがラクに思えるのでしょう。
車庫入れに挑戦するゆみちぃ部長。以前は何度も切り返しをされたのですが、最近レンタカーを借りているためか自信がある模様。ですが、なぜか斜めに入庫してしまい上手くいかず……。数回切り返し入庫すると「このクルマ、ギアをバックにするとミラーが自動的に下を向くんですよ! だから感覚がつかみづらいんです。あと、カメラでは真っすぐだと思ったのですが、実際は少し斜めになっているみたいなんですよ」と、MINIの各種親切機能に対して、どうもお気に召さない様子。まぁ慣れだと思いますが……。
リアをチェックするゆみちぃ部長。ユニオンジャックを彷彿させるテールランプを絶賛です。ゆみちぃ部長にとって「クルマは荷物が載ってナンボ」だそうで、荷室の容積は気になるところ。「ちょっと小さいんですね」とゆみちぃ部長は少しションボリの様子。容量は211リットルで、国産Bセグメントの「FIT e:HEV」や「NOTE e-POWER」の330リットルよりも少ないのです。
後席シートを倒せば荷室は拡大。ちなみにフルフラットにはならず「車中泊は無理ですね」とゆみちぃ部長は即答。どうしてもASCII.jp名物「女子のラゲッジスペースで寝っ転がりカット」を掲載したい部員Sは「前席を倒せばワンチャン」と食い下がりますが、残念ながら「寝れません!」というわけで撮影は拒否されてしまいました。期待されていた皆様、誠に申し訳ございません。
後席をチェックしましょう。まずは身長185cmと大柄な部員Kも挑戦したのですが、乗り降りに一苦労。なんとか座ると、天井は大丈夫だったのですが、やはり足が当たってしまい、長時間ドライブはちょっと……。続いて小柄なゆみちぃ部長が挑戦。ササっと乗り込むも「ちょっと狭いですが、平気ですね」とのご判断。普段は1~2人、たまに3~4人で出かけるというカーライフを考えられている方にピッタリのクルマといえそうです。
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