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あのクルマに乗りたい! 話題のクルマ試乗レポ第138回

ゆみちぃのMINIミニ大作戦

BMW「MINI」の魅力を知るためにジョン・クーパー・ワークスとオープンモデルを乗り比べた

文●栗原祥光(@yosh_kurihara) モデル●寺坂ユミ(@129Ym_afilia)編集●ASCII

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 今年3月から「純情のアフィリア電脳部」のスピンオフ企画として始まった寺坂ユミさんのクルマ体験。寺坂ユミさんをASCII.jp自動車部の「ゆみちぃ部長」としてお招きし、過去6台のクルマを試乗したほか、教習所のペーパードライバー教習を実施してきました。その経験もあってか、運転への自信を取り戻しただけでなく、今では休日にレンタカーを借りてドライブするなど、カーライフを楽しまれているようです。

 そんな寺坂さんから「これに乗ってみたいんですけれど……」というリクエストが編集部に届きました。今年初めの時点でクルマに興味なかった女子が、乗りたいと言い出すまでに成長したことに、我々ASCII.jp自動車部一同は感無量です。それではその夢、叶えましょう!

乗ってみたいクルマはズバリ「MINI」

MINIのエンブレム

 ゆみちぃ部長が乗ってみたいクルマは、ズバリ「MINI」。その理由は「街で見かけて、すごくカワイイなって思ったんですよ。それにユニオン・ジャックが似合うのもイイですね。どこかロックな感じがして」と、ファッションアイテムのようにクルマを見ているようです。MINIの魅力について熱弁をふるう部長を横目に見ながら、部員の一人がとんでもない事を言い出しました。「つまり、小柄な部長がMINIに乗るというわけですね。実に素晴らしいじゃないですか、やりましょう」。というわけで「ゆみちぃ部長のMINIミニ大作戦」と相成りました。

MINI CLUBMAN(写真はクーパーS仕様)

 MINIは色々なモデルがあります。そこで希望する車種を尋ねたところ、部長から「MINIには、どんな種類があるのですか?」と、まさかの逆質問が。ならば一度見に行こうということになり、お台場のMINI旗艦店「MINI TOKYO BAY」にお邪魔することなりました。写真やホームページの写真より、実際の車両を見た方が話は早いですからね。百聞は一見にしかずです。

MINIのフラグシップストアMINI TOKYO BAY

 MINI TOKYO BAYは、新交通ゆりかもめ「東京国際クルーズターミナル」駅か「青海」駅から歩いて3分ほどの場所にあります。近くにはヴィーナスフォートやガンダムユニコーンの立像、ダイバーシティ東京などがある好立地で、買い物や遊びのついでに立ち寄れれます。ですが部長は、仕事やプライベートで台場に来ることが多いそうなのですが、「前から黒い建物は気になっていたんですよ。でも、どこか敷居が高そうで入店したことはなかったです」なのだとか。でも、本当はとてもフレンドリーで魅力的な店舗。食わず嫌いはいけません。

MINIだらけの店内に大喜びの部長

 「うわぁ! MINIがいっぱいある! MINIだらけです!」と、静かにはしゃぐ部長。当たり前です。ここに他車のクルマがあったらオカシイです。って思ったら、同じ敷地内にBMWのクルマやモトラッド(バイク)の姿があるじゃないですか! というのも、現在MINIはBMWのブランドで、MINI TOKYO BAYとBMW TOKYO BAYは併設されているのです。

排気量1800ccの大型バイク「R18」にまたがる部長

 外にBMWモトラッドのフラグシップバイクで排気量1800ccの水平対向2気筒エンジンを搭載したR18が展示されていたので、それにまたがる部長。バイクの乗っているというより、乗せられているという感じで、実にカワイイではありませんか! ちなみに部長はバイクの免許を持っていないので運転することはできません。

MINIとBMWの関係とは

現在のMINIが登場したのは2001年から

 せっかくなので、MINIとBMWの関係について少し触れたいと思います。もともとMINIは1959年、イギリスで誕生しました。その後、小さいながらも4人乗れるという実用性はもちろんのこと、愛らしい形もあって大衆車としてはもちろんのこと、ファッショナブルなアイコンとして世界的に人気を博します。こうして2000年まで一度も大きな変更をすることなく、41年間に約540万台を生産するロングセラーモデルとなりました。BMWの手によるモダナイズされた新生MINIが登場したのは2001年のこと。日本では2002年3月2日(ミニの日)から販売を開始しました。クラシカルなデザインでありながら実用的ということもあり、国内輸入車売り上げの上位に入る人気モデルに。今では街で見かけない日はないほど定着しました。

MINI COOPER S 5 DOOR

 話を店内に戻して、部長が最初に見つけたのは、アイランド・ブルー・メタリックのボディにホワイト・ボンネット・ストライプが入った5ドアのMINI COOPER S。純情のアフィリアにおいて「アクア」がメンバーカラーである寺坂ユミさんは、形はもちろん色に惚れたようで「コレがイイ!」といきなり取材終了ともいえる発言が飛び出します。「後ろの人が乗りやすいから、5ドアがいいな」と、部長は展示車を目の前に、すでにドライブの構想を頭に描きます。ですが現実はそう甘くなく、展示車の横に書かれていた「車両本体価格414万円(税込)、オプション装備品合計19万1000円、合計金額433万1000円」というプライスに言葉を失います。そして「こ、こんなに高いんですか?」と部長、心の声がダダ洩れていますよ。

伊勢丹メンズとのコラボレーションモデル「MINI CLUBMAN SAVILE ROW EDITION」

ヘリンボーンのストライプがカワイイ!

 続いて部長が気になったのは、MINI CLUBMAN SAVILE ROW EDITIONという特別仕様車。背広の語源にもなったという説があるイギリス・ロンドンの伝統的なテーラーが並ぶ通りの名前SAVILE ROW(サヴィル・ロウ)を冠したトラッドな1台です。実は伊勢丹メンズとのコラボレーションモデルで、伝統的なテキスタイルである「ヘリンボーン」をあしらったオトナのクルマに仕上げられています。「このストライプ、とてもカワイイですね。それに5ドアよりも室内が広いみたい。これもイイなぁ」と部長。ちなみに車両本体価格は475万円。

MINI CLUBMAN

MINI CLUBMANの観音開きバッグドアに驚く部長

荷室が広く使い勝手がよいMINI CLUBMAN

オプションのレザーシート

室内に満足の部長

 広い室内と荷室の容量でMINI CLUBMANが気に入ってしまった部長。店内に展示されている、もう1台のクラブマンにも興味津々です。ペッパー・ホワイト・ソリッドのボディーカラーに、モルト・ブラウンのレザーシートという組み合わせの1台に「この室内の色、とても落ち着いていてイイですね。素敵」と笑顔に。こちら車両本体価格は399万円となりますが、部長が気に入っていたレザーシートはオプションで、そのオプション装備品の合計金額が69万7000円! 展示車両価格は468万7000円となります。「やっぱり400万円以上が必要なんですね……」と夢見る少女は現実を知った様子。ですが、ここで同行するお目付け役のマネージャーさんから「月々2万円で買えるみたいよ」という悪魔の言葉が。これは頭金200万円で残価設定ローンを組んだ時の話。いきなり現実的な金額に心が動く部長ですが、「クルマが月々2万円だとしても、それに月々の駐車場代に任意保険料、ガソリン代、高速代がかかるから……」と、再び現実に戻ったりと大忙し。「現金一括で買う! 貯金するしかない!」と、クルマ購入のための貯金を宣言したのでした。今まで以上にお仕事を頑張ることでしょう。

ハイパフォーマンスモデル「ジョン・クーパー・ワークス」の展示ブース

専用のホイールやブレーキ、サスペンションが奢られる

SUVタイプのスポーツモデルMINI JOHN COOPER WORKS CROSSOVER

CGの抜き刷りカタログ「ジョン・クーパー・ワークスという選択」を見る部長

 店内を見回すと、黒を基調とした店内の一角に、まるでピットガレージのような演出がされた空間が。すると部員の独りが「ジョン・クーパー・ワークスじゃないか!」と声を挙げるではありませんか。ジョン・クーパー・ワークスとは、MINIの中でもスポーティーな走りの楽しさに特化したモデル。ですが、当然ゆみちぃ部長がその事を知るわけもなく。オッサン部員は「その昔、モンテカルロラリーで……」と延々と説法をしたくなるのですが、時間も限られていますので、近くにあった自動車専門誌カーグラフィックの抜き刷りカタログ「ジョン・クーパー・ワークスという選択」を手渡し、「部長、迷ったらジョン・クーパー・ワークスにすれば間違いないらしいっスよ」とお伝えしました。純情な部長は「なるほど! ジョン・クーパー・ワークスにすればイイんですね!」と決断した様子。

店内中央スペースには、カウンターのようなスペースがある

MINIの書籍を読む部長

 店内の中央には、カウンターのような休憩スペースがあり、とりあえずいったん休憩する部長。テーブルカウンターにはMINIに関する雑誌や書籍が並び、カスタマイズ例や歴史を学ぶことができます。「MINIって、ユニオン・ジャックが似合うんですよね」と、休みながらカスタマイズに夢を膨らませる部長でした。

純正オプションとして用意されているミラーカバー

ユニオン・ジャック柄のミラーカバー

ユニオン・ジャックなテールランプも

 店内には純正オプションのドアミラーを数多く展示されているのですが、その中にはユニオン・ジャック柄もあり、部長はここでもトキメキを感じた様子。また、ユニオン・ジャックのテールランプに交換することができるようで、「これですよ! カワイイ!」と興奮。

カラーサンプルを見る部長。「ジョン・クーパー・ワークス」グレードの中から、この仕上げを選べば間違いありません!

ボディーカラーはIseland Blue metallicがイイと部長

室内はモルト・ブラウンのレザーをご所望

 MINI TOKYO BAYはディーラーでもありますので、ボディーカラーや室内サンプルの展示もされています。「この色とこの室内の組み合わせがイイな」と未来のマイカーについて思いをはせていると、周りの部員から「初めてのクルマは、高くても自分の好きな仕上げの新車にした方がいいよ。その方が大切に乗るようになるし」と物欲燃料をガンガン投入され、もはや契約待ったなし状態に追い込まれる部長。我ら部員だけでなく「今、ここでハンコを押すだけで、月々2万円でMINIが買えるのよ」とマネージャーさんからも追い打ちをかけられるのですが「いや、貯金して現金一括払いをする。営業マンさんに札束を叩きつける」と部長は鉄の意志を見せます。

クルマだけじゃない! 素敵なMINIグッズもいっぱい

数多くのMINIグッズを、寿司ざんまいポーズで表現するゆみちぃ部長

ストライプがカワイイ、60周年ライフスタイルコレクション

緑のプリントTシャツ

MINIのステーショナリー

フレグランスもある

 店内にはクルマだけでなく、MINIのロゴなどをあしらったライフスタイルアイテムがいっぱい。ウェアやキーホルダーなどのアクセサリーに限らず、フレグランスや大型バッグ、アイウェアと多種多様。さらにキッズ用のアイテムも用意されているというから恐れ入ります。これらは「どれもMINIの世界観で作られています」というアテンダントさんの言葉の通り、ファッショナブルでハイセンスですから、女子の心をくすぐらないわけがありません。ゆみちぃ部長の物欲をガンガンくすぐり、まさにウインドウショッピング状態に。実際、店内取材の中で、このブースにいた時間が最も長かったのです……。

MINI防災セット(3万8500円)

「サイズ感がわかるように全身撮ります」とカメラマンがしゃがむと、「ミニスカートばかり撮るつもりでしょ!」とほほを膨らませる部長

 その中で、最初にゆみちぃ部長の気を惹いたのがMINI防災セット(3万8500円)。乗車中の被災に役立つ簡易トイレや折り畳みバケツ、ランタン、ラジオ、電子ケトルなどを、オリジナルバックパックに納めたものです。「最近、防災グッズを揃えたんですよ。でも、これが意外とお金がかかるし、綺麗にまとめるのに苦労したんです。これを買えばよかったなぁ」と、部長は意外にもしっかり者の面をみせます。「このバッグが凄くカワイイ。これだけ売って欲しい」とオネダリも。こちら単品の販売はしておりません。

MINIトローリー(3万3800円)

 続いて気になったアイテムがMINIトローリー(3万3800円)。「ライブの遠征に行く時、ハードケースタイプのローリングバッグを使っているのですが、いいサイズ感がないんですよ」という長年の悩みがあったようで、「このサイズ、重さイイ! わかっている」と、何がわかっているのかワカラナイのですが、大変気に入ったご様子。実はゆみちぃ部長、この取材後に悩みに悩んでお買い上げしてしまいました。こんなに買い物をしていたら、MINI購入貯金が……と心配になる部員に対し、「ASCII.jpの取材って、イイモノにばかり触れられるので、後日つい買っちゃっうんですよ。ホント赤字なんですよ!」と部長は苦笑い。

エントランスのテーブルでチョコレートドリンクを飲んで一休み

 こうしてショールーム取材は終了。エントランスではドリンクの販売もしていたので、冷たいチョコレートドリンクを飲んでひと休みとなりました。当然見たからには、乗りたくなるというもの。そこでMINI TOKYO BAYの試乗車に乗って、お台場周辺をぐるりとする運びとなりました。

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