富士通は1月27日、国内の主力データセンターである「館林システムセンター」と「明石システムセンター」に新棟を建設すると発表した。増加するクラウド需要やデータセンター活用のニーズに対応するためで、国内最高水準のICTファシリティ基盤を備え、SDN(Software Defined Networking)などの最新技術を実装。IoT(Internet of Things)やクラウドビジネスを加速させる中核拠点にするという。
新たな「館林システムセンターC棟」は、延床面積3万9000平方メートルで、収容ラック数は4000、開設予定は2016年4月。もう一方の「明石システムセンターF棟」は、3200平方メートルの500ラックで、開設予定は2016年7月。どちらも免震構造で、日本データセンター協会が定めるファシリティスタンダードは最上位のティア4となる。


