「FUJITSU Managed Infrastructure Service データセンターマネジメントソリューション」
富士通のノウハウで、自社データセンターを運用支援
2015年04月09日 20時13分更新
富士通は4月9日、データセンターの構想、計画、設計、構築、運用の各フェーズを支援するサービス「FUJITSU Managed Infrastructure Service データセンターマネジメントソリューション」の販売開始を発表した。
本サービスでは、20年以上におよぶ国内外100拠点以上の自社データセンターの構築と運営で培ったノウハウと、「FUJITSU Managed Infrastructure Service グリーン・インフラ・ソリューション」を提供する富士通一級建築士事務所のノウハウを体系化。顧客企業のデータセンターのライフサイクルに沿ったサービスを提供するものです。これにより、顧客企業が所有するデータセンターの継続的な価値向上に貢献していくという。
4段階あるサービスメニュー
(1)データセンター構想立案支援 富士通の持つデータセンター事業のノウハウをベースに、データセンターにおけるICT、ファシリティの最新動向や投資回収計画策定など、顧客企業におけるデータセンター構想の立案を支援する。
(2)ICT運用の改善と立ち上げ支援 ICT機器の運用プロセスや運用体制などを、計画から構築までサポート。運用作業の負荷軽減と効率化のため、リモートでのICT運用も提供する
(3)ファシリティ運用の改善と立ち上げ支援 データセンターのファシリティ運用において管理すべき項目を洗い出し、電源や空調、セキュリティなどのファシリティ運用設計を支援する。また、顧客に代わりファシリティ運用を請け負うことも可能。
(4)ファシリティインフラの改善と立ち上げ支援 データセンターの立地調査や要件整理、設計、施工/施工監修、定期診断をサポート。ファシリティの消費電力量を削減し、柔軟なICTシステムの拡張、さらには予算に応じた段階的なファシリティ最適化の実施を支援する。
FUJITSU Managed Infrastructure Serviceデータセンターマネジメントソリューションの価格は個別見積もりで、2019年度末までに50億円の売上げを見込む。


