(株)テンアートニは、米SteelEye Technologyが開発するクラスタソフトウェア『LifeKeeper for Linux v4.1.1』を発売した。
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『LifeKeeper for Linux v4.1.1』 |
『LifeKeeper for Linux v4.1.1』は、最大32ノードまでのフェイルオーバークラスタを構築することができるソフトウェア。IPフェイルオーバー、共有ディスククラスタのフェイルオーバーに対応しており、アプリケーション単位でのフェイルオーバー機能なども実現できる。
今回のバージョンでは、オプションとして用意されている『アプリケーション・リカバリーキット』(以下、ARKs)の汎用版『Generic ARKs』が新たに用意されている。ARKsは各アプリケーションのリソース定義、リソース間の依存関係定義、障害検出、フェイルオーバー、運用管理などの機能を提供するもの。『Generic ARKs』により、これまでARKsが対応していなかったアプリケーションを、管理インターフェイスを利用して保護することが可能になったという。また、新たに『Apache Recovery Kit』と『Samba Recovery Kit』が用意された。
『LifeKeeper for Linux v4.1.1』の動作環境は以下のとおり。
- 対応ディストリビューション……Red Hat Linux 6.2/7.1/7.2/7.3、Turbolinux Server 6.5、MIRACLE LINUX Standard Edition V1.1/V2.0、Caldera OpenLinux eServer 2.3/2.3.1、SuSE Linux 7.2/7.3/8.0
- メモリ……64MB以上
- HDD……12MB以上の空き容量
価格は1ノードあたり48万円で、9月10日より出荷開始される。
