大塚商会グループの(株)テンアートニが昨年(1999年)末、第三者割当増資を実施して8億円の資金調達を行なっていたことを発表した。出資したのは、インテル、NEC、コンパックコンピュータ、日本SGI、大和證券、JAFCO (ベンチャーキャピタル)の6社。各社ごとの出資金額は非公表。
8億円のうち4億円を資本金に組み入れることで、テンアートニの資本金は6億円となっていた。
今回の増資は東証マザーズへの上場を視野に入れたものだという。
テンアートニは1999年度、Java受託開発が2億6000万円で前年比5倍、Linux事業が1億4000万円で同10倍と急成長を遂げてているという。2000年度はJava受託開発、Linux事業ともに5億円の売り上げを目指す。
