外食産業の(株)ニュートーキヨーと、JavaとLinuxでシステムインテグレートを行なう(株)テンアートニは、共同で開発したJava ServletとLinuxによる受発注システム「セルベッサ(CERVEZA)(※1)」を、「オープンソース」として公開した。
ソースの提供形態だが、ソースコード、実行プログラム、インストールの説明書のダウンロードが可能なほか、セルベッサの使用、改変再利用、改変再販売も無償で行なうことができる。また、テンアートニでは、改変したソースコードを再登録する仕組みを用意し、システムのバリエーションを拡げていく方針。テンアートニはこれにより、サポートサービスなどの収益をねらう。
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セルベッサのクライアント画面 |
セルベッサは、バックエンドのデータベースにOracle 8 for Linuxを採用し、Java ServletやXMLによるアプリケーションサーバを構築。ニュートーキヨーのチェーン200店舗を結ぶ。
なお、日刊アスキー Linuxの連載コラム「SIから見たLinux」で、テンアートニの佐藤氏がセルベッサについて詳しく語っている。
※1 スペイン語でビールの意