(株)テンアートニは、PHPアプリケーション統合開発環境『Zend Studio 2.0 日本語版』を発売した。
『Zend Studio 2.0』は、イスラエルZend Technologiesが開発したPHPアプリケーション統合開発環境で、日本語化は(株)テンアートニが行なっている。これまでのバージョンは『Zend IDE 1.0』として提供されていたが、今回のバージョンからは名称を変更した。
機能的には、これまでクライアント・サーバ構成が必要だったデバッグ作業をクライアント単体で実行できるようになったほか、コード補完機能、GUIの改善、ヘルプ機能の強化などの改善がなされている。今回発売された日本語版では、メニューやヘルプの日本語化だけでなく、日本語文字コードへの対応なども図られている。また、オープンソースですぐに利用可能なPHPアプリケーションも収録されている。
製品は、HTMLおよびPHP開発用エディタ『Zend Development Environment』、リモート開発環境である『Zend Studio Server』、『Zend Debug Server』、PHP 4.1.0、Apache 1.3.22を統合した『Zend Server Center』、ヘルプ、マニュアルを提供する『Zend Information Center』、オープンソースのPHPアプリケーションで構成される。
動作環境は以下のとおり。
- 対応プラットフォーム……Windows 98/Me/NT4.0/2000/XP、Mac OS X(英語版ベータのみ、サポートは提供されない)、Linux
- CPU……233MHz以上(500MHz以上推奨)
- HDD……クライアント50MB以上、サーバ10MB以上
- メモリ……128MB以上(192MB以上推奨)
価格は4万5000円で、出荷開始は3月下旬の予定。
